(ビジネスワイヤ) -- シュルンベルジェ・リミテッド(NYSE:SLB)は本日、2014年第3四半期の売上高が126億ドルとなったと発表しました(2014年第2四半期は121億ドル、2013年第3四半期は116億ドル)。第3四半期の売上高は前四半期から5%増、前年同期から9%増となりました。海外部門の売上高は83億ドルで、前四半期から2億2200万ドル(3%)増加し、北米部門の売上高は43億ドルで、前四半期から3億6700万ドル(9%)増加しました。

シュルンベルジェの��事業による利益は19億ドルで、前四半期から8%の増加、前年同期比では14%の増加となりました。��事業による希薄化後1株当たり利益は、前四半期の1.37ドル、前年同期の1.29ドルに対し、当四半期は1.49ドルで、前四半期から9%、前年同期から16%の増加となりました。

第3四半期の税引き前�業利益は28億ドルに達し、前四半期から7%の増加、前年同期比で12%の増加となりました。海外部門の税引き前�業利益は20億ドルで前四半期から5%の増加、北米部門の税引き前�業利益は8億2500万ドルで、前四半期から18%の増加となりました。

第3四半期の税引き前�業利益率は22.2%で、北米部門の税引き前�業利益率は19.4%、海外部門の税引き前�業利益率は24.6%に上昇しました。

シュルンベルジェのポール・キブズガード最高経�責任者(CEO)は次のように述べています。「第3四半期は、北米での活動が活発だったことや、中南米の好業績と、ロシアでの国際的�裁にもかかわらず欧州/アフリカ/CISの業績が後押しして海外部門が堅調な伸びを見せたことから、過去最高の業績を達成しました。また、中東・アジアでは、イラク北部で大きな逆風を受けたものの非常に強い回復力を見せました。新しい技術の浸透と力強い業務執行により、すべての地域、すべてのグループで成長を果たしました。

地域別では、好業績を後押ししたのは北米で、カナダでは陸上事業が季節的な回復を見せ、東海岸での沖合活動が非常に活発になりました。米国の陸上事業も悪天候にもかかわらず好調でした。中南米では、特にメキシコの陸上および沖合と、アルゼンチンの非在来型資源開発など、すべての市場で成長を果たしました。サハラ以南アフリカ/欧州/CISでは、アンゴラでの探鉱活動、コンゴと赤道ギニアでの新しいプロジェクト、ならびにロシアでの季節的な回復により、ノルウェーでの活動の低迷を相殺する以上の効果を上げました。中東・アジアの業績は堅調で、サウジアラビアとオマーンでの好業績が、イラク北部での大きな低迷とインドでの活動の低下を相殺しました。

グループ別では、油層生産グループが前四半期比で最も大きく成長しました。この業績の主な要因は、北米での坑井サービスの圧力ポンピング活動および、売上高増加とさらなる拡大による人工採油の成長です。坑井仕上げの製品売上増加も当四半期の業績に寄与しました。掘削グループの技術は、多くの地域でリグ活動が活発になったことや、メキシコでのIPM活動が好調になり、多くの地域市場で高性能の技術サービスを導入したことで利益を上げることができました。試験サービスの技術が油層定義グループの成長を促し、マルチクライアント・ライセンスの売上が減少したものの、夏季を通して海洋地震探査サービスが優れた業績を達成しました。全体としてすべてのグループの新しい技術がさらに市場に浸透し、基本的なサービスの�争の激しい環境において効果的な価格設定を行うことができました。

当四半期、世界のGDP成長見通しは、欧州と中国のデータが低調なため、いく�ん弱気になりましたが、この影響は米国の好調さによって部分的に相殺されました。好調な米国経済と、欧州および中国において成長を刺激し管理する努力が�けられていることを考えると、世界経済はゆっくりではあるが着実に回復していることには変わりないと当社は考えています。現在、市場心理は短期的な供給過剰を懸念しており、石油需要の見通しは若干下方修正されたものの、北米以外の非OPEC諸国の供給を�持する問題、OPEC諸国の持�的生産能力の成長不�によりOPEC諸国の余剰能力の逼迫が�いていること、一部の主要産油地域で地政的リスクが��していることなど、このような�況が比較的均衡の取れた需給�況につながるという当社の考えは現時点でほとんど変わっていません。

市場全体の見通しには、経済的・地政的な逆風と順風が混交しています。そのため、当社は6月にニューヨークで発表した長期的仮説を�持し、当社の製品、サービス、専門技能に対する需要は引き�き堅調であると考えています。また当社は、新しい技術と統合の拡大によるこれまでとは異なる成長の機会が存在し、信頼性と効率における当社のイニシアチブによる変革的影響が、当社の優れた財務業績を支え、これを加速すると考えています。」

