(ビジネスワイヤ) -- シュルンベルジェ(NYSE:SLB)は本日、2013年第2四半期の売上高が111億8000万ドルとなったことを発表しました(2013年第1四半期は105億7000万ドル、2012年第2四半期は103億4000万ドル)。

シュルンベルジェの��事業による利益(特別費用・利益を除く)は15億4000万ドルで、前四半期から19%の増加、前年同期比では14%の増加と なりました。��事業による希薄化後1株当たり利益(特別費用・利益を除く)は、前四半期の0.97ドル、前年同期の1.01ドルに対し、当四半期は1.15ドルでした。

2013年第2四半期、シュルンベルジェはイランにおけるサービス業務の段階的廃止を完了しました。これにより、この事業のこれまでの業績は非��事業に再分類され、以前の全期間を修正再表示しました。

シュルンベルジェは、2013年第2四半期に1株当たり0.51ドルの特別利益を計上しました(前四半期は1株当たり0.07ドルの費用、前年同期は1株当たり0.02ドルの費用を計上)。

オイルフィールドサービスの売上高は111億8000万ドルで、前四半期比で6%の増加、前年同期比では8%の増加となりました。オイルフィールドサービスの税引き前�業利益は22億8000万ドルで、前四半期比で16%の増加、前年同期比で12%の増加となりました。

シュルンベルジェのポール・キブズガード最高経�責任者(CEO)は次のように述べています。「第2四半期は、沖合および主要陸上市場のいずれにおいても海外事業が非常に好調だったことから、堅調な業績を達成することができました。北米では、陸上での厳しい価格�争やカナダ西部での春季の解氷期の影響があったものの、陸上での業務執行が堅調だったことや、深海活動がさらに好調だったことで利益が得られました。油層定義グループ、および中東・アジア地域と欧州/CIS/アフリカ地域では、売上高は前四半期比で2桁の伸びを見せました。すべての地域で業務成績と統合成果が堅調で、新技術の売上げも好調だったことから�業利益率はすべての地域で20%あるいはそれ以上に達しました。」

「海外事業の業績は中東・アジア地域が牽引しました。中国とオーストラリアで探鉱・掘削活動が回復し、サウジアラビアとイラクの主要市場では成長が��し、陸上および沖合での地震探査活動はさらに前進しました。欧州/CIS/アフリカ地域では、ロシアと北海での活動が回復し、サハラ以南アフリカの一部地域で探鉱活動が増加したことでさらに成長が促されました。中南米では、統合プロジェクト管理活動が増加しましたが、この効果は季節的な地震探査船の移動により相殺されました。」

「新しい地層評価、ドリルビット、坑井介入製品・サービスに対する顧客企業の関心が高まり、当四半期は新技術の導入が好調でした。キャメロンとのOneSubsea™合弁会社の設立が完了し、新会社が提供するクラス最高の新しい海底技術とソリューションの機会が生まれることを楽しみにしています。このほか、当社の統合能力の向上により組織改革が行われ、当社の主力プロジェクト・生産管理事業を統合し、専門知識を集めてポートフォリオを調整することでさらなる成長を促します。」

「軟調な世界の経済環境は、第1四半期からほとんど変化していません。米国では財政削減の影響はほとんどなく、ユーロ圏は不況が�き、中国の指標はまちまちな�態が�いています。変化がないことで石油と天�ガスの需給は安定が�き、このことは石油とガスの価格にも反映されています。しかし、探鉱・生産支出は上方修正され、これにより今年度は4年連�での2桁の支出増加となります。これは石油・天�ガス開発の長期的性質を示しています。」

「このような事情を背景に、支出計画はリグカウントと顧客活動の見通しによっても確認できたことから当社は安定的な成長見通しを��します。当社は業界の見通し、�業する市場での当社の戦略的立場、当社技術ポートフォリオの力、そして全体的な業績をさらに改善する能力に依�として自信を持っています。」

その他の出来事

  • 当四半期、シュルンベルジェは当社普通株式680万株を1株当たり平均73.07ドル、総額5億ドルで買い戻しました。この買い戻しにより、2008年4月に取締役会で承認された80億ドルの自社株買い戻しプログラムはほぼ完了しました。2013年6月30日時点で、当社はこのプログラムに基づいて普通株式1億500万株を総額78億ドルで買い戻しています。残額の1億8700万ドルは2013年第3四半期に使い終わる予定です。2013年7月18日、取締役会は新たに100億ドルの自社株買い戻しプログラムを承認しました。このプログラムは遅くとも2018年6月30日に完了する予定です。
  • 2013年6月24日、キャメロンとシュルンベルジェは、海底石油・ガス市場向けの製品、システム、サービスを製造・開発する合弁事業のOneSubsea™が必要なすべての規�当局の承認を得たことを発表しました。両当事者は2013年6月30日にこの取引を完了しました。シュルンベルジェはこの取引により10億3000万ドルの利益を計上しました。

オイルフィールドサービス

第2四半期の売上高は111億8000万ドルで、前四半期比で6%増加、前年同期比では8%増加しました。海外の売上高は77億ドルで、前四半期から5億4300万ドル(8%)増加しました。一方、北米の売上高は33億6000万ドルで、前四半期から6700万ドル(2%)増加しました。

セグメント別では、油層定義グループの売上高は30億1000万ドルで、前四半期から10%増加しました。掘削グループの売上高は42億9000万ドルで前四半期から4%増加しました。前四半期比で売上高が増加したのは、季節的な回復、市場シェアの獲得ならびに、沖合および海外の主要陸上市場で、特にワイヤーライン技術による探鉱活動が活発になったためです。ウェスタンジーコ、シュルンベルジェ・インフォメーション・ソリューションズ(SIS)、掘削・計測、M-I SWACOを中心に、他の技術も当四半期に利益を大きく伸ばしました。春季の解氷期によりカナダ西部では季節的低迷がありましたが、生産グループの売上高は前四半期から4%増加しました。成長の主な要因は、米国陸上事業で業界での圧力ポンピング容量の利用が増えたこと、坑井介入サービスのコイルド・チュービング活動が世界的に活発になったこと、および坑井仕上げ製品の海外での売上げが好調だったことです。

