シュルンベルジェ・リミテッド

(ビジネスワイヤ) -- シュルンベルジェ・リミテッド(NYSE:SLB)は本日、2014年第1四半期の決算を発表しました。��事業による売上高は112億4000万ドルでした(2013年第4四半期は119億1000万ドル、2013年第1四半期は105億7000万ドル)。

シュルンベルジェの��事業による利益(特別費用・利益を除く)は15億9000万ドルで、前四半期から11%減少しましたが、前年同期比では23%の増加となりました。��事業による希薄化後1株当たり利益(特別費用・利益を除く)は、前四半期の1.35ドル、前年同期の0.97ドルに対し、当四半期は1.21ドルでした。

シュルンベルジェは、2013年第4四半期に1株当たり0.09ドル、2013年第1四半期には1株当たり0.07ドルの特別費用を計上しています。2014年第1四半期には特別費用・利益は計上していません。

オイルフィールドサービスの売上高は112億4000万ドルで、前四半期比で6%減少しましたが、前年同期比では6%増加しました。オイルフィールドサービスの税引き前�業利益は23億7000万ドルで、前四半期から9%減少したものの、前年同期では21%の増加となりました。

シュルンベルジェのポール・キブズガード最高経�責任者(CEO)は次のように述べています。「冬季の厳しい天候によりロシア、中国、北米での事業に影響がありましたが、新技術の売上高が伸び、統合活動が拡大したことが第1四半期の業績を後押ししました。四半期比では、年度末の好調な業績の後で、製品、ソフトウエア、マルチクライアント・ライセンスの売上高は通常の鈍化を見せたものの、優れた操業と効率を重視したことですべての地域で業績が向上し、特に中東・アジアおよび北米地域が好調で、前年同期比で堅調な伸び率を達成しました。

海外では、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、オーストラリア深海の主要市場でのさらなる成長、ならびにサハラ以南アフリカでの好調な活動、エクアドルのプロジェクト活動、アルゼンチンでのシェール関連の活動が業績を後押ししました。北米の陸上事業は、冬季の天候による逆風や圧力ポンピングの価格�争があったものの、サービスの強化、市場シェア獲得、新技術の導入を背景に堅調でした。北米の沖合事業は、操業の遅�や改修活動の�長により若干後退しました。

価格面では全体的な傾向はほとんど変わっていませんが、割増価格の新技術がさらに市場に浸透し、特にクラス最高のサービス品質と相まって�業利益率に寄与しました。この分野での当社の全体的な業績は、エンジニアリング・製造・�持組織が、「即座に機能する」強力な性能を有する新しい革新的製品を現場操業に投入し�けたことで、さらに後押しされました。

北半球の一部での異常なまでの厳しい冬季の天候、中国での成長鈍化の兆し、ウクライナの不穏な情勢などがありましたが、世界経済の回復には基本的に影響はありません。しかし、これらの要因は性質上一時的なものと思われ、石油市場は、強力な需要トレンド、予備容量の減少、OECD諸国の石油在庫不�により、予想以上の逼迫が�いています。北米では供給は増えていますが、他の地域では生産目標を達成するのに苦労しています。米国では、冬季の気温により天�ガスのトレンドが上昇しましたが、今後数カ月で需給は正常化すると予想されます。

結果として、2014年には、当社顧客の油田関連の支出は6%以上増加し、支出の伸び率は、独立系および国�石油会社の後押しにより、海外および北米市場で比較的均等になると当社は考えています。そのため当社では、幅広い地理的事業範囲、バランスの取れた技術ポートフォリオ、予想される市場の混乱から保護し、市場の機会を生かす能力を提供する機敏な組織を有することから、今年度の事業展望を楽観視しています。」

その他の出来事

  • 当四半期、シュルンベルジェは当社普通株式996万株を1株当たり平均90.31ドル、総額8億9900万ドルで買い戻しました。
  • 2014年3月13日、シュルンベルジェは、カルガリーを基盤とする世界的陸上掘削サービス会社のSESホールディングス・リミテッド(サクソン)の残りの株式を、ファースト・リ�ーブおよび一部のサクソン経�陣から買い取る契約を結んだことを発表しました。サクソンは現在10カ国で87台のリグ(70台の掘削用および17台の改修用)を操業し、世界でさらに35台のリグにサポートサービスを提供しています。この取引は、規�当局の承認を含む慣例的完了条�を前提としています。

オイルフィールドサービス

第1四半期の売上高は112億4000万ドルで、前四半期比で6%減少しましたが、前年同期比では6%増加しました。海外の売上高は74億8000万ドルで、前年同期から3億2200万ドル(5%)増加しました。一方、北米の売上高は36億8000万ドルで、前年同期から3億9400万ドル(12%)増加しました。2013年度第4四半期には製品、ソフトウエア、マルチクライアントの売上高が年度末に好調となり、これが前四半期比での売上高減少の要因のほぼ半分を占めています。前四半期比での売上高減少のその他の要因は、ロシアと中国での季節的な天候に関連する活動の低迷、ブラジル、ノルウェー、マレーシア、カスピ海での海洋地震探査の終了、ブラジルとメキシコでの契約および操業の遅�です。しかし、これらの前四半期比での影響は、厳しい冬季の天候によりある程度弱まったものの、米国およびカナダでの圧力ポンピング活動が好調だったことで部分的に相殺されました。

年度末および季節的要因が前四半期比の業績に大きな影響を及ぼしたため、以下では、別の規定がない限りは前年同期比を中心に説明します。

北米の売上高は12%増の36億8000万ドルでした。陸上での活動は厳しい冬季の天候により一時的に中断されましたが、サービスの強化、市場シェアの獲得、依�として価格�争の激しい圧力ポンピング市場で新しい技術が採用されたことで、全体の業績は堅調でした。陸上事業の売上高も、人工採油事業の拡大により増加しました。北米の沖合事業では、操業の遅�や改修活動の�長により若干後退しました。