その他の出来事

当四半期、シュルンベルジェは当社普通株式1390万株を1株当たり平均108.41ドル、総額15億ドルで買い戻しました。

2014年8月11日、シュルンベルジェ、OneSubsea™(キャメロン・インターナショナル・コーポレーションとシュルンベルジェの合弁事業)、およびヘリックス・エナジー・ソリューションズ・グループは、海底坑井介入システムのコストと効率を最適化するための技術開発とサービス提供で提携する�意書を交わしました。正式契約の最終条�に合意次第、この提携では、ヘリックス、OneSubsea、シュルンベルジェの能力を活用し、海洋サポートと坑井アクセス・�御技術を組み合わせ、独自の完全統合型サービスを提供します。この提携では、現在の海底坑井介入技術が抱える操業上の限界を押し上げることを目指したいくつかの目的に重点を置きます。これらの目的には、海底坑井アクセス技術によって実現される応用の拡大、深海盆地・�深海盆地や高圧井環境向けの特殊なソリューションが含まれます。考慮すべき重要な点は、ヘリックスの船�の能力が高まり、坑井介入サービスや、坑井試運転、人工採油サポート、廃坑など、通常は掘削リグを用いて行う追加のサポートサービスを提供することです。

北米

北米部門の売上高は43億ドルで、前四半期から9%増加しました。沖合事業の売上高は12%の増加、陸上事業の売上高は9%の増加となりました。沖合事業の売上高が増加した主な要因は、カナダ東部での夏季の活動が活発だったことと、米国メキシコ湾で掘削サービスが市場シェアを獲得したことです。陸上事業の売上高増加の要因は、カナダ西部で陸上事業が季節的な春季の解氷から大きく回復したことと、米国陸上事業でステージ数の増加と物流の改善により引き�き売上高が増加したことです。しかし、前四半期からの売上高増加は、一部の盆地での洪水や米国メキシコ湾での循環海流による天候関連の活動中断によって若干抑えられました。最近の人工採油技術への投資により市場シェアを獲得し、非有機的な成長を促したことも前四半期からの売上高増加に寄与しました。

北米の税引き前�業利益率は前四半期から1.37ポイント上昇して19.4%になりました。その要因は、カナダ西部が前四半期の季節的な春季の解氷から回復したこと、ならびに米国陸上事業では、引き�き効率を向上させ、新しい技術の浸透が高まり、物流コストの回収が向上したことです。北米の沖合事業では、市場シェアの獲得と技術の採用により�業利益率が向上しました。しかし、全体的な利益率の向上は悪天候と沖合での循環海流により抑えられました。

北米での成長基盤を強化する中、シュルンベルジェは7月に掘削請負業者のプレシジョン・ドリリング・コーポレーションと技術・サービス提携契約を結びました。この契約に基づき、プレシジョン・ドリリングは、北米の300台を�えるプレシジョン・ドリリングの陸上リグでシュルンベルジェの抗底掘削技術とサービスを利用することができます。この提携により、シュルンベルジェの掘削工具とサービスの市場範囲が広がり、すでにシュルンベルジェの抗底アセンブリは、米国陸上およびカナダで7つの盆地の27の坑井で採用されています。

第3四半期、新たな技術により、北米の非在来型資源開発における顧客企業の難問に対処しました。これらの技術により生産が増加し、より効率的な操業ができるようになりました。

例えば、テキサス南部では、坑井サービスがBHPビリトン向けに BroadBand Sequence* 破砕技術を採用し、イーグルフォード・シェールプレイの新しい水平坑井で水圧破砕処理の効果を高めました。8つの坑井での試験調査で、BroadBand Sequence技術を用いて3つの坑井を仕上げ、従来の破砕処理より坑井の穿孔範囲が広がりました。210日後、BroadBand Sequence技術を採用した坑井では、5つのオフセット坑井の平均に比べ、通常の生産量は22%増加しました。

テキサス西部では、アトランティック向けにワイヤーラインのThruBit*検層サービスを採用し、パーミアン盆地の27の水平坑井プログラムで坑井仕上げを最適化しました。工学的仕上げにより、幾何学的に仕上げられたオフセット坑井に比べて平均坑井生産量が増加しました。生産量の増加に加え、破壊圧力が低下し、スクリーンアウトがなくなったため坑井刺激のコストが削減されました。

