パワーエレクトロニクス重要部品の機械的構造が完成した後、新たに建設されたEVxの試運転が予定通り6月に開始。現地の国�電力�への完全相互接�は今年の第4四半期に行われる予定

このシステムは、現在世界全体の蓄電容量の約90%を占める既存の揚水発電所に代わり、より経済的で拡張性を持ち、持�可能な代替手段となる、世界初のグリッドスケールの商用重力蓄電システムになる

上海郊外の風力発電所に隣接して建設されたEVxシステム「25MW」が、世界最大級の長期蓄電システムになる

(ビジネスワイヤ) -- 持�可能なグリッドスケールの蓄電ソリューションをリードする企業、エナジー・ボールト・ホールディングス(NYSE:NRGV)(以下「エナジー・ボールト」または「当社」)は、パートナーのアトラス・リニューアブルおよび中国天楹(CNTY)と共に、世界初のグリッドスケールEVx重力蓄電システム(GESS)が試運転の第一段階に入ったことを発表しました。

本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください。:https://www.businesswire.com/news/home/20230801699500/ja/

Energy Vault Announces Commencement of Commissioning of World’s First EVx™ Gravity Energy Storage System (Photo: Business Wire)

上海郊外、中国江蘇省如東県に位置する25MW/100MWhのEVx GESSは、風力発電所と全国送電�相互接�サイトに隣接して建設され、再生可能エネルギーの貯蔵と供給を通じて中国の全国送電�を増強し、安定させます。パワーエレクトロニクスと、非常に効率が高い新たな「リボン」リフティング・システムの試運転は6月に開始されました。このシステムでは、現地の国�送電�当局との計画通り、第4四半期には送電�が完全に相互接�される見込みで、そうなればEVxは世界初の商用・実用規模の非揚水式重力蓄電システムとなります。2020年半ばにスイスで送電�が相互接�された最初の5MW EV1タワーが出した優れたラウンドトリップ効率(RTE)結果(75%�)に基づくと、効率チェーン設計を強化した新しいEVxシステムのRTEは80%を�えると予想され、機械式、熱力学的プロセス、圧縮空気、フロー電池システムなど他のあらゆる形態に対して、エネルギー貯蔵効率の観点でリーダー的存在となります。

エナジー・ボールトの会長兼最高経�責任者(CEO)であるロバート・ピコニは次のように述べています。「パートナーのアトラス・リニューアブル並びに中国天楹とともに、世界初のEVx重力蓄電システムの試運転開始という重要なマイルストーンを達成し、��的な進展をお知らせできることを嬉しく思います。2022年3月の建設開始以来、チームの開発のペースと質は並外れたものでした。特に、建設初年度だけで新型コロナウイルス関連の作業停止が2回あったことを考慮すると、素晴らしい成果です。これは重要なマイルストーンですが、2022年に発表された、エナジー・ボールトの重力蓄電技術を用いて中国における複数の「ゼロカーボン・パーク」イニシアチブをサポートするプロジェクトなど、複数ギガワット時の重力蓄電構築について現地発表が最近行われたこともあり、中国での私たちの仕事はまだ始まったばかりです。より長期間のエネルギー貯蔵に対する需要が高まっているため、この最初のEVx導入だけでなく、世界中で計画されている今後の重力技術の展開について、さらにお知らせできることを楽しみにしています。」

アトラス・リニューアブルの最高経�責任者(CEO)エリック・ファン氏は、次のように述べています。 「このマイルストーンは、世界最大の経済大国である米国と中国が協同して気候変動に取り組むという、前例のない協力関係がなければ達成できなかったでしょう。エナジー・ボールトの画期的で革新的な技術は、中国のクリーンエネルギー移行と30-60脱炭素政策を支援する上で、重要な役割の最先端にあります。私たちは、地方や国の送電�当局と最大限に連携しながら、中国の全国送電�に対して再生可能エネルギーの貯蔵と供給を開始するため、効率的なシステム試運転プロセスに引き�き注力していきます。エナジー・ボールトEVx技術の初導入は、世界的な脱炭素技術パートナーシップのモデルとなるでしょう。また、以前発表したように、私たちは中国における同社重力技術の複数ギガワット時導入にすでに取り組んでおり、中国が現在目指している30-60ネット・カーボン・ニュートラル計画を支援し、願わくは加速させようとしています。」

中国天楹の子会社であるJiangsu Nengying New Energy Technology Development Co., Ltd.は先週、中国河北省懐来県に100MWhの重力蓄電プロジェクトを追加する契約を懐来県人民政府と締結したことを発表し、エナジー・ボールトの重力技術の市場導入を強調しました。このプロジェクトは河北省存瑞鎮で展開され、該当地域のデータセンターに安定した環境に優しいグリーン電力を供給するものです。この事業拡大は、エナジー・ボールトの重力蓄電技術に対する強い需要、現地の建設チームと事業開発チームの実行力を示すものであり、エナジー・ボールトの重力蓄電技術が世界中の二酸化炭素排出量を削減する上で、ごく近い将来に結果をもたらすことができる影響力の表れです。エナジー・ボールトは、2023年8月8日に予定されている2023年第2四半期決算電話会議にて、この事業拡大の詳細を発表する予定です。