海外事業の売上高は5%増加しました。その主な要因は、中東・アジア地域の売上高が19%増の28億4000万ドルとなったことです。これは主に、サウジアラビアとアラブ首長国連邦での活動が好調だったことと、東南アジアおよびオーストラリア深海で掘削活動が堅調で技術が採用されたためです。欧州/CIS/アフリカ地域の売上高は、アフリカ中西部地域市場で開発・探鉱活動が好調だったことや、ノルウェーにおいて掘削サービスで市場シェアを獲得したことにより、売上高は1%増の28億8000万ドルとなりました。ロシアおよび中央アジア地域では、北極圏およびカスピ海での活動が活発だったものの、厳しい冬季の天候による活動の中断とロシア・ルーブル安の影響によりその効果が相殺され、売上高は若干の増加となりました。この地域の第1四半期の売上高には、2013年第2四半期末にフラモ海底事業がOneSubsea™合弁事業に移行したことが影響しています。この事業の移転の影響を除くと、欧州/CIS/アフリカ地域の売上高は3%の増加となります。中南米での売上高は8%減少して17億6000万ドルとなりました。その主な要因は、ブラジルで活動と価格が大幅に低下したことと予算面の影響からメキシコでリグカウントが減少したことです。しかし、これらの影響は、エクアドルでのシュルンベルジェ・プロジェクト管理(SPM)シュシュフィンディ・プロジェクトでの作業が増加したことと、アルゼンチンのヴァカ・ムエルタ・シェール層での活動が好調だったことから、部分的に相殺されました。

セグメント別では、油層定義グループの売上高は28億5000万ドルで、前年同期から5100万ドル(2%)増加しました。その要因は、ワイヤーラインおよび坑井試験サービスで沖合探鉱活動が活発だったことや、シュルンベルジェ・インフォメーション・ソリューション(SIS)で海外のすべての地域でソフトウエアの売上高が増加したことです。ウェスタンジーコは、保有海洋船�の利用減少とマルチクライアントの売上高の減少により後退しました。掘削グループの売上高は43億3000万ドルで、前年同期から2億6900万ドル(7%)の増加となりました。その要因は、サウジアラビア、オーストラリア、東南アジア地域で掘削・計測サービスおよびM-I SWACOの技術への需要が堅調だったことです。生産グループの売上高は前年同期から3億5700万ドル(10%)増加して41億2000万ドルとなりました。北米陸上事業において坑井サービスによる圧力ポンピング技術が2桁の伸びを見せ、SPM活動が増加しました。

第1四半期の税引き前�業利益は23億7000万ドルで、前四半期比で9%減少しましたが、前年同期比では21%の増加となりました。海外の税引き前�業利益は17億1000万ドルで、前年同期から2億7800万ドル(20%)増加しました。北米の税引き前�業利益は6億8300万ドルで、前年同期から5600万ドル(9%)の増加となりました。

前四半期比では、年度末と季節性の影響により、税引き前�業利益率は0.8ポイント低下して21.1%となりました。通常の年度末の影響と季節的な冬季の天候の影響による第1四半期の利益率希薄化は1.27ポイントでした。海外事業の利益率は0.73ポイントの若干の低下で22.8%となり、北米事業の利益率は1.07ポイント低下して18.5%となりました。

前年同期比では、税引き前�業利益率は2.48ポイント上昇しました。海外事業の税引き前�業利益率が2.86ポイント上昇しましたが、北米の税引き前�業利益率は0.53ポイント低下しました。中東・アジアの利益率は前年同期から3.49ポイント上昇して26.3%となり、欧州/CIS/アフリカの利益率は2.53ポイント上昇して20.3%、中南米の利益率は1.60ポイント上昇して21.1%となりました。北米の利益率が若干低下したのは、主に陸上事業で坑井サービスの圧力ポンピング技術の価格が低迷したことと、米国メキシコ湾で沖合での掘削が遅�したことが原因です。海外の利益率が堅調に上昇した要因は、新しい技術の採用、コスト・資源管理に重点を置いたことと、統合関連の活動が��的に利益率向上に寄与したことです。

セグメント別の前年同期比では、油層定義グループの税引き前�業利益率は、ワイヤーラインおよび坑井試験サービスの収益性向上とSISソフトウエアの売上増加により、1.29ポイント上昇して27.3%となりました。掘削グループの税引き前�業利益率は、技術のさらなる統合、掘削・計測サービスの利益率向上、統合プロジェクト管理(IPM)のプロジェクト活動の収益性向上により、2.49ポイント上昇して20.3%となりました。生産グループの税引き前利益率は3.13ポイント上昇して17.9%となりました。その主な要因は、坑井サービスおよび坑井仕上げのコスト効率改善と新技術の売上増加ですが、この効果は、契約繰り�し価格により部分的に相殺されました。

第1四半期のシュルンベルジェ全体の業績には、効率、信頼性、サービス統合による多くの技術要素が寄与しています。

中国では、コノコフィリップス・チャイナが掘削グループの技術を採用し、渤海湾の蓬莱19-3油田の沖合坑井において掘削効率を高め、信頼できる油層圧測定を行いました。掘削・計測サービスのPowerDrive Xceed*およびPowerDrive vorteX* 回転操行性技術とC-Link IMAG通信システムを組み合わせて、坑井軌道を正確に�御し、掘進率(ROP)を高め、坑穴洗浄を改善しました。また、M-I SWACOのULTRADRIL* 高性能水系流体システムを用いてシェールの安定性とROPを高め、全体的な掘削効率がさらに向上しました。これにより12 1/4インチおよび8 1/2インチの両区間で過去最高のROPを達成し、全体として以前の記録から効率は22%改善されました。また、8 1/2インチ区間では、StethoScope* 掘削同時地層圧評価技術を採用してリアルタイムに圧力測定を行い、この油層の間隙圧の傾向を予測しました。全体として、シュルンベルジェの技術をこのように組み合わせたことで、顧客企業は高度な地層評価と非生産的時間(NPT)ゼロでの質の高い執行を実現し、合計で4日間AFEを短縮することができました。