米国陸上では、BHPビリトン向けにシュルンベルジェ坑井仕上げのDiamondback* 複合ドリラブル破砕プラグ技術を採用し、イーグルフォード・シェールプレイの坑井仕上げで、プラグの早期配置現象および関連する非生産時間がなくなりました。以前、BHPビリトンでは、平均して3回以上のプラグの早期配置が発生し、非生産時間は月当たり31時間を�えていました。Diamondback複合プラグ技術によって技術的な課題が克服され、7カ月連�してプラグの早期配置はゼロになり、配置されたプラグの平均台数は3分の1増加しました。プラグの早期配置現象がなくなったことで、顧客企業は現象当たり約20万ドルを節約することができました。

これらの具体例以外にも、LeanSTIMプロセスにより、水圧破砕作業で全体的なパフォーマンス最適化を実現しました。テキサス南部の独立オペレーター向けにLeanSTIM を導入して5カ月以内に、シュルンベルジェの操業では作業員当たりの月当たりステージ数は54%増加しました。顧客企業は、ステージ当たりのコスト削減、坑井の迅速な仕上げ、リスクを回避した生産、運転資金の削減により利益を得ることができました。シュルンベルジェには、作業員当たりの月当たり売上高の増加、ステージ当たりの利益率向上、作業人員数削減による恩恵を受けました。このプロジェクトでLeanSTIMを採用したことで、ポンピング容量が増え、シュルンベルジェは追加の設備投資を行う必要なく、他のオペレータとの市場シェアを向上させることができました。

海外

海外部門の売上高は前四半期から3%増の83億ドルとなりました。

海外部門の売上高が前四半期から増加した主な要因は中南米で、売上高は前四半期から10%増の20億ドルでした。メキシコでは統合プロジェクト管理(IPM)活動が好調で、海底掘削活動が活発だったことから業績が回復し、また、ベネズエラ、アルゼンチン、コロンビア、ブラジルではグループ全体で売上高が増加しました。

欧州/CIS/アフリカの売上高は前四半期から1%増の33億ドルでした。アンゴラでは探鉱活動が大幅に増加し、コンゴと赤道ギニアでは新しいプロジェクトが始動し、英国ではソフトウエアの売上が増加し、ロシアと中央アジアでは夏季の掘削・探鉱活動がピークに達しました。しかし、ロシアでの売上高増加は慎重な投資環境によって抑えられ、欧州連合と米国による経済�裁により一部の顧客企業が一定のプロジェクトや支出を遅らせることになりました。ノルウェーでは、第2四半期の活動がピークに達した後、地震探査と掘削活動が縮小し、売上高が減少しました。

中東・アジア地域の売上高は前四半期から横ばいの30億ドルでした。サウジアラビアでの沖合探鉱活動が好調で、オマーンでは掘削活動が増加し、市場シェアを獲得し、ブルネイではウェスタンジーコの海洋調査活動が活発だったものの、クルジスタンで政情不安が高まり、操業が大幅に低迷したことからイラクの売上高が減少したことでその効果は相殺されました。インドもプロジェクトの完了により売上高が減少しました。

前四半期比で、海外部門の税引き前�業利益率は0.55ポイント上昇して24.6%になり、増分�業利益率は45%でした。前年同期比での海外部門の増分�業利益率は50%でした。欧州/CIS/アフリカの税引き前�業利益率は1.32ポイント上昇して23.4%、中南米では0.72ポイント上昇して21.9%、中東・アジアでは前四半期からほぼ横ばいの27.6%でした。

海外部門の税引き前�業利益率向上は、ロシアと中央アジアでの季節的な活動の回復と、サハラ以南アフリカおよび中東・アジア地域での好調な探鉱活動、北海地域市場での利益率の高いソフトウエア売上、および中南米全域での好調な活動によるものです。しかし、当四半期、この効果は、ロシアでの�裁措置順守関連のコストや、クルジスタンでの大幅な操業の低迷により限定的となりました。

当四半期、海外部門では多くの契約を締結しました。

ノルウェーでは、スタトイルがシュルンベルジェと、探査ボーリングを含むさまざまなノルウェー大陸棚ライセンスでの統合掘削サービス提供で、約1億8000万ドルの契約を結びました。この2年契約は、それぞれ2年の3つのオプション期間を含み、傾斜掘り、掘削同時測定、掘削同時検層、泥水検層サービスが含まれます。また、シュルンベルジェはリアルタイムのデータ転送、陸上サポートによる統合型操業、掘削最適化、掘削機器を提供します。統合掘削サービス・モデルにより、主要な掘削技術や分野横断的な作業プロセスを利用でき、標準化と業務執行の質に重点を置くことで費用効果的な操業が可能になります。