地域別では、中東・アジア地域での売上高は27億ドルで、前四半期から11%増加しました。その主な要因は、中国と日本での探鉱・掘削活動が季節的要因で回復したこと、この地域全体でウェスタンジーコのUniQ*陸上地震探査の生産性が高まったこと、サウジアラビアとイラクでプロジェクトおよび活動の多角的ポートフォリオ全体が��的な成長を見せたことです。また、ウェスタンジーコの海洋船�利用が増加し、オーストラレーシア地域市場で掘削活動が堅調だったことも成長に寄与しました。欧州/CIS/アフリカの売上高は10%増の31億ドルで、その要因は、ノルウェーでのライセンスに先立ちウェスタンジーコのマルチクライアントの売上げが伸びたこと、ロシアおよび北海での掘削および探鉱活動が季節的要因で活発化したことです。サハラ以南アフリカ地域での売上高も前四半期から増加しました。これは、ギニア湾での探鉱活動が増加したためですが、アンゴラでの活動はプロジェクト遅�により低調でした。中南米の売上高は19億ドルで、若干の増加となりました。アルゼンチンでの統合プロジェクト管理(IPM)活動が好調だったものの、ブラジルからの船�の移動予定によりウェスタンジーコの海洋船�利用が減少したことで、その効果の大部分が相殺されました。北米の売上高は前四半期比2%増の33億6000万ドルでした。ワイヤーラインの深海活動とウェスタンジーコが好調だったことから、北米沖合での売上高が増加しました。米国陸上での活動は2桁の伸びを見せましたが、その効果は、カナダ西部での春季の解氷期の後の季節的低迷により相殺されました。米国陸上でのリグカウントはわずかに増えただけですが、掘削の効率化により坑井およびステージ・カウントが増えたため、業界での圧力ポンピング容量の利用が増えました。

第2四半期の税引き前�業利益は22億8000万ドルで、前四半期比で16%の増加、前年同期比で12%の増加となりました。海外の税引き前�業利益は16億9000万ドルで、前四半期から18%増加しました。北米の税引き前�業利益は6億6200万ドルで、前四半期から6%の増加となりました。

前四半期比では、税引き前�業利益率は1.78%上昇して20.4%となりました。海外の税引き前利益率は2.02%上昇して22.0%となり、中東・アジアでは、利益率は前四半期比で1.78%上昇し24.6%に達しました。欧州/CIS/アフリカでは2.75%上昇して20.6%に、中南米では1.07%上昇して20.6%になりました。海外で利益率が上昇した要因は、季節的な活動の回復と、サハラ以南アフリカおよび中東・アジア地域での業績の好調です。利益率の高い探鉱、地震探査、深海活動が増えたことも海外での利益率上昇に寄与しました。カナダ西部では春季解氷期の季節的な影響がありましたが、北米の税引き前�業利益率は前四半期比で0.65%上昇し19.7%になりました。米国陸上事業では、効率改善、利用の増加、および圧力ポンピングでの原材料価格の低下により利益率が上昇し、北米の沖合事業ではワイヤーライン深海活動およびウェスタンジーコが好調だったことから利益率が上昇しました。

セグメント別では、油層定義グループの税引き前�業利益率は、ウェスタンジーコおよびワイヤーラインの業績が好調だったことから3.80%上昇して30.1%となりました。掘削グループでは、掘削・計測サービスの業績が伸びたことと、中東および中南米でのIPMプロジェクトの利益性が向上したことから、税引き前�業利益率は0.97%上昇して18.7%となりました。生産グループでは、米国陸上での圧力ポンピング利用が増え、また効率が改善されたために坑井サービスの利益性が向上したことから、税引き前�業利益率は1.16%上昇して15.9%となりました。

多くの技術革新・統合要素が第2四半期の業績に寄与しました。

シェルは、アフリカ東部、西部、北部において最近操業を認められた深海リグ操業での石油・ガス試掘井で、シュルンベルジェと5年間の多国統合サービス契約を締結しました。遠隔の深海環境での探鉱で非常に移動性の高い掘削リグを用いるというコンセプトは、設置面積を抑えてサービスを統合することで強化され、全体的な効率が上がりました。また、人員とプロセスの連�性とこれまでに学んだ教訓を生かすことが、操業のリスクを軽減し、非生産時間を短縮する主要な要因となっています。

北海のノルウェー領域では、合計11�のBG Norgeとシュルンベルジェのオイルフィールドサービス契約がさらに5年間�長され、クナール油田の開発と大陸棚での他の活動が組み込まれました。これらの契約には、傾斜掘り、掘削同時計測・検層、泥水検層、ワイヤーライン検層、掘削流体管理、コイルド・チュービング、坑井試験、穿孔、坑井仕上げ、セメンチングのサービスが含まれています。

アラブ首長国連邦(UAE)では、Abu Dhabi Company for Onshore Operations (ADCO)が、ある坑井でワイヤーラインのMicroPilot*単一坑井油層内改良型増進回収法(EOR)評価技術を採用し、掘削抗への水および地層原油圧入を実施しました。MicroPilot技術により、貯留層での石油と水の動きを決定する岩盤特性について貴重な情報が得られました。この情報はまた、コアと貯留層スケールのギャップを埋めるのにも役立ち、貯留層モデリングが向上しました。

コンゴ沖合では、Mwafi油田の非常に複雑な坑井における掘削と坑井仕上げで、ENIがシュルンベルジェの技術を導入しました。掘削・計測サービスのPowerDrive Archer* 高角度変化ロータリー・ステアラブル・システム技術とカスタマイズされたSmithドリルビットを用いて、表土を貫通して難しい3D坑井形�を掘削しました。貯留層での坑井配置は、掘削・計測サービスのPeriScope*地層境界マッパー、adnVISION*方位角方向密度中性子検層、SonicScope*掘削同時多極音波技術を用いてリアルタイムに実施しました。この坑井は、予定より20日以上早く全長まで掘削され、PropGUARD*ファイバー・ベースのプロッパント逆流�御技術および坑井サービスの坑井刺激船Bourbon Heraldを用いて3段階の破砕作業で仕上げました。