メキシコでは、ペメックスがシュルンベルジェと、総額19億ドルを�える3�の多年統合プロジェクト契約を結びました。これらの契約は、最近終了した大型入札の中でも最大規模のものです。シュルンベルジェは、南部地域で実施中の統合プロジェクト活動やペメックス北部地域での��的活動を含み、各プロジェクトで契約を結んだ唯一のサービス提供会社です。この契約締結は、商業条�、QHSE、メキシコの南部の深海の複雑な坑井環境におけるシュルンベルジェの技術的実績、ならびにこれまでのプロジェクトでの効率的掘削プロセスと関連するサービスによるものです。また、シュルンベルジェはメキシコ沖合での深海統合サービスで総額2億4000万ドルを�える4年契約の履行を開始しました。この契約に基づく最初の深海坑井は2014年3月に開始されました。

ノルウェーでは、シュルンベルジェはDet norske oljeselskap ASA と、ヨハン・スヴェルドロップ油田の西部、北海北部地域のイヴァール・オーセン油田での探鉱掘削と開発で、統合坑井建設サービス契約を結びました。この5カ年契約には2年のオプション期間が含まれており、それぞれの年で探鉱から開発まで坑井建設サービス一式を提供します。この契約が結ばれたのは、安全かつ効率的な操業を行うことを目指した技術的・財政的実績の点でシュルンベルジェが提供する完全統合された技術ソリューションが評価されたためです。シュルンベルジェはまた、坑井建設プロセスで重要な役割を果たし、技術革新、信頼性、プロセス効率により得られる潜在的利益を最大化する契約に基づいてサービスを提供します。

タイ沖合では、シュルンベルジェがサラマンダー・エナジー向けに業界初の掘削同時地震探査を行いました。ウォーク・アバブ地震探査で掘削・計測サービスのseismicVISION* 掘削同時地震探査技術を用いて、リアルタイムに速度情報と地震探査画像を取得しました。ワイヤーラインのQ-Borehole* 統合掘削孔地震探査、SWINGS* 地震探査ナビゲーション・位置決め、ウェスタンジーコのTRISOR* 音響源技術を採用し、掘削リグから無線技術を用いてリモートシューティングを行い、ボート地震源からガンを発射してデータを送信しました。合計で53の連�したリアルタイムの地震レベルを用いて時間と深度の変換を更新し、地震マップに従ってドリルビットを取り付けることができました。また、メモリデータで100以上の連�地震レベルを提供し、最終地震画像を取得しました。シュルンベルジェの技術により操業効率が上がり、操業会社は掘削の不確実性を軽減することができ、予定の全深度まで坑井を掘削することに成功しました。

ロシアでは、シュルンベルジェの会社であるペトロスティムが、西シベリアでロシアの大手石油会社向けに、微小地震探査サービスのStimMAP* 水圧破砕マッピングサービスを実施しました。ワイヤーラインの3コンポーネントの掘削孔センサーを備えたVSI*汎用地震探査イメージャー技術を用いて、水平処理坑井で4回の水圧破砕段階を実施し、近くの観測井から監視しました。地層の浸透性が低く、ポンプ流量が少なかったものの、すべての段階で亀裂が伸びる方向が明確に検知されました。全体として、良好な微小地震探査解釈に必要な統計的精度で、400以上の微小地震探査イベントが検知されました。これにより顧客企業は、掘削および油田開発計画の不確実性を軽減し、コストを大幅に削減することができました。

油層定義グループ

第1四半期の売上高は28億5000万ドルで、前四半期から14%減少しましたが、前年同期比では2%の増加となりました。前四半期比で売上高が減少した要因は、年度末に好調だったウェスタンジーコのマルチクライアントおよびSISソフトウエアの売上高が減少したことです。前年同期比で売上高が増加した要因は、ワイヤーラインと坑井試験サービスで沖合探鉱活動が活発だったことと、海外のすべての地域でSISのソフトウエア売上高が増加したことです。しかし、ウェスタンジーコは、保有海洋船�の利用減少とマルチクライアントの売上高の減少により後退しました。

税引き前�業利益は7億7900万ドルで、前四半期比では24%減少しましたが、前年同期比では7%の増加となりました。税引き前�業利益率は27.3%となり、ウェスタンジーコのマルチクライアントおよびSISのソフトウエア売上高が季節的要因で減少したため、前四半期比で3.84ポイントの低下となりました。前年同期比では、税引き前�業利益率は、ワイヤーラインの利益率向上とSISソフトウエア売上高の増加により1.29ポイント上昇しました。

第1四半期には、多くの主要技術の成功と新規契約締結が油層定義グループの業績に寄与しました。

ノルウェーでは、33社の石油・ガス会社から成るパートナーグループの代表操業会社であるスタトイル・ペトロリアムが、ウェスタンジーコと、ノルウェー大陸棚(NCS)のバレンツ海南東部で、合計約8000km2に及�3�の三次元調査から成る大規模な共同地震捕捉・データ処理プロジェクトの契約を結びました。これは1994年以来、NCSで開発する最初の新たなエリアです。多船�によるプロジェクトではObliQ* スライディングノッチ広帯域捕捉・画像化技術が採用され、これには船�上で処理されるデータが含まれます。

