新しいスマートフォンおよびエンタープライズ事業が後押しし、利益性は拡大に向かう

  • 売上高は141億米ドル
  • 非現金性M&A関連の会計的費用を除く税引き前利益は3億4800万ドル、税引き前利益は2億7400万ドル
  • 非現金性M&A関連の会計的費用を除く純利益は3億2700万ドル、純利益は2億5300万ドル
  • PCの市場シェアは過去最高の20%の大台を達成**
  • M&Aによりバランスが改善:売上高に占める割合はPCが65%、モバイルが24%、エンタープライズが9%。これに対し、前年同期はPCが81%を占める
  • 基本1株当たり利益は2.32米セント(17.99香港セント)
  • 手元資金は13億米ドル(2014年12月31日現在)

(ビジネスワイヤ) -- レノボ・グループ(HKSE: 0992)(PINK SHEETS: LNVGY)は本日、コンセンサスを上回る2014年12月31日締め第3四半期業績を発表しました。好調なPC事業と、モトローラ・モビリティ(モトローラ)および旧IBM System xのx86サーバー(System x)投資事業の統合による急速な躍進が示されました。当四半期の売上高は141億米ドルで、前年同期から31%の増加となりました。

第3四半期の非現金性M&A関連の会計的費用を除く税引き前利益は3億4800万米ドルで、前年同期から8%増加しました。これらの�業外の非現金性M&A関連費用は合計7400万米ドルで、これには無形資産の減価償却とモトローラおよびSystem x投資に関連する約束手形の利息が含まれます。これらの費用を含む税引き前利益は2億7400万米ドルで、前年同期から15%の減少となりました。同じく、第3四半期の純利益は2億5300万米ドル(前年同期比5%減)で、非現金性M&A関連の会計的費用を除く純利益は3億2700万米ドル(前年同期比23%増)でした。

モトローラおよびSystem x事業が追加されたことで変革と多角化が大幅に進みましたが、レノボの中核的PC事業は依�として好調です。レノボにとってバランスが大きな強みとなりました。現在、PCは当社の売上高の65%を占め、モバイルは24%、エンタープライズ事業は9%を占めます。前年同期では、PCはレノボの事業の81%を占めていました。

レノボの楊元�会長兼最高経�責任者(CEO)は次のように述べています。「当四半期、当社は新たな�争のスタートラインに立ちましたが、今回の業績により、当社は正しい戦略を立て、適切な買収を行い、世界的に適切な運�を行ったことが示されました。そのため、当社は�争に勝てる準備ができたと確信しています。当社の中核的PC事業はトップの地位を�持し、利益性はさらに向上しました。新たに獲得した2つの事業は統合の最初の四半期に大きく躍進しました。これらの事業は必ず当社の成長促進要因となります。モトローラはすでに世界的な強みとなっています。同社は当四半期初めて1000万台以上のデバイスを販売し、現在、中国市場に再参入しています。また、System xの統合でも、さらなる改良と開発を行う中で好スタートを切り、レノボの優れた運�力と効率性を生かしてさらに�争力を高めていきます。当社は今年、財務目標をすべて達成し、長期的に�争に勝てる軌道に乗ったと確信しています。」

第3四半期の粗利益は21億米ドル(前年同期比54%増)で、粗利益率は14.9%でした。当四半期の�業利益は前年同期比3%減の3億2500万米ドル、基本1株当たり利益は2.32米セント(17.99香港セント)でした。2014年12月31日現在の手元資金は13億米ドルでした。

レノボのイノベーションはビジネスモデルの変革を促し、売上と利益性を伸ばす優れた製品を生み出しています。10月には、主要な�費者向け製品を世界的に発売し、YogaコンバーチブルPCとタブレットの新しいファミリーを発表しました。レノボは1月初めに開催されたコンシューマー・エレクトロニクス・ショーで、PC(レノボの最軽量LaVieノートPCはこのショーで最優秀賞を獲得)、タブレット、スマートフォン、アプリケーション、ソフトウエア、周辺機器のすべてのカテゴリで、過去最高の77の賞を受賞し、製品イノベーションの独自の幅と深みを明確に示しました。

事業グループ別概要***

PCとWindowsタブレットを含むPCグループ(PCG)では、売上高は92億米ドルで、税引き前利益(PTI)は過去最高の4億9400万米ドルとなりました。当四半期のPC出荷台数は前年同期比4.9%増の1600万台で、総市場シェアは20%でした。今後、統合の動向によりこの事業はさらに勢いを増します。レノボは1億台目となるThinkPadノートPCを販売し、この有名なブランドで歴史に残る大台を達成しました。

モトローラ投資事業の製品、レノボ・ブランドの携帯電話事業、Androidタブレットおよびテレビを含むモバイル事業グループ(MBG)では、売上高は34億米ドルで、税引き前利益は8900万米ドルの赤字となりました。モトローラは、前年同期比118%増の1000万台以上を出荷し、MBGの売上高に19億米ドル寄与しました。まもなく中国市場に再参入するモトローラは、およそ4~6四半期内に利益を上げられる態勢を整えました。

モトローラとレノボ・ブランドのデバイスの出荷台数を合わせると、レノボは真のグローバル企業、サムスン、アップルに次ぐ世界第3位のスマートフォン・ベンダーとなり、上位企業にとって最も確実な挑戦者となりました。2つのブランドを合わせると市場シェアは約6.6%で、前年同期から78%増加しました。タブレットでは、最新のYogaタブレットの発売により、世界全体のタブレット市場シェアは4.8%、出荷台数は370万台(前年同期比9%増)となりました。