コロンビアでは、シェブロンが陸上坑井の廃坑キャンペーンで、坑井介入サービスのLIVE*デジタル・スリックライン技術を採用しました。LIVEのサービスは、単一の装置で機械的なリアルタイムのケースドホール・サービスを実施し、坑井隔離プラグを回収してワイヤーラインのPowerJet Omega*深達性成形炸薬で複数のチュービングに穴を開け、試験サービスのeFire*電子点火ヘッド技術を用いてリアルタイムに相互関連付けを行ってクリーン・ケミカル・チュービング・カッターを作動させました。シュルンベルジェの技術をこのように組み合わせることで操業効率が上がり、シェブロンは物流コストを大幅に抑え、総操業時間を予定の27日から21日まで短縮することができました。

2012年半ば、リキッド・ロボティクスとシュルンベルジェは、世界初の波力駆動の自立型海上船�であるWave Glider®を用いて石油・ガス産業向けの革新的サービスを開発する合弁会社、リキッド・ロボティクス・オイル&ガスを設立しました。最近、オーストラリア北西部のホイートストン地域周辺で、シェブロン向けに濁度を含む計量センサーを備えたWave Glidersを採用し、上流および下流での浚渫作業を開始する前に信頼できるベースライン調査を実施しました。60日間で合計1424海里を調査しました。この作業中およびその後にさらに経時計測を行って、環境面での法令順守を検証する予定です。Wave Glider技術の採用が広がる中で、沖合石油・ガス事業者は、業界での探鉱および環境モニタリングの問題のいくつかを解決する自信を深めています。

北米では、シュルンベルジェは他に先駆け、水圧破砕作業で用いるディーゼルエンジンで二元燃料技術を採用し、2年以上前にカナダでこの技術を実施しました。二元燃料のディーゼルエンジンは、ディーゼルと、圧縮天�ガス、�化天�ガス、油田ガスなどの天�ガスの混合で作動します。米国の陸上事業では、シュルンベルジェは、発電所サプライヤーが技術開発を�ける中で、北米市場で最適なソリューションを実現するために二元燃料対応人員を全国に配置しました。シュルンベルジェは2013年6月、二元燃料技術を用いた600�目の仕事を完了しました。二元燃料作業により、全体的な燃料費を25~40%削減するとともに、安全やエンジン性能を損なうことなく、環境への影響を軽減させることができました。

油層定義グループ

第2四半期の売上高は30億1000万ドルで、前四半期から10%の増加、前年同期比では11%の増加となりました。税引き前�業利益は9億800万ドルで、前四半期比では25%の増加、前年同期比では21%の増加となりました。前四半期比での売上高増加の要因は、主に米国メキシコ湾、ブラジル、サハラ以南アフリカ、中東での探鉱活動が活発だったためにワイヤーラインのサービス利用が増えたことです。ロシアと中国でも季節的な活動の回復により売上高は前四半期比で増加しました。ウェスタンジーコの売上高は前四半期から増加しました。その要因は、ノルウェーでのライセンスに先立ちマルチクライアントの売上げが伸びたこと、北海での海洋船�活動が季節的に回復したこと、サウジアラビアおよびクウェートでのUniQ*陸上地震探査の生産性が向上したことです。SISの売上高も、中南米と欧州/CIS/アフリカでの製品販売とソフトウエア・メンテナンスが増えたことから増加しました。

税引き前�業利益率は前四半期から3.80%上昇して30.1%となりました。その要因は、利益率の高いウェスタンジーコのマルチクライアントの売上げが好調であったことと、ワイヤーラインの深海活動が堅調だったことです。

油層定義グループ全体で多くの技術要素が第2四半期の業績に寄与しました。

北海では、ウェスタンジーコがBP向けにDISCover*広帯域深層補間ストリーマー技術を用いて2�の複雑な4D調査の捕捉を開始しました。この技術が北海で用いられるのは初めてです。この調査はマグナス、フォイナーベン、シーハリオン、ロイヤル油田にまたがる約740 km2を対象とし、障害物のアンダーシューティングとかなりの同時作業が含まれます。

ウェスタンジーコは米国メキシコ湾のデソト・キャニオン、ミシシッピ・キャニオン、ロイドリッジ地域で新たに4ポイント3D広帯域マルチクライアント調査での捕捉を開始しました。狭方位角調査で、9600 km2にわたる約400の外洋大陸棚(OCS)鉱区を調査し、ObliQ*スライディング・ノッチ広帯域技術を用いて記録された地震探査信号の帯域を最適化します。データ処理には、全波形逆解析手法と傾斜横方向等方性イメージングが含まれます。

ウェスタンジーコは、ノルウェー海の新しいAPA 2012ライセンス地域における約1250 km2の広帯域地震探査データの捕捉で、RWE Dea Norge ASと契約を締結しました。これは、ObliQスライディング・ノッチ広帯域捕捉・画像化技術を用いたノルウェー沖合で初めてのサードパーティ専用調査となります。解像度を上げ、既存のデータ品質が粗悪な第三期、白亜紀、ジュラ紀区間の断層の定義を向上させるため、併せてQ-Marine Solid*ストリーマーとDelta*調整海洋広帯域震源を用います。

ウェスタンジーコは、シェル・カナダ・リミテッドと、ノバスコシア沖合での1万2000km2にわたる3D広方位角調査の捕捉と処理で多年契約を結びました。これはカナダ沖合で捕捉する初めての広方位角調査であり、ノバスコシアでは最大規模の地震捕捉プログラムです。ハリファックスから約275km南のシェルバーン盆地におけるシェルの新しい探鉱ライセンス地域を対象としたこの調査は、調査船のWG Magellan とWG Cook がQ-Marine Solid ストリーマー技術を用いて実施し、Geco Tau および Ocean Odysseyの2隻の専用震源船がこれを支援します。調査は2013年6月に開始され、2014年にはさらにデータを捕捉します。

北海の英国区域では、EnQuestがワイヤーラインのSaturn*3Dラジアル・プローブ技術を採用し、浅い未固結地層で高品質な粘質油サンプルを入手しました。Saturnの楕円形プローブ設計により流積が大きくなったことで操業効率が向上し、事業者は従来のサンプリング法に比べサンプリング時間を最大75%短縮することができました。

米国メキシコ湾では、ワイヤーラインがシェル向けに最新世代の貯留層流体サンプリング技術を採用し、最近成功した深海探鉱の評価をより正確に行うことができました。InSitu Density*貯留層流体密度、InSitu Viscosity*貯留層流体粘度、InSitu Color*貯留層流体色素センサー計測で構成されたMDT*モジュラー地層ダイナミックテスターを用いて、汚染されていない貯留層の流体を17ガロン以上収集しました。比較的大きく高品質な流体サンプルにより、顧客企業はプロジェクトを探鉱から開発に進めるために必要ないくつかの確証の1つが得られました。また、サンプリング・プロセス中、流体でさまざまな測定を行い、プロジェクトの実験室解析時間を約2週間短縮することができました。