北海では、BPがウェスタンジーコと、2014~2015年の北海でのシーズンにストリーマー捕捉の複数プロジェクト契約を結びました。これには、ノルウェーのタンバー油田でのアンダーシュートによる220km2の四次元モニター調査と、その後のシェットランド西部での1000km2の三次元調査が含まれます。アンダーシュートにより、データは生産施設などの障害物の下で収集することができます。この契約は、2013年に完了した以前の契約に�いて締結され、2016年までの�長オプションが含まれています。

クウェート・ガルフ・オイル(KGOC)とサウジアラビア・シェブロンは、ウェスタンジーコと、ワフラ・ジョイント・オペレーションズが操業するサウジアラビア王国とクウェート間の領域である陸上分割区域(PZ)全体を対象とする4,612-km2の三次元地震探査の契約を結びました。このプロジェクトでは、15万を�えるチャンネルを有するUniQ* 統合ポイントレシーバー陸上地震探査システムを採用します。これは、チャンネルカウントにおいて、これまで行われた陸上地震探査のうち世界で2番目に大規模な調査となります。

北海の英国区域では、シェブロンがウェスタンジーコと、アルバ油田での「Q-on-Q」四次元モニター調査の契約を結びました。これは複雑なデータ捕捉プロジェクトで、「アマゾン・ウォリアー」探査船がQ-Marine* SeismicおよびDSC* ダイナミック・スプレッド・コントロール技術を用いてデータを捕捉し、調査の再現性を保証します。また、この契約には3�の総合データ処理プロジェクトが含まれ、4つの旧式データの四次元処理を行い、2014年のデータの完全三次元重合前深度マイグレーションを行います。ウェスタンジーコは長年にわたってアルバ油田でシェブロンと作業を行っています。

リビアでは、ワハ石油会社が、主要なヌビアン砂岩貯留層の油層定義をサポートするため、ワイヤーラインの技術を採用しました。CMR-Plus* 検層ツールにより、主要貯留層の上の比抵抗の低い有効層を分析し、CMR MRF*流体定義により、この貯留層がオイルウェットであることが示され、今後の開発計画に影響を及ぼしました。ECS* 元素捕獲分光法ソンデにより、粘土と方解石容積の鉱物特性と孔隙率推定を定量化しました。OBMI* オイルベースのマイクロイメージャーとUBI* �音波掘削孔イメージャー技術を組み合わせ、ワハ石油会社はリグ時間を10時間以上短縮して、完全な地質学的解釈を行うことができました。Sonic Scanner* 音響走査プラットフォームによる高忠実度剪断異方性と高解像度のUBIおよびOBMI画像を組み合わせることで、緊密な破砕貯留層の破砕応力を定義しました。

クルジスタンでは、OMVがワイヤーラインのSaturn* 3D ラジアルプローブ技術を採用し、BinaBawi油田の垂直試掘井で高品質なオイルサンプルを取得しました。Saturnの楕円プローブ設計により流量範囲が大きくなり、1つの流体識別プロファイルを含み、2つの異なる区間で4つの流体サンプルを取得することで操業効率が向上しました。また、顧客企業は従来のサンプル抽出方法に比べ、流体サンプル抽出時間を最大50%短縮することができました。

トリニダード・トバコでは、セントリカ・エナジーが、デュアルパッカー・エレメントを備えたワイヤーラインのMDT* モジュラー・フォーメーション・ダイナミック・テスターを採用し、信頼できる浸透性データを取得しました。4つの区間を対象とした「ミニ・ドリルステム試験」を単一の検層作業で実施し、従来の坑井試験に比べてリグ時間を約7日短縮することができました。また、Rt Scanner* 三軸誘導、Sonic Scanner 音響走査、Dielectric Scanner* 多周波数誘導分散、OBMI オイルベース・マイクロイメージャー技術を組み合わせて貯留層を定義しました。

カ�フスタンでは、アルティウス・ペトロリアム・インターナショナルが、ワイヤーラインのPlatform Express* 統合ワイヤーラインツールを採用し、陸上アクジャル油田の浅い坑井で検層データを取得しました。裸孔の検層データ取得・解釈サービスを提供する単独のサービス業者にシュルンベルジェを選択したことで、アルティウスは38の坑井において予算内で作業を終え、情報提供のターンアラウンドタイムを50%短縮することができました。適時の情報により、顧客企業は坑井のセメンチングとケーシングの準備にかかる不要な費用をなくすことができました。

ケニア国�石油会社は、ケニア沖合の広範囲にわたる深海領域を対象とした9500kmの二次元ロングオフセット・マルチクライアント地震探査でシュルンベルジェと提携契約を結びました。この契約では、シュルンベルジェ油層定義グループの技術を用いて、ケニア国�石油会社と協力してデータを取得、処理、解釈し、知識を移転して技術スタッフの育成を支援します。この調査では、Q-Marine Solid* ストリーマーおよびObliQ スライディングノッチ広帯域技術を用いてデータを取得します。シュルンベルジェ・ペトロテクニカル・サービスは、Omega* 地震探査データ処理ソフトウエアで画像化と処理を行い、SIS Petrel* E&Pソフトウエアプラットフォームでデータの解釈と地質モデリングを行います。また、この契約にはケニア国�石油会社の統合的データ管理と情報システムインフラを強化するサポートサービスが含まれています。

インドでは、石油天�ガス公社(ONGC)がワイヤーラインのFlow Scanner* 坑井生産検層およびMaxTRAC* ダウンホール・ワイヤーライン・トラクターシステムを用いて、ムンバイ・ハイ南部の沖合油田で難しい高温の水平坑井で生産プロファイリング情報を取得しました。MaxTRACトラクターが、インテリジェント仕上げが含まれる生産区間全体にわたってFlow Scannerツールを全深度まで無事搬送させました。確実なダウンホールの生産量測定を行ったことで、顧客企業は重要な油田開発の決定を行うことができました。