さらに7月26日、中国国�エネルギー局は、エネルギー部門について、2023年に予定されている重要な技術設備プロジェクトの包括的なリストを発表しました。この発表ではとりわけ、エナジー・ボールトのEVx重力蓄電ソリューションが高い評価を受けています。この文書では、再生可能エネルギー源に対する需要の大幅かつ急激な増加について特に指摘し、世界的な脱炭素化という重要な使命において重力蓄電が不可欠な役割を果たすことが強調されています。

エナジー・ボールトについて

エナジー・ボールト(Energy Vault®)は、持�可能なエネルギー貯蔵に対する世界のアプローチを変革すべく設計された、実用規模の蓄電ソリューションを開発・展開しています。当社の包括的な製品には、専売の重力式蓄電、バッテリー蓄電、グリーン水素蓄電技術などがあります。どの貯蔵ソリューションも、ハードウェア技術に依存しないエネルギー管理システム・ソフトウエアと統合プラットフォームによってサポートされています。業界唯一の要素としては、エナジー・ボールトの革新的な技術ポートフォリオは、カスタマイズされた短期・長期の蓄電ソリューションを提供し、電力会社、独立系発電事業者、大規模な産業用エネルギーユー�ーが電力の信頼性を損なうことなく、平準化エネルギーコストを大幅に削減できるよう支援することが挙げられます。エナジー・ボールトが提供するEVx重力蓄電技術は、廃棄物を統合して再利用することができる環境に優しい材料を使用し、循環型経済への移行を促進し、お客様の世界的なクリーンエネルギーへの移行を加速します。詳しくは、www.energyvault.comをご覧ください。

将来の見通しに関する記述

本プレスリリースには、当社の事業および財務実績などに関する当社の現在の見解を反映した、将来の見通しに関する記述が含まれています。将来の見通しに関する記述には、当社の事業計画や戦略に関する記述を含め、将来起こりうる、または想定される業績に関する情報が含まれます。これらの記述には、しばしば「予想する(anticipate)」「期待する(expect)」「示唆する(suggest)」「計画する(plan)」「信じる(believe)」「意図する(intend)」「企画する(project)」「予測する(forecast)」「見積もり(estimates)」「目標(targets)」「予測(projections)」「はずである(should)」「可能性がある(could)」「だろう(would)」「かもしれない(may、might)」「だろう(will)」、その他類似の表現が含まれます。これらの将来の見通しに関する記述または予測は、当業界における当社の経験および、過去の傾向、現在の�況、将来予想される展開に加え、その時点の�況下で適切と考えられるその他の要因に関する当社の認識に照らしてなされた、当社の現在の想定、計画、仮定に基づいています。これらの将来の見通しに関する記述は、現在入手可能な情報を考慮した上で、将来の業績に関する当社の確信、仮定、予想に基づいています。これらの将来の見通しに関する記述は、将来の出来事に関する当社の現在の見込みおよび計画に基づく予測に過ぎません。これらの将来の見通しに関する記述には、当社の実際の結果、活動レベル、業績または達成が、将来の見通しに関する記述によって明示または暗示される結果、活動レベル、業績または達成と大きく異なるものとなる可能性のある重大なリスクおよび不確実性が含まれています。そのようなリスクや不確実性には次のようなものがありますが、これらに限られません。当社の戦略、拡大計画、顧客機会、将来の事業、将来の財務�況、推定収益および損失、予測コスト、見通しおよび計画の変更/当社の受注予約および受注残高が将来の収益に相当するかどうかの不確実性/拘束力のない意向表明書およびその他の意思表示が拘束力のある受注または販売につながるという保証の欠如/当社製品に欠陥がある可能性、または欠陥があるとされる可能性やその他の故障/当社のビジネスモデルと成長戦略の実施、市場受容、成功/当社がブランドと評判を開発・�持する能力/当社事業、�合他社、業界に関する動向と予測/サプライヤーが当社の蓄電システム建設に必要な部品や原材料を適時に納入できること/健康に関わる病気の流行が当社の事業に及ぼす影響とそれに対して当社が取る可能性のある措置/知的財産権の保護を取得・�持し、他者の権利を侵害しない能力に関する当社の想定/当社がJOBS法に基づく新興成長企業の立場にいる期間に関する想定/当社の将来的な必要資本および現金の源泉と使用/当社の事業および将来の成長のための資金調達能力/当社の事業、事業拡大の計画と機会、2022年9月30日に終了した四半期に関するForm 10-Q四半期報告書および2022年12月31日に終了した年度に関するForm 10-K年次報告書の見出し「リスク要因」で説明されているその他の重要な要因。これらの要因は、米国証券取引委員会(SEC)に提出された他の書類にて随時更新される可能性があり、SECのウェブサイトwww.sec.govで閲覧できます。新たなリスクは随時発生するものであり、当社の経�陣がすべてのリスクを予測することは不可能であり、また、すべての要因が当社の事業に与える影響や、いかなる要因または要因の組み合わせが、当社の将来の見通しに関する記述に含まれるものと実際の結果を大きく異なるものにする可能性の程度を評価することもできません。本プレスリリースで当社が作成した将来の見通しに関する記述は、本プレスリリースの日付時点のものであり、本プレスリリースに含まれる注意書きにより、全体が明示的に�限されています。当社は、新たな情報、将来の展開、またはその他の事象にかかわらず、適用される法律で義務付けられている場合を除き、将来予想に関する記述を公に更新または見直す義務を負いません。当社の将来の見通しに関する記述を過度に信頼しないようご注意ください。

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