オーストラリアでは、ConocoPhillipsが初めてワイヤーラインのDielectric Scanner*多周波誘導分散技術を使用し、複雑な鉱物特性を有する貯留層で信頼性の高い水飽和度計測を行いました。この鉱物特性は従来の比抵抗計測に影響を及ぼすため、これまで、この貯留層での水飽和度の計算は困難でした。Dielectric Scanner技術により、比抵抗検層、コア分析データ、水塩度分析とは別に、オイルベースの泥水環境で不動態水飽和率を算出することができ、顧客企業は、重要な貯留層パラメータの不確実性を軽減することができました。

カタールでは、Total E&P QatarがワイヤーラインのBorehole Acoustic Reflection Survey(BARS)を用いたSonic Scanner*音響走査プラットフォーム技術を採用し、ケーシングを通して掘削孔から地層の評価を行いました。この技術により取得したデータで、掘削孔から最大100フィート離れた場所まで信頼性の高いイメージングが可能となり、この画像と3D地表地震データを統合することができました。ケーシングの背後の地層の特性と反射を評価するBARS技術の能力により、坑井配置の改善や、枝堀による成熟油田での坑井仕上げの最適化、あるいは既存の坑井の再設計が可能になります。

テキサス州南部では、ワイヤーラインのThruBit*検層サービスが採用され、出水が過剰になった後の水平坑井の補修を行いました。補修チュービングを通して密度、孔隙率、音響、比抵抗のセンサーを含むThruBitメモリーツールが裸孔仕上げに送り込まれました。その結果得られたデータにより、出水は1箇所のフラクチャーから発生していることが判明し、これはその後塞がれました。

ノースダコタ州では、Zenergyがバッケン・シェールプレイでワイヤーラインのIsolation Scanner*セメント評価技術を採用しました。独自の屈曲波減衰計測により、Isolation Scannerサービスは坑井ケーシング背後の軽量セメントを明確に画像化することができ、従来の技術での問題が克服されました。また、Isolation Scannerツールは72の放射��音波厚みを測定してドリルの摩耗を定量化し、事業者はコストのかかる破砕ストリングや補修スクイズのコストを大幅に削減することができました。

ロシアでは、SurgutneftegasがSIS Petrel*探鉱生産、GeoFrame*油層定義、ECLIPSE*油層刺激およびTechlog*坑井ソフトウエア・プラットフォームのライセンスを購入し、併せて3年間のメンテナンス契約を結びました。Surgutneftegas は1995年よりSISソフトウエアを使用しており、探鉱生産の意思決定の効率化、埋蔵量回復管理の改善、坑井介入の最適化のため、新たに設立した地質・地球物理部門および貯留層エンジニアリング部門でさらにSISソフトウエア・プラットフォームを採用しました。

掘削グループ

第2四半期の売上高は42億9000万ドルで、前四半期比で4%の増加、前年同期比で8%の増加となりました。税引き前�業利益は8億400万ドルで、前四半期から10%増加、前年同期比で11%増となりました。

前四半期比で売上高が増加したのは、掘削・計測サービスおよびM-I SWACOテクノロジーズの海外および沖合での活動が好調だったためであり、主にロシアと中東・アジア地域が好調でした。また、掘削・計測サービスとM-I SWACOは、活動の活発化により米国陸上事業でも好調な業績を達成しましたが、その大部分はカナダ西部の春季解氷期の季節的な影響により相殺されました。

税引き前�業利益率は前四半期比で0.97%上昇し、18.7%となりました。その要因は、米国、ロシア、中東で掘削・計測サービスの陸上活動が増加したこと、中東および中南米でのIPMプロジェクトの利益性が向上したことです。

掘削グループの多くの技術が第2四半期の業績に寄与しました。

中国では、PetroChina Tarim Oilfield Companyが掘削・計測サービスの技術を採用し、複雑な地層と難しい掘削環境で知られる中国西部地域にある哈得油田の未開拓貯留層の20の坑井を掘削しました。PowerDrive Archer高角度変化ロータリー・ステアラブル、NeoScope*† 掘削同時ソースレス地層評価、PeriScope地層境界マッパー、geoVISION*掘削同時画像化の技術を組み合わせることで、目標の薄層に沿って正確に坑井を配置し、近隣の水域を掘削せずにすみました。硬い地層にもかかわらず、これらの掘削技術により必要な角度変化を達成し、作業当たりの距離と貫通率が向上しました。その結果、キックオフから全長までの総掘削時間は67日から42日まで短縮されました。また、掘削した最初の5つの坑井での平均生産試験では、生産量は事業者の目標を50%上回りました。

中国中部では、中国石油天�気集団(CNPC)の子会社であるCNPC Chuanqing Drilling Engineering Company Limitedと提携し、シェル中国・四川プロジェクトでシュルンベルジェ掘削グループの技術が採用され、無順シェールガス鉱区で試掘抗と水平坑井を掘削しました。掘削・計測サービスのPowerDrive X6*、PowerDrive vorteX*、PowerDrive Archerロータリー・ステアラブル技術と、MicroScope*掘削同時比抵抗検層・画像化およびPeriScope地層境界マッパー技術を組み合わせ、曲線区域および水平区域を掘削しました。これらの統合掘削サービスは、ROPO*貫通率最適化技術、搭載されたSmith Spear*シェール最適化スチールボディ多結�質ダイヤモンド・コンパクト(PDC)ドリルビット、およびM-I SWACO WELL COMMANDER*バイパス循環技術により実現しました。合計で3つの水平シェールガス坑井が掘削され仕上げられました。これらはすべてシェルの最高級・上位四分位の掘削業績を達成しました。坑井の水平区域は完全に貯留層の「スイートスポット」に配置され、地質的枝掘りを行うことがなかったため、事業者は54日以上時間を短縮することができました。