掘削グループ

第1四半期の売上高は43億3000万ドルで、前四半期から2%減少しましたが、前年同期比では7%の増加となりました。前四半期比で売上高が減少したのは、2013年度末の好調な売上の後、M-I SWACOの製品売上が減少したためです。前年同期比では売上高は2億6900万ドル増加しました。これは、サウジアラビア、イラク、ノルウェー、中国、オーストラリア、東南アジア地域で掘削活動が活発になり、掘削・計測サービスの技術が堅調に伸びたためです。

税引き前�業利益は8億8100万ドルで、前四半期比では横ばいでしたが、前年同期比では22%の増加となりました。税引き前�業利益率は前四半期比で0.51ポイント上昇して20.3%となりました。その要因は、主に中東・アジア地域で掘削・計測サービスの高度な技術構成により価格が上がったことや、IPMプロジェクトの収益性が向上したことです。前年同期比では、税引き前�業利益率は2.49ポイント上昇しました。これは、掘削・計測サービスでのさらなる技術統合と利益率の向上、IPMプロジェクト活動での収益性向上によるものです。

掘削グループの製品ライン全体での技術統合とサービス効率が第1四半期の業績に寄与しました。

中国では、掘削・計測グループの技術が、四川省のシェールガス・プロジェクトでシェル向けに坑井掘削の記録を達成しました。PowerDrive Archer* 高角度変化回転操行性システム技術が連�309時間の操業でその信頼性を立証し、難しい水平坑井の配置において地層の急な傾斜を克服することができました。また、MicroScope* 掘削同時比抵抗画像化サービスにより、過去最大の2043 mの貯留層区間で高品質な地層の画像化を行うことができました。別の坑井では、PowerDrive vorteX 回転操行性システムがこの油田における掘削距離の記録を破り、オフセット坑井に比べ、掘削性能を全体で92%向上させることができました。これにより、掘削・計測グループの技術はこれまで、顧客企業へのサービス提供とコスト削減で上位4分の1にランクされる坑井1本およびクラス最高の坑井4本を実現しました。

同じく中国では、中国海洋石油総公司(CNOOC)番禺操業会社が掘削・計測グループの技術を採用し、平均油田ウォーターカットが91%の成熟した番禺油田で水平坑井を掘削しました。PowerDrive Archer 高角度変化回転操行性技術、PowerDrive Xceed 回転操行性技術、PeriScope* 地層境界マッピング、EcoScope†* 多機能掘削同時検層、adnVISION* 密度中性子検層技術を組み合わせることで、掘削効率が向上し、最適な位置に坑井を配置して、残った炭化水素を排出することができました。この技術の組み合わせにより、合計で25の水平坑井の掘削に成功し、この油田の生産減少傾向を逆転させることができました。その結果、石油生産量は当初の計画より68%増加し、累積石油増加量は予想より45%増えました。

ロシアでは、VSNK-ロスネフチ石油会社が掘削・計測グループの技術を採用し、東シベリアの非在来型ユルブチェノ-トホムスコエ油田で難しい水平坑井を掘削しました。ImPulse* 統合掘削同時測定、adnVISION密度中性子検層、SonicScope* 掘削同時多極音波検層技術を組み合わせることで、地層の破砕定義に必要な質の高い測定を行うことができました。また、シュルンベルジェの掘削同時検層技術により効率が向上し、顧客企業はリグ時間を3日短縮し、関連するコストを削減することができました。

エジプトでは、シュルンベルジェのStinger* 円錐ダイヤモンドエレメント技術により、シェルとエジプト国�石油会社の合弁事業であるBAPETCOは、オベイド油田の坑井で、連�して上位4分の1の掘削業績を達成しました。最初の坑井の8 1/2インチ区間では、Smithカスタム対応多結�ダイヤモンド・コンパクト(PDC)ビットとStringer技術を組み合わせて、この油田で最高レベルのオフセットに比べ、30%以上掘進率を高めました。2番目の坑井の8 1/2インチ区間では、Stinger技術を用いた掘進率は油田で最高の実績に相当し、2つの従来のビットを取り替えてこの区間を全深度まで掘削し、掘削距離は45%伸びました。Stinger技術と数値流体力学検証油圧技術により、オベイド油田で最長かつ最速の作業で新たな掘削記録を達成しました。

米国陸上では、シュルンベルジェ掘削・計測技術により、シマレックス・エナジーがデラウエア盆地の坑井で掘削時間の記録を達成しました。掘削・計測グループのPowerDrive Archer 高角度変化回転走行性システム技術に、カスタム対応の耐摩耗性Smith PDCビットおよびM-I SWACO DUO-VIS* 増粘剤技術を組み合わせて、8日強でセカンド・ボーン・スプリングの砂層区間を掘削して記録を達成しました。これは、以前の最高レベルの坑井より2日半短く、この地域の平均より4日短い期間です。この技術の組み合わせにより、以前の最高レベルの坑井に比べて17万ドル、この地域の平均に比べて26万ドルのコストを削減しました。

同じく米国陸上では、LINNエナジーがSmithドリルビット技術を採用して、アナダルコ盆地の坑井で、使用する平均ビット数を減らして、水平区間を掘削しました。カスタム対応の6ブレードSmith PDC ビットとONYX 360* カッター技術により、この地層では初めて、ドリルビットが回復不能になるまで破損することなく、8 3/4インチの区間全体を掘削しました。ONYX 360カッター技術により、リグ時間およびビットのコストを坑井あたり8万5000ドル以上削減して枝抗を効率的に掘削しました。

米国陸上の他の地域では、シュルンベルジェSHARC* 高摩耗耐性PDCビットにより、ミュレックス・ペトロリアムは、ウィリストン盆地の坑井で掘削記録を達成しました。SHARC ビット技術ともう1つのカスタム対応Smith PDCビットを組み合わせることで、垂直、曲線および水平区間でそれぞれ1本ずつ、合計わずか3本のビットを用いて、地表ケーシングから1万8835フィートの全深度まで坑井を掘削しました。平均掘進率はこの油田で最高レベルのオフセット坑井より15%も速くなり、10万ドルの坑井コストを削減することができました。