エクアドルでは、シュシュフィンディ・コンソーシアムのパートナー、シュルンベルジェ、テクペトロルが、グループ1油田の生産管理サービス契約を結びました。この契約は、商業条�、品質、安全性、環境面での高い実績、高いレベルの調整と統合、ならびにエクアドルの成熟油田開発プロジェクトでの技術導入におけるシュルンベルジェの実績が評価されて締結されました。この新しいプロジェクトにより、コンソーシアムは規模の経済を向上させ、シュシュフィンディおよびリベルタドル油田とともに、エクアドルでのペトロアマゾナスの生産量がさらに増加します。

クウェートでは、クウェート石油会社(KOC)がウェスタンジーコと、グレーター・バーガン油田とKhabrat Ali油田で、数種類の統合地球物理学技術を用いた三次元高解像度全方位4200km2の調査で5年契約を結びました。データ取得と処理の双方を含むこの調査は、20万以上のチャンネルを有するUniQ* 統合ポイントレシーバー陸上地震探査システムを用いて実施し、チャンネル数では世界最大規模の陸上地震探査となります。またこの契約には三次元垂直地震探査プロファイリング(VSP)と電磁技術・マグネトテルリック技術が含まれ、これらを地震探査データと統合してさらに解像度を上げ、地下リスクを抑�します。

メキシコでは、シュルンベルジェは国�炭化水素委員会(CNH)と、国�データリポジトリ(NDR)の構築と管理、ならびにエネルギー改革法公布以後メキシコ初の公共石油入札向けのデータルーム準備で複数年契約を結びました。この契約は、商業条�、技術ソリューション、およびNDR、データセンター、データルーム構築と管理における世界的経験と実績が評価されて締結されました。2015年第1四半期の最初の入札ラウンドが発表されています。

油層定義グループ

第3四半期の売上高は32億ドルで、前四半期から3%増加しましたが、前年同期比では3%減少しました。税引き前�業利益は9億5400万ドルで、前四半期から4%増加しましたが、前年同期比では3%の減少となりました。前四半期比で売上高が増加した主な要因は、ブラジルその他の多くの地域市場で探鉱活動が活発になり、試験サービスの技術の利用が増えたことです。当四半期は世界的な海洋船�の活動が活発になり、資産の利用が高まったため、ウェスタンジーコの売上高も前四半期から増加しました。また、シュルンベルジェ・インフォメーション・ソリューション(SIS)は主に英国でソフトウエアの売上を伸ばしました。しかし、このような売上高増加は、ペトロテクニカル・サービスのマルチクライアント地震探査の売上が前四半期から減少したために、部分的に相殺されました。

税引き前�業利益率は、前四半期比で0.29ポイント上昇して30%となり、増分�業利益率は40%になりました。これは、ウェスタンジーコの船�利用の増加、利益率の高いソフトウエアの売上が好調だったこと、試験サービスの活動が活発だったためです。

第3四半期の契約締結に加え、油層定義グループの新しい技術により、地下のリスク抑�、複雑な油層の定義、坑井生産および油層回収の向上において顧客企業の課題に対処しました。

例えば、カ�フスタンでは、�イクムナイ向けにワイヤーラインのSaturn* 3D ラジアルプローブ技術を初めて採用し、浸透率の低い不均質炭酸塩地層の坑井で質の高い貯留層ガスコンデンセート・サンプルを採取することができました。掘削流体の浸入により、従来の方法による以前のダウンホール・サンプリング作業では、これらの区間のサンプルで高い水準で濾過が起こり、炭化水素の割合が低くなっていました。Saturn 楕円形プローブ設計により、深く泥水浸入した区間で高速クリーンアップを行うことで操業効率が向上しました。Saturn技術を採用したことで、選択された3つの異なる貯留層区間の流体内容物を数時間で特定することができました。

オーストラリア沖合では、アパッチ・コーポレーション向けに同じくワイヤーラインのSaturn 3D ラジアルプローブ技術を採用し、オイルサンプルを採取して、カニング盆地の第1号井で少なくとも4つの異なる油柱があることを確認しました。Saturn 楕円形流入口設計により流積が広がり、密封能力が向上したことで、貯留層のオイルサンプルを効率的に捕捉し回収することができました。これにより、従来のサンプリング法により2つのオフセット坑井で以前に行った貯留層流体回収の試行で直面した課題が克服されました。

オマーンでは、オマーン石油開発社(PDO)向けに、非在来型の有機物に富む泥岩地層の3つの坑井で初めてワイヤーラインのLitho Scanner* 高解像度分光技術を採用しました。Litho Scanner技術によって全有機炭素を導出し、この地層の複雑な鉱物特性を正確に把握することができました。