ロシアでは、WolgademinoilのAvilovskoe油田での試掘井の垂直区間の掘削で、Smithドリルビットが新記録を達成しました。1つの坑井の11 5/8インチの区間で、最高級カッターを備えたSmithスチールボディPDCビットは、最高級のオフセット坑井に比べ、5倍の貫通率(ROP)を達成し、掘削距離は350%増加しました。同じ坑井の15 1/2インチ区間では、ROPは2倍になり、この区間は1回の操業で完成し、掘削距離は130%伸びました。

カスピ海では、LUKOIL-Nizhnevolzhskneft のKorchagina油田の沖合大偏距坑井掘削プロジェクトでシュルンベルジェ掘削・計測サービスはPowerDrive Xceed*ロータリー・ステアラブル・システムを採用しました。PowerDrive Xceed技術により世界最長の9 1/2インチ区間を効率的に掘削し、坑井建設計画から2日間時間を短縮することができました。

アンゴラでは、Cabinda Gulf Oil Companyが掘削・計測サービスの技術を採用し、深海の導流化貯留層システムの採油坑井を評価しました。StethoScope*掘削同時地層加圧およびEcoScope*† 多機能掘削同時検層技術を用いて石油物理学データ評価を行い、貯留層の枯渇度と接�性を評価しました。石油物理学データ、方位角方向密度画像、および泥水検層データを組み合わせることで、さらに30フィートの比抵抗の低い有効層を特定することができました。これにより事業者は仕上げ全体をさらに深くまで行い、貫通区間を広げることができました。埋蔵量が増えたことに加え、掘削・計測サービスの技術によりデータ取得の高速化で操業効率が上がり、非生産時間が大幅に削減され、事業者は約60時間分のリグ時間のコストを削減することができました。

メキシコ南部では、シュルンベルジェIPMおよび掘削グループ・テクノロジーズが、Pemex向けに圧縮性の高い岩層でTURBODRILLINGを導入しました。掘削機器・補修サービスのNeyfor*ターボ掘削システムと特注のSmithハイブリッド・インプリグネイテッド・ビットを組み合わせることで、効率的に掘削を行い、主に、最大40%の研磨性チャート小瘤を含む圧縮性の泥岩から構成される坑井区間で傾斜を付けることができました。この坑井区間は、平均貫通率約7フィート/時で、211時間未満で掘削され、Pemexは従来の掘削システムに比べ、掘削時間を約96時間短縮することができました。

コロンビアでは、Ecopetrol向けにシュルンベルジェ掘削グループ石油技術エンジニアリングセンターが、アピアイ油田の複雑な岩質の水平坑井で坑井配置サービスおよび独自の作業を行いました。統合ソリューションには、PERFORMView*リアルタイム掘削視覚化・協働・分析ソフトウエアが含まれています。この坑井は、枝掘りや掘削抗内での迷いなしで、予定通りに掘削・配置されました。

カナダ・アルバータ州では、シェルがシュルンベルジェの圧力管理掘削(MPD)サービスを用いてDuvernay非在来型ガスプレイで掘削時間を短縮しました。これらの坑井の水平区間には狭い圧力地窓があり、長さは7000フィート以上に及びます。これらの困難な�況を克服するため、大規模な改良の一環として坑井設計にエンジニアードMPDを採用し、シェルは掘削率を最大124%向上させることができました。

ブラジルでは、HRT Oil & GasがM-I SWACO DRILPLEX*混合金属酸化物水性掘削流体システムを用い、Solimões盆地で初の陸上坑井の掘削で直面した重大な逸泥を緩和しました。DRILPLEXシステムは、地層へのウォッシュアウトや流体損失を最小限に抑える上で有効であり、掘削抗の洗浄を最適化することができました。その結果、難しい区間の掘削時間は6~8日から1.8日に短縮され、従来の流体で掘削した以前のオフセット坑井に比べ、コストを45%削減することができました。

ブラジルでは、Diamond Offshore Brasdrilが、深海半潜水艇のOcean StarでM-I SWACO MD-3シェーカー技術を採用しました。MD-3複合スクリーン設計と最適化されたスクリーニングにより、流量は大幅に増え、貫通率が向上し、固形物の除去と希釈化率の低下により掘削流体のコストを抑えることができました。単一坑井で、1300万ドルを�える全体的なコスト削減を実現しました。

生産グループ

第2四半期の売上高は39億3000万ドルで、前四半期から4%の増加、前年同期比では6%の増加となりました。税引き前�業利益は6億2500万ドルで、前四半期比では13%の増加、前年同期比では4%の増加となりました。春季解氷期によりカナダ西部では季節的低迷が見られましたが、生産グループ全体で前四半期から伸びを見せた要因は、米国陸上事業で業界での圧力ポンピング容量の利用が増えたこと、坑井介入サービスのコイルド・チュービング活動が世界的に活発になったこと、坑井仕上げ製品の海外での売上げが好調だったことです。米国陸上でのリグカウントはわずかに増えただけですが、掘削の効率化により坑井およびステージ・カウントが増えたため、業界での圧力ポンピング容量の利用が増えました。価格�争は依�として厳しいものの、価格低下のペースは前四半期からは緩和されました。

税引き前�業利益率は前四半期比で1.16%上昇し15.9%となりましたが、前年同期比では0.23%の減少となりました。前四半期比で利益率が伸びた要因は、効率の改善、利用の増加、ならびに価格�争は激しいものの米国陸上事業の圧力ポンピングで原材料価格が低下したことで坑井サービスの技術の利益性が高まったことです。また、坑井仕上げ・坑井介入技術の海外での利益率も向上しました。

当四半期の要点には生産グループの多くの技術の成功が含まれています。

サウジアラムコが、サウジアラビアでの坑井仕上げ活動に関連した製品とサービスの供給で、シュルンベルジェ坑井仕上げサービスと初めて5年+2年の契約を結びました。これは、近年両社で締結された10年間の企業資材調達契約に基づいて初めて結ばれた契約であり、この基本契約に基づく今後の契約の枠組みを形成するものです。この契約は、製品・サービスの品質性能、定時の納入、操業国での社会的貢献におけるシュルンベルジェの定評ある実績に基づいて締結されました。