米国陸上では、M-I SWACO がノーブル・エナジー向けにRHE-USE* 化学的強化技術を採用し、北東部盆地の坑井を掘削する際に使用した非水掘削流体から低重力の固形物を除去しました。RHE-USE技術を用いたことで、顧客企業は基油と重�石の使用を削減し、掘削固形物搬送機器を用いることなく、泥水と搬送コストを削減し、従来の固形物管理流体パッドに比べ、合計20万ドルのコストを削減しました。

米国メキシコ湾では、坑井サービスが、ルイジアナ沖合の主要顧客企業向けに、深海坑井でMudSCRUB-SX* 安定マイクロエマルジョン・オイルベース泥水除去システムを採用しました。MudSCRUB-SX システムの採用には、坑井の20インチケーシングにプラグを取り付け、16インチ・シューの搾出作業中にプラグを設定して、弱い掘削地層を隔離しました。MudSCRUB-SXシステム独自の処方と坑井サービスのプラグ設置ソフトウエアを組み合わせることで優れた孔洗浄を行うことができ、流体の汚染が軽減されました。この最適なスラリーの性能により、顧客企業は、従来の泥水除去処理で用いた追加添加剤と複数のポンピング段階に関連するコストと時間、ならびにその後のセメンチング作業に関して予想される修復時間を削減することができました。

ポーランドでは、BNKペトロリアムが、Gapowo B-1水平坑井で掘削・計測グループのPowerDrive Archer高角度変化回転操行性システム技術を採用し、シルル紀前期およびオルドビス紀の過圧シェール層を掘削しました。PowerDrive Archer技術により、予定通りに坑井を配置することができ、必要な角度変化率を達成する上で従来の掘削方法では難しかった問題を克服しました。同じ坑井で、PowerDrive X6* 回転操行性システムを採用し、1回の操業でポーランドのシェールガス坑井では最も長い水平区間を掘削しました。また、geoVISION* 掘削同時画像化サービスのリアルタイムのガンマ線画像で水平区間の地層構造を確認し、坑井を目標区間内に進めて�持することでシェール貯留層への接触面を最大にすることができました。

生産グループ

第1四半期の売上高は41億2000万ドルで、前四半期から2%減少し、前年同期比では10%の増加となりました。前四半期比で売上高が減少した主な要因は、年度末の好調な売上の後、坑井仕上げおよび人工採油製品の売上が減少したことです。坑井サービスでは、厳しい冬季の天候による中断や契約繰り�し価格にかかわらず、米国陸上事業でサービスが活発化したことで圧力ポンピング技術は好調でした。坑井サービスの売上高もカナダ西部で冬季の活動がピークに達したことから好調でした。

前年同期比では、売上高は3億5700万ドル増加しました。これは、北米の陸上事業で坑井サービスの圧力ポンピング技術が2桁の伸びを見せたためです。SPMでは、中南米でのプロジェクトが作業計画より早く進展したことから売上高は50%以上増加しました。

税引き前�業利益は7億3700万ドルで、前四半期比では1%の増加、前年同期比では33%の増加となりました。税引き前�業利益率は17.9%で、北米陸上事業および海外地域のいずれでも坑井サービスと坑井介入技術の収益性が向上したことから、前四半期比で0.60ポイントの上昇となりました。この利益率向上は、カナダ西部での冬季の活動がピークに達したことや、米国陸上事業の操業効率によるものですが、米国陸上事業で引き�き価格が低迷したことからこの効果は弱まりました。

前年同期比では、税引き前�業利益率は3.13ポイント上昇しました。その主な要因は、坑井サービスおよび坑井仕上げのコスト効率改善と新技術の売上増加ですが、契約更新の価格設定によりその効果は部分的に相殺されました。

第1四半期には、生産グループ全体で多くの技術革新、統合、プロセス効率、および信頼性に関する出来事がありました。

テキサス西部では、クレイトン・ウィリアムズがシュルンベルジェの技術を組み合わせ、アッパー・ウルフキャンプの目標シェール層で坑井刺激を最適化しました。スペクトラル・ガンマ線を含むワイヤーラインのThruBit* 検層サービスを用いた坑井サービスのMangrove* 貯留層重視の刺激設計ソフトウエアにより、新しい坑井のピーク時30日間の生産量が、同プレイの以前の仕上げ坑井に比べて100%以上増加しました。クレイトン・ウィリアムズは、生産量の増加は、Mangroveのワークフローと枝坑で取得された高品質の裸孔検層データによるものであるとしています。

中国では、ペトロチャイナ長清石油会社が、オルドス盆地のSuligeガス油田にある2つの垂直試掘井で、坑井サービスのHiWAY* フローチャンネル破砕技術を採用しました。これまで、この油田の緊密な加圧貯留層で掘削した坑井の生産量はごくわずかでした。HiWAYによる処理を行ったことで、各坑井の初期生産量は、オフセット垂直坑井の平均生産量を�えて3.5倍となり、オフセット水平坑井の平均生産量と同等になりました。HiWAY技術の採用により、顧客企業は水とプロパントの使用を減らしてコストを削減し、従来の破砕処理では不可能だった周辺部の対象区間の実行可能性が高まりました。

中国では、中国石油天�気集団(CNPC)タリム油田会社が、タリム盆地のKuche油田の�高圧・高温タイトガス坑井の水圧破砕で、坑井サービスのStimMORE* 繊�含有分路流体技術を採用しました。貯留層の把握とStimMORE 分路技術から成る統合的アプローチにより、貯留層および坑井と接触する水圧破砕表面積を最大化することができました。StimMORE技術により合計で8つの坑井の処理を成功させ、作業後の平均坑井生産量は、同じ油田で従来の方法で刺激したオフセット坑井の平均を60%上回りました。