アンゴラでは、Total Exploration & Production Angolaがシュルンベルジェのワイヤーライン・サービスと、鉱区17の開発井、鉱区32の試掘井、鉱区25および40のプレソルト試掘井で、ワイヤーラインの油層評価サービスを提供する3年契約(オプションで2年の�長期間を含む)を結びました。

マレーシアでは、ペトロナス・カリガリがウェスタンジーコと、サラワク沖合でIsoMetrix* 海洋地震探査技術を用いて1,050km2を調査する契約を結びました。これはペトロナス・カリガリでは初めての三次元マルチセンサー調査となります。この地域の国際的海上国境により、従来の調査では2つの異なる方向でデータを取得する必要がありましたが、IsoMetrix 技術では単一経路でインラインおよびクロスライン方向の双方で三次元データをサンプリングすることができるため、費用効果的なソリューションとなります。データ処理は、クアラランプールにあるシュルンベルジェ・ペトロテクニカル・サービスのジオソリューション・センターで行います。画像の処理は、データ取得の8カ月後に完了します。

ノルウェーでは、スタトイル・ペトロリアムがウェスタンジーコと数�の沖合地震探査契約を結びました。これには、ノルウェー海のスクルドおよびハイドラン油田でのQ-Marine* 技術を用いた2�の四次元モニター調査が含まれます。ウェスタンジーコは2001年よりスタトイル向けにハイドラン油田で定期的に四次元調査を行っています。

掘削グループ

第3四半期の売上高は48億ドルで、前四半期から4%の増加、前年同期比では11%の増加となりました。税引き前�業利益は10億ドルで、前四半期から7%増、前年同期比で18%増でした。

前四半期から売上高が増加した主な要因は、メキシコ、ロシアおよび北米沖合で掘削・計測サービスの深海活動が活発だったことです。メキシコのプロジェクト活動が好調だったことからIPMの売上高も増加しました。当四半期全体でのサクソンのリグ売上高も前四半期からの成長に寄与しています。

前四半期比で、税引き前�業利益率は0.60ポイント上昇して21.7%となり、増分�業利益率は38%となりました。その要因は、活動の活発化と、地理的および技術的構成がより好ましいものになったことから、掘削・計測サービスの利益性が向上したことです。中南米でのIPMプロジェクトの効率向上は、当四半期もグループの利益率拡大に寄与しました。

第3四半期、新しい掘削グループの技術により掘削効率が向上し、坑井の健全性が確保され、坑井配置が最適化されたことで業績が向上しました。

マレーシア沖合では、ペトロナス・カリガリが、複雑な地層と大きな掘削リスクで知られるサバ沖合の油田の水平坑井で、GeoSphere* 貯留層掘削同時マッピング・サービスを採用しました。従来の掘削法によるこれまでの掘削キャンペーンでは、尖滅などの地下リスクが発生することがよくあり、正確な坑井配置が非常に難しい�態でした。GeoSphere技術はこの油田で初めて導入され、坑井から約25mの目標砂岩帯をマッピングして地層的な不確実性を軽減し、坑井をスイートスポットにランディングさせて貯留層内部に最適に誘導することができました。GeoSphere技術を用いることで、初期坑井試験で1,700 bbl/日以上、すなわち生産目標のほぼ2倍の生産増加を確認しました。

北海の英国区間では、GeoSphere技術を採用して難しい貯留層で水平坑井のランディングを行いました。12 1/4インチ区間を掘削中、GeoSphere技術により掘削前に、貯留層を15フィートの砂層単位としてマップし、測定値解釈専門知識と資産の詳しい知識により、最適な傾斜角で坑井ランディングを行うことができました。その結果、ケーシングを効率的に作動させ、貯留層区間の掘削が容易になりました。

サウジアラビアでは、掘削・計測サービスのPowerDrive Orbit* 回転操行性技術を採用し、ガス井の難しい5 7/8インチの横方向の区間で掘削性能を向上させました。PowerDrive Orbit技術の信頼性と掘削効率により、これまで累計で10,470フィートの横方向区間を掘削し、掘削距離を149%伸ばしました。従来の最良の回転操行性システムの作業に比べ、掘削時間は81%長くなり、掘進率(ROP)は従来のモーターの平均ROPに比べ175%向上しました。全体として、掘削・計測サービスの技術により、合計で掘削日数を23日短縮することができました。