サウジアラビアでは、サウジアラムコが、従来のスリックライン心線に独自のコーティングを施し遠隔測定を行う坑井介入サービスのLIVEデジタル・スリックライン技術を用いて、Hyra油田の坑井の修復作業を実施しました。LIVEケーブルは、そのスリックライン心線により、必要に応じてジャーリング動作が可能で、ジャンクバスケットをドリフト作動させながら突き刺す必要がありません。次に、爆発物を用いる必要なく、電気油圧設定ツールを用いて、リアルタイムのガンマ線関連付けによりプラグをカラーから離して設置しました。機械的ツールの上に検層ツールを配置することで、坑井のドリフトとチュービング搬送式穿孔作業のマーキングの関連付けを同時に行うことができます。LIVEのトラックと人員の全体的効率化により、現場での人員数を削減し、物流を簡略化することができました。

メキシコでは、Pemexが、ク・マロブ・�ップ油田の坑井で、坑井介入サービスのLIVEデジタル・スリックライン技術を採用しました。LIVE技術は、単一の油田設備でリアルタイムのケースドホール・サービスと機械的サービス機能を提供し、1台のリグ建設だけで、坑井試験サービスのeFore電子点火ヘッドシステムをリアルタイムに関連付けさせて、坑井の調整、圧力計・温度計の作動、チュービング・パンチャーの配置を行うことができました。非常に限られた沖合生産プラットフォーム面積でのLIVEシステムの効率により、Pemexは坑井生産を増やすとともに、コストのかかる修復リグを設置する必要がなくなりました。

ロシアでは、シュルンベルジェの合弁会社であるPetroStimが、成熟したVatinskoe油田でSlavneft-Megionneftegas向けに、坑井サービスのHiWAY*流路技術で試験的破砕キャンペーンを実施しました。この油田の生産坑井の大部分はこれまでに少なくとも一度は水圧破砕を行っており、この油田では従来の再刺激技術は効果がないことが分かっていました。しかし、ジュラ紀の砂岩貯留層での最初のHiWAY処理を行った後の生産量は予想のほぼ2倍となり、石油採収量を増やす立証済のソリューションとして、成熟した油田でのこの技術の応用性が広がりました。

ロシアでは、Exxon Neftegas Limitedがサハリン�沖合の坑井に、シュルンベルジェ坑井仕上げのRapidX* Level 5マルチラテラル仕上げシステムを設置しました。これはサハリンで初めて完成したマルチラテラル坑井で、ロシアの沖合に設置された初めてのTechnology Advancement for Multilaterals(TAML)レベル5のジャンクションとなりました。RapidXシステムにより、事業者は既存の坑井に再度貫入することで貯留層の新たな区間にアクセスでき、さらに枝抗を追加して、全体的な採収を増やすことができます。

クウェートでは、シュルンベルジェ坑井介入サービスが、Joint Operations Wafra向けに、裸抗水平坑井でCoilFLATE*コイルド・チュービング貫通チューブ・インフレイタブルパッカーおよびACTive*坑井内ライブパフォーマンス技術を用いて止水介入キャンペーンを実施し、パッカー配置と膨張の管理に必要な掘削抗の�態を正確に定義しました。これらの技術を用いることで、出水は大幅に軽減されました。

エジプト沖合では、坑井介入サービスがRaspecto向けにACTiveライブ掘削抗コイルド・チュービング技術を採用し、サファイア油田の海底ガス坑井を刺激しました。この坑井では、坑井の近くに流れて堆積した細粒により生産が減少していました。ACTive技術により、流体のレベルを監視し、コイルド・チュービング環帯から押し出される窒素を最適化することで、坑井サービスのOCA*有機質粘土流体を活動中の海底坑井に管理配置することができました。坑井が流動的な間に行われるACTive分布型温度感知により、生産区間の定量的プロダクション検層を行いました。この介入作業の結果、この坑井のガス生産量は3倍になりました。

ブルネイでは、シュルンベルジェ出砂管理サービスがシェル・ペトロリアム(BSP)向けに、陸上から掘削した上昇軌道(釣り針形)坑井で、いくつかの注文設計を組み込んだOptiPac* Alternate Path‡ システムを採用し、沖合浅瀬にある未固結貯留層を開拓しました。従来のグラベルパック仕上げによる�約を克服するため、これまでに特注の分岐スウェルパッカー、疑似ブランク、ダイバーターバルブを含むOPtiPac技術を7箇所の高角度坑井に適用し、優れた成果を上げています。2013年2月、シュルンベルジェ出砂管理サービスは、釣り針形坑井で、578mのスクリーンを取り付けたOptiPac技術を用いて、最長のグラベルパックを完成させ、世界記録を達成しました。

シュルンベルジェ坑井仕上げサービスは、TRC-II*チュービング回収可能充電安全バルブの供給で、ペトロブラスと数�の契約を締結しました。これらの契約では、極めて困難なブラジルの深海および�深海環境で前例のない合計108個の地中安全バルブを提供します。

オマーンでは、シュルンベルジェ人口採油サービスはDaleel Petroleum Companyと約200台の電動水中ポンプ・システムの供給・設置・試運転・管理で、約4000万ドルの実績ベースの契約を締結しました。2年間の�長が可能なこの5年契約には、REDA Maximus*電動水中ポンプ技術、XT150ゲージ、合計18台のパルス駆動システムの提供が含まれています。