カ�フスタンでは、坑井サービスが、カラチャガナク石油操業会社向けに、カラチャガナク油田の水平坑井で最初の10段階刺激キャンペーンを完了しました。この作業には、自�破砕した炭酸塩での5回の酸破砕処理と5回の母岩酸処理が含まれ、作業は28日で完了しました。これは、同じ油田の同様の坑井で行った以前のキャンペーンの2倍以上の速さです。また、最初の刺激後洗浄と坑井フローバックにより、生産量は、この油田の90の生産坑井のうち上位4分の1に含まれることが示されました。

米国メキシコ湾では、ウォルター・オイル&ガスが、リグレスの地層分離と再仕上げ作業で、坑井介入サービスのLIVE* デジタルスリックライン・サービスを採用しました。LIVEサービスでは、リアルタイムの相関・穿孔機能と、場所をとらない軽量の効率的ソリューションを組み合わせて、プラットフォームのクレーンとデッキスペースの範囲内で介入作業を成功させました。

同じく米国メキシコ湾では、坑井サービスのPressureNET* 逸泥防止技術が初めて加重スペーサー流体に導入され、CemNET* 高度繊�技術を含むセメントシステムの前にポンプ送りし、坑井での生産ライナー設定時の損失を管理しました。坑井サービスの技術をこのように組み合わせることで、重要なすべての区間にわたって確実にセメントを送り、深海の顧客企業は修復作業で予想される270万ドルのコストを削減することができました。

オーストラリアでは、シュルンベルジェ坑井仕上げがINPEXと4000万ドルの契約を結びました。この契約は、次のイクシス開発フェーズIの最初の20の坑井における上層および中間層仕上げを対象としています。このプロジェクトの範囲には高生産量のガス坑井が含まれ、これには最先端の高合金による大口径の仕上げが必要です。

ブラジルでは、シュルンベルジェ人工採油がペトロブラスと、パルケ・ダス・バレイアス沖合油田の6つの海底坑井に電動水中ポンプシステムを供給・設置・監視する約5000万ドルの業績ベースの契約を結びました。この5カ年契約は、非常に難しいブラジルの深海および�深海環境で信頼性の高いREDA Maximus* 電動水中ポンプ技術を提供したシュルンベルジェの実績を基に結ばれました。

財務諸表

            要約連結損益計算書 (単位:100万ドル、ただし1株当たりの金額は除く)   四半期 3月31日締め 2014年 2013年   売上高 $ 11,239 $ 10,570 利息およびその他の収入(純額) 76 33 経費 売上原価 8,745 8,409 研�・エンジニアリング 284 292 一般管理費 106 95 減損その他(1) - 92 利息 103 98 税引き前利益 2,077 1,617 所得税(1) 469 406 ��事業による利益 1,608 1,211 非��事業による利益 - 56 純利益 1,608 1,267 非支配持分に帰属する純利益 16 8 シュルンベルジェに帰属する純利益 $ 1,592 $ 1,259   以下に係わるシュルンベルジェの利益: ��事業による利益(1) $ 1,592 $ 1,203 非��事業による利益 - 56 純利益 $ 1,592 $ 1,259   シュルンベルジェの希薄化後1株当たり利益 ��事業による利益(1) $ 1.21 $ 0.90 非��事業による利益 - 0.04 純利益 $ 1.21 $ 0.94   平均流通株式数 1,306 1,330 希薄化後平均流通株式数 1,318 1,340   経費に含まれる減価償却費(2) $ 932 $ 896   (1) 特別費用・利益の詳細については13ページを参照。 (2) マルチクライアント地震探査データ費用を含む。     要約連結貸借対照表               (単位:100万ドル)   3月31日締め 12月31日締め 資産の部 2014年 2013年 流動資産 現金および短期投資 $ 7,078 $ 8,370 売掛金 11,680 11,497 その他の流動資産 6,595 6,358 25,353 26,225 債券投資(満期保有) 358 363 固定資産 15,114 15,096 マルチクライアント地震探査データ 696 667 のれん 14,832 14,706 その他の無形資産 4,713 4,709 その他の資産 5,651 5,334 $ 66,717 $ 67,100   負債および株主資本の部 流動負債 買掛金・未払負債 $ 8,272 $ 8,837 概算所得税債務 1,731 1,490 短期借入金・長期債務の1年以内返済分 1,369 2,783 未払配当金 527 415 11,899 13,525 長期債務 11,120 10,393 退職後給付 663 670 繰�税金 1,708 1,708 その他の負債 1,147 1,169 26,537 27,465 株主資本 40,180 39,635 $ 66,717 $ 67,100

純負債

「純負債」は、負債総額から現金、短期投資、債券投資(満期保有)を控除した額です。純負債は負債の返済に充当できる現金と投資額を反映しているため、シュルンベルジェの負債水準に関する有益な情報を提供すると経�陣は考えています。第1四半期の純負債の増減の詳細を以下に示します。

          (単位:100万ドル)       四半期 2014 純負債、2014年1月1日現在 $ (4,443 ) ��事業による利益 1,592 減価償却費 932 年金およびその他の退職後給付費用 86 株式報酬費用 77 年金およびその他の退職後給付金資金 (72 ) 運転資金の増加 (870 ) 設備投資 (864 ) 資本計上されたマルチクライアント地震探査データ (82 ) 支払配当金 (410 ) 従業員持ち株�度からの受取金 280 自社株買戻プログラム (899 ) 事業買収・投資(取得した現金と負債を控除) (239 ) その他 (121 ) 純負債への通貨の影響 (20 ) 純負債、2014年3月31日現在 $ (5,053 )   3月31日締め 12月31日締め 純負債の内訳 2014 2013 現金および短期投資 $ 7,078 $ 8,370 債券投資(満期保有) 358 363 短期借入金・長期債務の1年以内返済分 (1,369 ) (2,783 ) 長期債務 (11,120 ) (10,393 ) $ (5,053 ) $ (4,443 )