メキシコ沖合では、PEMEX向けに統合掘削グループ技術を採用し、開発井での掘削性能を向上させました。PowerDrive Orbit 回転操行性技術と、カスタマイズされたSmithドリルビットでStinger* 円錐ダイヤモンド・エレメント技術を組み合わせることで、この油田で最長の2096mの坑井区間において1回の作業でROPが18%向上しました。これはこの油田で最も速く掘削された区間として新たな掘削記録を達成し、顧客企業はリグ関連のコストを50万ドル以上削減することができました。

中国沖合では、中国海洋石油総公司(CNOOC)(湛江支社)向けに掘削グループの技術を採用し、南シナ海のQiongDong盆地の深海試掘井で掘削の難題を克服しました。掘削・計測サービスのSonicScope* 掘削同時多極音波検層技術とリアルタイムの地力学を組み合わせることで、地層の間隙圧を正確に予測することができ、掘削時に正確にケーシングの深度を判断し、ケーシング・プログラムを最適化することができました。その結果、高圧区間、狭い泥水比重ウィンドウ、坑井の不安定さによる掘削リスクが緩和され、3つの坑井の掘削に成功しました。また、最初の2つの坑井で掘削リスクの低下につながったプロセスを信頼し、3番目の坑井では14 3/4インチの孔サイズが不要になり、結果としてリグ時間が7日短縮され、顧客企業は約800万ドルのコストを削減することができました。

コンゴ共和国沖合では、ENI向けに、ロアンゴ油田の複雑な坑井の掘削で掘削・計測サービスの技術を採用しました。PowerDrive Archer* 高角度変化回転操行性技術とEcoScope†* 多機能掘削同時検層技術をSmith多結�ダイヤモンド・コンパクトビットと組み合わせ、垂直厚を通して複雑な三次元坑井を掘削し、貯留層に最適にランディングすることができました。難しい貯留層での坑井配置は、PeriScope HD* 多帯地層境界検知およびadnVISION* 密度中性子検層技術で行い、異質な貯留層の複数の層をマッピングし、リアルタイムに坑井の位置決め再評価することができました。サウジアラビアで初めて採用されたPeriScope HD技術を含む掘削・計測サービスの技術を用いたことで、坑井を安全に掘削でき、100%の貯留層接触を達成しました。

ベネズエラでは、PDVSA向けに、ラ・セイバ油田の高温坑井で掘削・計測サービスのPowerDrive X6* 回転操行性技術を採用しました。PowerDrive X6 技術により1回の作業で2000フィート以上を掘削するとともに、作業回数は7回から3回に減少し、近隣の坑井で使用された従来の掘削システムに比べ、ロータリーテーブルの下での時間は3倍になりました。

生産グループ

第3四半期の売上高は47億ドルで、前四半期から8%の増加、前年同期から17%の増加となりました。税引き前�業利益は8億5700万ドルで、前四半期から18%の増加、前年同期比では21%の増加となりました。主にカナダ西部が春季の解氷から大きく回復したことで、坑井サービスの売上高は前四半期から増加しましたが、さらに大きな要因は、米国陸上事業でのステージ数の増加と物流の改善です。中南米および中東・アジア地域で坑井仕上げの製品の売上が好調だったことや、北米で人工採油製品の売上が増加したことも前四半期比での売上高増加に寄与しました。

税引き前利益率は18.3%で、前四半期から1.58ポイント上昇し、増分�業利益率は38%となりました。その要因は、カナダ西部が春季の解氷から回復したため坑井サービスの利益率が向上したことです。また、米国陸上事業は、効率向上、利用性改善、物流コストの回収により拡大しました。

第3四半期、生産グループの新しい技術が、操業効率の向上、生産の加速、油層回収の最大化において多くの顧客企業の課題に対処しました。

マレーシア沖合では、坑井介入サービスがペトロナス・カリガリ向けに、難しい多段ガス坑井で世界で初めて砂岩ACTive Matrix* ライブ・コイルドチュービング刺激サービスを実施しました。リアルタイムに坑内測定を行うACTive Cleanout*サービス により、コイルドチュービングの範囲を最適化すると同時に、坑井のスケール除去を行いました。また、分散型温度感知と分解性繊�を用いたケミカルダイバーターによるACTive* 坑井内ライブパフォーマンスで坑井刺激流体の配置を最適化し、処理流体が上部のシーフ・ゾーンに流れて失われるのを防止しました。刺激後のガス生産は、最初の予想生産量の175%になりました。