財務諸表

  要約連結損益計算書         (単位:100万ドル、ただし1株当たりの金額は除く)   第2四半期 上半期 6月30日締め   2013年   2012年   2013年   2012年   売上高 $ 11,182 $ 10,341 $ 21,752 $ 20,150 利息およびその他の収入(純額)(1) 30 45 63 92 OneSubsea設立による利益 (2) 1,028 - 1,028 - 経費 売上原価 8,712 8,119 17,118 15,884 研�・エンジニアリング 293 287 585 558 一般管理費 100 101 196 199 合併・統合(2) - 22 - 37 減損その他(2) 364 - 456 - 利息     98       78     197       158 税引き前利益 2,673 1,779 4,291 3,406 所得税(2)     449       439     855       833 ��事業による利益 2,224 1,340 3,436 2,573 非��事業による利益(損失)     (124 )     75     (69 )     147 純利益 2,100 1,415 3,367 2,720 非支配持分に帰属する純利益     5       12     13       17 シュルンベルジェに帰属する純利益   $ 2,095     $ 1,403   $ 3,354     $ 2,703   以下に係わるシュルンベルジェの利益: ��事業による利益(2) $ 2,219 $ 1,328 $ 3,423 $ 2,556 非��事業による利益(損失)     (124 )     75     (69 )     147 純利益   $ 2,095     $ 1,403   $ 3,354     $ 2,703   シュルンベルジェの希薄化後1株当たり利益 ��事業による利益(2) $ 1.66 $ 0.99 $ 2.56 $ 1.91 非��事業による利益(損失)     (0.09 )     0.06     (0.05 )     0.11 純利益   $ 1.57     $ 1.05   $ 2.51     $ 2.02   平均流通株式数 1,327 1,331 1,329 1,333 希薄化後平均流通株式数     1,336       1,339     1,339       1,341   経費に含まれる減価償却費(3)   $ 910     $ 854   $ 1,806     $ 1,706   1)   以下の利息収入を含む: 2013年第2四半期 – 600万ドル(2012年 - 600万ドル) 2013年上半期 – 1100万ドル(2012年 – 1600万ドル) 2) 特別費用・利益の詳細については13~14ページを参照。 3) マルチクライアント地震探査データ費用を含む。     要約連結貸借対照表   (単位:100万ドル)   6月30日締め 12月31日締め 資産の部   2013年   2012年 流動資産 現金および短期投資 $ 5,925 $ 6,274 売掛金 11,277 11,351 その他の流動資産     6,597     6,531 23,799 24,156 債券投資(満期保有) 417 245 固定資産 14,742 14,780 マルチクライアント地震探査データ 634 518 のれん 14,407 14,585 その他の無形資産 4,673 4,802 その他の資産     4,579     2,461     $ 63,251   $ 61,547   負債および株主資本の部         流動負債 買掛金・未払負債 $ 7,815 $ 8,453 概算所得税債務 1,361 1,426 短期借入金・長期債務の1年以内返済予定分 2,858 2,121 未払配当金     420     368 12,454 12,368 長期債務 9,098 9,509 退職後給付 2,031 2,169 繰�税金 1,450 1,493 その他負債     1,170     1,150 26,203 26,689 株主資本     37,048     34,858     $ 63,251   $ 61,547  

純負債

「純負債」は、負債総額から現金、短期投資、債券投資(満期保有)を控除した額です。純負債は負債の返済に充当できる現金と投資額を反映しているため、 シュルンベルジェの負債水準に関する有益な情報を提供すると経�陣は考えています。今年度の現在までの純負債の増減の詳細を以下に示します。

  (単位:100万ドル)     上半期         2013年 純負債、2013年1月1日現在 $ (5,111 ) ��事業による利益 3,436 減価償却費 1,806 OneSubsea設立による利益 (1,028 ) 年金および他の退職後給付費用 255 株式報酬費用 168 年金および他の退職後給付金 (231 ) 運転資金の増加 (1,140 ) 設備投資 (1,800 ) 資本計上されたマルチクライアント地震探査データ (222 ) 支払配当金 (781 ) 従業員持株�度の受取金 189 自社株買戻プログラム (692 ) OneSubsea取引による支払 (600 ) その他の事業買収(取得した現金と負債を控除) (117 ) その他 190 純負債に及ぼす通貨の影響   64   純負債、2013年6月30日現在 $ (5,614 )   純負債の内訳     2013年6月30日     2012年12月31日 現金および短期投資 $ 5,925 $ 6,274 債券投資(満期保有) 417 245 短期借入金・長期債務の1年以内返済予定分 (2,858 ) (2,121 ) 長期債務   (9,098 )   (9,509 ) $ (5,614 ) $ (5,111 )  

特別費用・利益

第2四半期プレスリリースでは、米国で一般的に認められた会計原則(GAAP)に基づく財務業績に加え、非GAAPによる財務業績を提示しています(SECの規則Gに基づく)。これらの非GAAP財務指標と対応するGAAP指標の差異調整を以下に示します。

            (単位:100万ドル、ただし1株当たりの金額は除く)   2013年第2四半期 税引き前   税金   非支配持分   純額   希薄化後EPS 損益計算書項目 シュルンベルジェの��事業による報告利益 $ 2,673 $ 449 $ 5 $ 2,219 $ 1.66 OneSubsea合弁事業設立による利益 (1,028 ) - - (1,028 ) (0.77 ) OneSubsea設立による利益 持分法投資による減損 (1)   364       19     -     345       0.26   減損その他 シュルンベルジェの��事業による利益(特別費用・利益を除く) $ 2,009     $ 468   $ 5   $ 1,536     $ 1.15       2013年第1四半期 税引き前   税金   非支配持分   純額   希薄化後EPS 損益計算書項目 シュルンベルジェの��事業による報告利益 $ 1,618 $ 406 $ 9 $ 1,203 $ 0.90 ベネズエラにおける通貨切り下げによる損失   92       -     -     92       0.07   減損その他 シュルンベルジェの��事業による利益(特別費用・利益を除く) $ 1,710     $ 406   $ 9   $ 1,295     $ 0.97     2012年第2四半期 税引き前   税金   非支配持分   純額   希薄化後EPS 損益計算書項目 シュルンベルジェの��事業による報告利益 $ 1,779 $ 439 $ 12 $ 1,328 $ 0.99 合併・統合費用   22       1     -     21       0.02   合併・統合 シュルンベルジェの��事業による利益(特別費用・利益を除く) $ 1,801     $ 440   $ 12   $ 1,349     $ 1.01       2012年第1四半期 税引き前   税金   非支配持分   純額   希薄化後EPS 損益計算書項目 シュルンベルジェの��事業による報告利益 $ 1,628 $ 394 $ 5 $ 1,229 $ 0.91 合併・統合費用   15       2     -     13       0.01   合併・統合 シュルンベルジェの��事業による利益(特別費用・利益を除く) $ 1,643     $ 396   $ 5   $ 1,242     $ 0.92       2013年上半期 税引き前   税金   非支配持分   純額   希薄化後EPS 損益計算書項目 シュルンベルジェの��事業による報告利益 $ 4,291 $ 855 $ 13 $ 3,423 $ 2.56 ベネズエラにおける通貨切り下げによる損失 92 - - 92 0.07 減損その他 OneSubsea合弁事業設立による利益 (1,028 ) - - (1,028 ) (0.77 ) OneSubsea設立による利益 持分法投資による減損 (1)   364       19     -     345       0.26   減損その他 シュルンベルジェの��事業による利益(特別費用・利益を除く) $ 3,719     $ 874   $ 13   $ 2,832     $ 2.12       2012年上半期 税引き前   税金   非支配持分   純額   希薄化後EPS(2) 損益計算書項目 シュルンベルジェの��事業による報告利益 $ 3,406 $ 833 $ 17 $ 2,556 $ 1.91