減速する中国市場にほぼ完全に依存した小規模携帯電話企業とは異なり、レノボはこの2年で67カ国に参入し、現在、携帯電話の売上高の約60%は中国国外での売上高です。レノボは世界で�争に勝つために必要な規模、流通、ブランド資産、IPポートフォリオを有しており、上位2社に挑んでいます。また、スマートフォンのトレンドは、プレミアムからメインストリームへ、成熟市場から新興国市場へ移行しているため、レノボはこうした新しい成長の波を捉え、明言したモトローラ事業の利益性目標を達成する最良の地位に付いています。

レノボThinkServerブランドおよびSystem x事業部で販売されるサーバー、ストレージ、ソフトウエア、サービスを含むエンタープライズ事業グループ(EBG)では、売上高は12億米ドルでした。System xユニットの売上高は9億8600万米ドルでした。わずか90日でSystem xを統合したEBGの税引き前利益は黒字となりましたが、非現金性M&A関連の項目を含む標準の税引き前利益は4200万米ドルの赤字となりました。この事業は1年でPCより利益率の高い50億米ドルの事業となる基礎をしっかりと固めました。

レノボThinkServerとSystem xサーバーの出荷台数を合わせると、レノボは世界第3位となり、市場シェアは10.4%となりました。今年、レノボがSystem xの買収計画を発表して以来、激しい�争心に燃えていましたが、現在この事業は安定しており、中国で急速に成功して、この市場でトップになりました。また、以前はIBMもレノボも得られなかった160カ国での新しい機会を得られる利点があります。

地域別概要

中国では、第3四半期の売上高は、前年同期から1%増加して41億米ドルとなり、当社の世界全体の売上高の29%を占めました。�業利益率は前年同期から0.3ポイント上昇して5.7%になりました。第3四半期、レノボは38.2%の市場シェアを獲得してPC部門のトップの地位を守りました。中国の携帯電話事業は非常に�争が激しく、レノボ・ブランドのスマートフォンの業績が押し下げられました。

アジア太平洋地域では、レノボの第3四半期の売上高は、前年同期から7%増加して17億米ドルとなり、当社の世界全体の売上高の12%を占めました。�業利益率は過去最高の5.4%(前年同期比3.9ポイント上昇)、PC市場シェアは過去最高の16.1%(前年同期比0.2ポイント上昇)を達成しました。スマートフォンの出荷台数はASEAN地域全体で非常に好調でした。

欧州・中東・アフリカ(EMEA)では、第3四半期の売上高は前年同期から16億万米ドル(40%)増加して40億米ドル、利益率は前年同期から1.2ポイント上昇して3%となり、当四半期も成長を果たし、利益性が向上しました。�費者向け製品の好調な業績に後押しされ、この地域での成功はこれまでで最も売上高に寄与し、世界全体の売上高の29%を占めました。当四半期、レノボはEMEAで過去最高の19.6%のPC市場シェアを獲得し、前年同期から約4.4ポイント上昇しました。レノボはEMEAの13カ国でPC部門のトップの地位を獲得し、EMEAのPC市場で第2位の地位をさらに強化しました。

南北アメリカでは、第3四半期の売上高は43億米ドルで、前年同期から88%増加し、当社の世界全体の売上高の30%を占めました。その主な要因は、この地域の業績にモトローラおよびSystem xが追加されたことです。南北アメリカでのPC市場シェアは11.1%でした。レノボは米国で第4位の地位を�持するとともに、利益の少ないローエンド・デバイスでの激しい�争を回避して利益性を守りました。北米地域では売上高、出荷台数が増加し、利益は堅実に増加しました。また、ブラジルでは難しい�況を克服すべく断固たる行動を取っており、これがこの地域全体の業績に影響を及ぼしました。

* これらの数字は、透明性を高め、事業のさらなる分析を容易にするため提示しています。

** 2014年第4四半期のIDC調査を参照。

*** これまで当社は、製品別に財務業績を説明していましたが、モトローラとSystem xの買収により、事業グループ別の報告が当社の業績を最も明確に示すことができると経�陣は考えています。

レノボについて

レノボ(HKSE:992)(ADR:LNVGY)はフォーチュン・グローバル500社に選ばれている390億ドル規模のリーダー企業として、�費者、商用、エンターテインメント向けの革新的技術を提供しています。当社の高品質でセキュアな製品とサービスのポートフォリオには、PC(名高いThinkブランドやマルチモードのYOGAブランド他)、ワークステーション、サーバー、ストレージ、スマートTV、そしてスマートフォン(モトローラ・ブランドを含む)、タブレット、アプリを含むモバイル製品ファミリーを�羅しています。リンクトイン、フェイスブック、ツイッター(@Lenovo)で当社をフォローするか、www.lenovo.comをご覧ください。

    レノボ・グループ財務概要2014年12月31日締め四半期   (単位:100万米ドル、1株当たりデータを除く)         第3四半期14/15 第3四半期13/14 前年同期比変化率 売上高 14,092   10,789   31 % 粗利益 2,097   1,363   54 % 粗利益率 14.9 % 12.6 % 2.3 pts �業費用 (1,772 ) (1,029 ) 72 % 売上高費用比率 12.6 % 9.5 % 3.1 pts �業利益 325   334   -3 % その他の�業外費用 (51 ) (13 ) 287 % 税引き前利益 274   321   -15 % 税金 (17 ) (56 ) -69 % 当期の利益 257   265   -3 % 非支配持分 (4 ) -   1557 % 株主帰属利益(純利益) 253   265   -5 % 1株当たり利益(米セント) 基本 2.32 2.56 (0.24 ) 希薄化後 2.30   2.52   (0.22 )

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