アルゼンチンでは、シュルンベルジェはYPF向けに、ヴァカ・ムエルタ非在来型シェール層で、水圧破砕の設計と処理を最適化する統合貯留層ワークフローを導入しました。坑井サービスのMangrove* 貯留層重視の刺激設計ソフトウエアといくつかのオフセット坑井の油田データを用いて、候補坑井の仕上げ戦略を開発しました。また、UFM* 非在来型破砕モデルを用いて複雑な水圧破砕�を生み出し、これをシュルンベルジェ・インフォメーション・ソリューションのINTERSECT* 高解像度貯留層シミュレーターに送って、生産シミュレーションとヒストリーマッチングを行いました。シュルンベルジェの統合貯留層ワークフローにより、ヴァカ・ムエルタ・シェール層の破砕伝播メカニズムをより詳しく理解でき、顧客企業は投資利益率を向上させることができました。

同じくアルゼンチンでは、Petrolera Entre Lomas向けに坑井サービスの技術を組み合わせ、メダノ・デ・ラ・モーラ油田のヴァカ・ムエルタ非在来型シェール層の油井の刺激と仕上げを最適化しました。機械的特性と脈動データを含む貯留層情報の統合により、Mangrove 貯留層重視の刺激設計ソフトウエアは、さまざまな仕上げオプションを適時に視覚化し、坑井の穿孔および破砕戦略が最適化されました。また、物流の簡略化と操業の信頼性を備えたHiWAY* フローチャンネル破砕技術を用いて、坑井の潜在能力を最大化する刺激処理を行うことができました。坑井サービスの技術を採用したことで、坑井の初期生産量は予想を上回りました。

サウジアラビアでは、シュルンベルジェの坑井介入技術により、サウジアラムコ向けにサワーガス坑井で改修作業を行いました。高速の機械的スケール除去作業でACTive ファミリーのライブ・ダウンホール・コイルドチュービング技術を用いて必要な差圧を�持し、Jet Blaster* ジェッティング・スケール除去技術で固いスケールを除去し、抗底の圧力をリアルタイムに監視して、ガス流入のリスクを最小限に抑えました。坑井のスケール除去作業の後、再びACTive技術を用いてリアルタイムのガンマ線深度補正を行い、ABRASIJET* 水圧パイプ切断・穿孔ツール全体で最適な差圧を�持することで、顧客企業は、深度補正の作業をもう一度行う必要がなくなりました。

ナイジェリアでは、シュルンベルジェ坑井仕上げがSEPLATの坑井でIntelliZone Compact* モジュラー多帯管理システムを設置し、複数の区間からの生産を混合すると同時に各区間の�御を�持しました。IntelliZone Compact システムは、FacsRiteTM サンドスクリーン内部に問題なく設置されました。IntelliZone Compact 技術は、生産を最適化し、回収量を増やすよう設計されているため、顧客企業は資産の正味現在価値を高めることができました。

コンゴ共和国沖合では、トタルE&Pコンゴ向けにシュルンベルジェ坑井仕上げのFacsRiteTM スクリーン技術を採用し、リボンド油田の水平坑井の生産性を確保しました。FacsRite 技術が従来のスロテッドライナーに代わって選ばれたのは、その機械的特性と砂保持力、および大型の開放流面積設計が評価されたためです。生産開始以来、砂や細粒は検出されておらず、貯留層に有害な表皮効果が発生していないため、この坑井では貯留層の潜在埋蔵量を生産することができました。

ベネズエラでは、PDVSA向けに坑井サービスのLosseal* 強化合成マットピル技術を採用し、特にアナコ地区のサンタ・ロサ油田の難しいコロラド地層での坑井掘削時に、逸泥を克服し、リグ時間を短縮しました。1つの坑井では30 bblのLosseal 技術のピルにより、20 bbl/時の流体損失を6時間で1 bbl/時まで削減し、安全かつ効率的な掘削作業を�けることができました。また、Losseal技術を応用することで、顧客企業は、他の逸泥防止剤やセメントプラグなど追加の修復作業で36時間以上のリグ時間を節約することができました。