合併・統合費用

  37       3     -     34       0.03   合併・統合 シュルンベルジェの��事業による利益(特別費用・利益を除く) $ 3,443     $ 836   $ 17   $ 2,590     $ 1.93   (1)   2�の掘削関連の持分法投資による減損に関連します。 (2) 丸め誤差の関係で合計が一致しない場合があります。                       製品グループ (単位:100万ドル) 四半期 2013年6月30日締め 2013年3月31日締め 2012年6月30日締め 売上高 税引き前利益 売上高 税引き前利益 売上高 税引き前利益 オイルフィールドサービス 油層定義 $ 3,014 $ 908 $ 2,750 $ 724 $ 2,714 $ 749 掘削 4,292 804 4,113 730 3,977 727 生産 3,926 625 3,759 555 3,718 601 �去など   (50 )   (59 )   (52 )   (44 )   (68 )   (38 ) 11,182 2,278 10,570 1,965 10,341 2,039 全社など - (181 ) - (168 ) - (169 ) 受取利息(1) - 4 - 6 - 7 支払利息(1) - (92 ) - (93 ) - (76 ) 特別費用・利益   -     664     -     (92 )   -     (22 ) $ 11,182   $ 2,673   $ 10,570   $ 1,618   $ 10,341   $ 1,779       地域別 (単位:100万ドル) 四半期 2013年6月30日締め 2013年3月31日締め 2012年6月30日締め 売上高 税引き前利益 売上高 税引き前利益 売上高 税引き前利益 オイルフィールドサービス 北米 $ 3,357 $ 662 $ 3,290 $ 627 $ 3,376 $ 693 中南米 1,913 394 1,904 371 1,857 354 欧州/CIS/アフリカ 3,125 643 2,851 508 2,924 592 中東・アジア 2,667 655 2,406 548 2,091 445 �去など   120     (76 )   119     (89 )   93     (45 ) 11,182 2,278 10,570 1,965 10,341 2,039 全社など - (181 ) - (168 ) - (169 ) 受取利息(1) - 4 - 6 - 7 支払利息(1) - (92 ) - (93 ) - (76 ) 特別費用・利益   -     664     -     (92 )   -     (22 ) $ 11,182   $ 2,673   $ 10,570   $ 1,618   $ 10,341   $ 1,779  

(1) 製品グループおよび地域別業績に含まれる利息を除きます。

              製品グループ (単位:100万ドル) 上半期 2013年6月30日締め 2012年6月30日締め 売上高 税引き前利益 売上高 税引き前利益 オイルフィールドサービス 油層定義 $ 5,764 $ 1,633 $ 5,231 $ 1,384 掘削 8,405 1,534 7,737 1,374 生産 7,684 1,181 7,241 1,209 �去など   (101 )   (105 )   (59 )   (45 ) 21,752 4,243 20,150 3,922 全社など - (348 ) - (339 ) 受取利息(1) - 9 - 16 支払利息(1) - (185 ) - (156 ) 特別費用・利益   -     572     -     (37 ) $ 21,752   $ 4,291   $ 20,150   $ 3,406     地域別 (単位:100万ドル) 上半期 2013年6月30日締め 2012年6月30日締め 売上高 税引き前利益 売上高 税引き前利益 オイルフィールドサービス 北米 $ 6,647 $ 1,289 $ 6,809 $ 1,470 中南米 3,817 765 3,623 676 欧州/CIS/アフリカ 5,976 1,151 5,501 1,020 中東・アジア 5,073 1,203 4,046 861 �去など   239     (165 )   171     (105 ) 21,752 4,243 20,150 3,922 全社など - (348 ) - (339 ) 受取利息(1) - 9 - 16 支払利息(1) - (185 ) - (156 ) 特別費用・利益   -     572     -     (37 ) $ 21,752   $ 4,291   $ 20,150   $ 3,406  

(1) 製品グループおよび地域別業績に含まれる利息を除きます。

シュルンベルジェについて

シュルンベルジェは世界の石油・ガス産業で活動する顧客に技術、総合プロジェクト管理、情報ソリューションを提供する世界的大手企業です。140カ国以上の約12万人を雇用するシュルンベルジェは85カ国以上で�業し、探鉱から生産まで、業界で最も幅広く商品とサービスを提供しています。

シュルンベルジェ・リミテッドは主要なオフィスをパリ、ヒューストン、ハーグに置き、2012年の��事業による売上高は417億3000万ドルでした。詳細情報についてはwww.slb.com をご覧ください。

*シュルンベルジェまたはシュルンベルジェ関連会社のマーク

†石油天�ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC、旧石油公団(JNOC))とシュルンベルジェは、LWD技術を開発する研�プロジェクトで協力しました。EcoScopeおよびNeoScopeのサービスではこの協力により生まれた技術を採用しています。

‡Alternate Pathはエクソン モービル コーポレーションのマークであり、その技術はシュルンベルジェに独占的にライセンス供与されています。

注記

シュルンベルジェは2013年7月19日金曜日に電話会議を開催し、上記の決算発表ならびに事業見通しについて議論します。会議は米国中部時間午前8時、東部時間午前9時から開始します。一般公開されるこの会議に参加するには、+1-800-230-1085(北米内)または+1-612-288-0340(北米以外)まで、予定された開始時間の約10分前までに電話し、電話会議オペレーターに「シュルンベルジェ決算発表電話会議」への参加を伝えてください。この電話会議の終了後、2013年8月19日まで録音再生を聴取できます。+1-800-475-6701(北米)または+1-320-365-3844(北米以外)にダイヤルしてください。アクセスコードは291800です。

電話会議はwww.slb.com/irwebcastにて、聴取のみの方式にてウェブキャストで同時放送されます。電話会議が始まる15分前にログインし、お使いのブラウ�ーをテストして電話会議への登録をしてください。ウェブキャストの録音再生も同じウェブサイトでご利用いただけます。

本プレスリリースと財務情報に関するQ&A形式の補�情報はwww.slb.com/irから入手できます。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

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