特別費用・利益

本第1四半期プレスリリースでは、米国で一般的に認められた会計原則(GAAP)に基づく財務業績に加え、非GAAPによる財務業績を提示しています(SECの規則Gに基づく)。これらの非GAAP財務指標と対応するGAAP指標の差異調整を以下に示します。

                                        (単位:100万ドル、ただし1株当たりの金額は除く)       2013年第4四半期   税引き前 税金 非支配持分 純額 希薄化後EPS 損益計算書項目   シュルンベルジェの��事業による報告利益 $ 2,170 $ 487 $ 19 $ 1,664 $ 1.26 売掛金引当金 152 30 - 122 0.09 売上原価   シュルンベルジェの��事業による報告利益(特別費用・利益を除く) $ 2,322 $ 517 $ 19 $ 1,786 $ 1.35   2013年第1四半期   税引き前 税金 非支配持分 純額 希薄化後EPS 損益計算書項目   シュルンベルジェの��事業による報告利益 $ 1,618 $ 406 $ 9 $ 1,203 $ 0.90 ベネズエラにおける通貨切り下げによる損失 92 - - 92 0.07 減損その他 シュルンベルジェの��事業による報告利益(特別費用・利益を除く) $ 1,710 $ 406 $ 9 $ 1,295 $ 0.97

2014年第1四半期には特別費用・利益は計上されていません。

                        製品グループ (単位:100万ドル) 四半期 2014年3月31日締め 2013年12月31日締め 2013年3月31日締め 売上高 税引き前利益 売上高 税引き前利益 売上高 税引き前利益 オイルフィールドサービス 油層定義 $ 2,852 $ 779 $ 3,306 $ 1,031 $ 2,801 $ 729 掘削 4,331 881 4,440 880 4,062 725 生産 4,116 737 4,219 730 3,759 555 �去など (60 ) (29 ) (59 ) (37 ) (52 ) (44 ) 11,239 2,368 11,906 2,604 10,570 1,965 全社など - (201 ) - (197 ) - (169 ) 受取利息(1) - 7 - 7 - 6 支払利息(1) - (97 ) - (92 ) - (93 ) 特別費用・利益 - - - (152 ) - (92 ) $ 11,239 $ 2,077 $ 11,906 $ 2,170 $ 10,570 $ 1,617     地域別 (単位:100万ドル) 四半期 2014年3月31日締め 2013年12月31日締め 2013年3月31日締め 売上高 税引き前利益 売上高 税引き前利益 売上高 税引き前利益 オイルフィールドサービス 北米 $ 3,684 $ 683 $ 3,649 $ 716 $ 3,290 $ 627 中南米 1,758 371 2,003 425 1,904 371 欧州/CIS/アフリカ 2,881 585 3,225 726 2,863 509 中東・アジア 2,845 749 2,923 766 2,394 547 �去など 71 (20 ) 106 (29 ) 119 (89 ) 11,239 2,368 11,906 2,604 10,570 1,965 全社など - (201 ) - (197 ) - (169 ) 受取利息(1) - 7 - 7 - 6 支払利息(1) - (97 ) - (92 ) - (93 ) 特別費用・利益 - - - (152 ) - (92 ) $ 11,239 $ 2,077 $ 11,906 $ 2,170 $ 10,570 $ 1,617   (1) 製品グループおよび地域別業績に含まれる利息を除きます。

シュルンベルジェについて

シュルンベルジェは世界の石油・ガス産業で活動する顧客に技術、総合プロジェクト管理、情報ソリューションを提供する世界的大手企業です。140カ国以上の約12万3000人を雇用するシュルンベルジェは85カ国以上で�業し、探鉱から生産まで、業界で最も幅広く商品とサービスを提供しています。

シュルンベルジェ・リミテッドは主要なオフィスをパリ、ヒューストン、ハーグに置き、2013年の��事業による売上高は452億7000万ドルでした。詳細情報についてはwww.slb.comをご覧ください。

*シュルンベルジェまたはシュルンベルジェ関連会社のマーク

†石油天�ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC、旧石油公団(JNOC))とシュルンベルジェは、LWD技術を開発する研�プロジェクトで協力しました。EcoScopeおよびNeoScopeのサービスではこの協力により生まれた技術を採用しています。

注記

シュルンベルジェは2014年4月17日木曜日に電話会議を開催し、上記の決算発表ならびに事業見通しについて議論します。会議は米国中部時間午前7時、東部時間午前8時、パリ時間午後2時から開始します。一般公開されるこの会議に参加するには、+1-866-269-9609(北米内)または+1-612-332-0923(北米以外)まで、予定された開始時間の約10分前までに電話し、電話会議オペレーターに「Schlumberger Earnings Conference Call」への参加を伝えてください。この電話会議の終了後、2014年5月17日まで録音再生を聴取できます。+1-800-475-6701(北米)または+1-320-365-3844(北米以外)にダイヤルしてください。アクセスコードは316978です。

電話会議はwww.slb.com/irwebcastにて、聴取のみの方式にてウェブキャストで同時放送されます。電話会議が始まる15分前にログインし、お使いのブラウ�ーをテストして電話会議への登録をしてください。ウェブキャストの録音再生も同じウェブサイトでご利用いただけます。

本プレスリリースと財務情報に関するQ&A形式の補�情報はwww.slb.com/irから入手できます。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Schlumberger LimitedSimon Farrant – Vice President Investor RelationsJoy V. Domingo – Manager of Investor RelationsOffice +1 (713) 375-3535investor-relations@slb.com

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