  財務諸表             要約連結損益計算書 (単位:100万ドル、1株当たり金額を除く)   第3四半期 9カ月累計 9月30日締め   2014   2013   2014   2013   売上高 $ 12,646 $ 11,608 $ 35,939 $ 33,360 利息およびその他の収入(純額) 79 43 220 105 OneSubsea設立による利益(1) - - - 1,028 経費 売上原価 9,689 8,926 27,708 26,047 研�・エンジニアリング 301 286 893 870 一般管理費 125 110 353 305 減損その他(1) - - - 456     利息     90     98     282       294   税引き前利益 2,520 2,231 6,923 6,521 所得税(1)     556     506     1,530       1,361   ��事業による利益 1,964 1,725 5,393 5,160 非��事業による損失     -     -     (205 )     (69 ) 純利益 1,964 1,725 5,188 5,091 非支配持分に帰属する純利益     15     10     52       23   シュルンベルジェに帰属する純利益   $ 1,949   $ 1,715   $ 5,136     $ 5,068     以下に係わるシュルンベルジェの利益: ��事業による利益(1) $ 1,949 $ 1,715 $ 5,341 $ 5,137     非��事業による損失     -     -     (205 )     (69 )     純利益   $ 1,949   $ 1,715   $ 5,136     $ 5,068     シュルンベルジェの希薄化後1株当たり利益 ��事業による利益(1) $ 1.49 $ 1.29 $ 4.07 $ 3.84     非��事業による損失     -     -     (0.16 )     (0.05 )     純利益   $ 1.49   $ 1.29   $ 3.91     $ 3.79     平均流通株式数 1,294 1,322 1,300 1,326 希薄化後平均流通株式数     1,310     1,333     1,315       1,336     経費に含まれる減価償却費(2)   $ 1,033   $ 988   $ 3,029     $ 2,891     (1) 特別費用・利益の詳細については12ページを参照してください。 (2) 有形固定資産の償却および無形資産の償却、マルチクライアント地震探査データ費用、SPM投資を含みます。   要約連結貸借対照表     (単位:100万ドル)   9月30日締め 12月31日締め 資産の部   2014年   2013年 流動資産 現金および短期投資 $ 6,759 $ 8,370 売掛金 12,352 11,497     その他の流動資産     6,362     6,358 25,473 26,225 債券投資(満期保有) 473 363 固定資産 15,809 15,096 マルチクライアント地震探査データ 751 667 のれん 15,243 14,706 その他の無形資産 4,690 4,709 その他の資産     5,881     5,334         $ 68,320   $ 67,100   負債および株主資本の部         流動負債 買掛金・未払負債 $ 8,916 $ 8,837 概算所得税債務 1,499 1,490 短期借入金・長期債務の1年以内返済分 1,451 2,783     未払配当金     522     415 12,388 13,525 長期債務 11,626 10,393 退職後給付 606 670 繰�税金 1,733 1,708 その他の負債     1,280     1,169 27,633 27,465 株主資本     40,687     39,635         $ 68,320   $ 67,100

純負債

「純負債」は、負債総額から現金、短期投資、債券投資(満期保有)を控除した額です。純負債は負債の返済に充当できる現金と投資額を反映しているため、シュルンベルジェの負債水準に関する有益な情報を提供すると経�陣は考えています。

純負債の増減の詳細を以下に示します。

      (単位:100万ドル)   9月30日締め       9カ月累計2014年   第3四半期2014年   9カ月累計2013年   ��事業による利益(非支配持分控除前) $ 5,393 $ 1,964 $ 5,160 OneSubsea設立による利益 - - (1,028 ) 持分法投資による減損およびベネズエラでの通貨切り下げによる損失 - - 456 減価償却(1) 3,029 1,032 2,891 年金およびその他の退職後給付費用 266 76 388 株式報酬費用 246 84 255 年金およびその他の退職後給付資金 (318 ) (191 ) (468 ) 運転資金の減少(増加) (991 ) 99 (1,079 ) その他   (343 )   (1 )   (4 ) �業活動によるキャッシュフロー  

7,282

    3,063     6,571     設備投資 (2,766 ) (980 ) (2,753 ) SPM投資 (569 ) (192 ) (633 ) 資本計上されたマルチクライアント地震探査データ   (212 )   (58 )   (300 ) フリーキャッシュフロー(2)   3,735     1,833     2,885     自社株買い戻しプログラム (3,582 ) (1,508 ) (1,526 ) 支払配当金 (1,451 ) (519 ) (1,196 ) 従業員持株�度による受取金   795     303     415     (503 )   109     578     事業買収・投資(取得した現金と負債を控除) (1,049 ) (85 ) (1,144 ) その他   150     197     61   純負債の減少(増加) (1,402 ) 221 (505 ) 純負債(期首)   (4,443 )   (6,066 )   (5,111 ) 純負債(9月30日現在) $ (5,845 ) $ (5,845 ) $ (5,616 )   純負債の内訳   2014年9月30日   2014年6月30日   2013年12月31日   2013年9月30日 現金および短期投資 $ 6,759 $ 6,699 $ 8,370 $ 6,435 債券投資(満期保有) 473 480 363 363 短期借入金・長期債務の1年以内返済分 (1,451 ) (1,505 ) (2,783 ) (2,498 ) 長期債務   (11,626 )   (11,740 )   (10,393 )   (9,916 ) $ (5,845 ) $ (6,066 ) $ (4,443 ) $ (5,616 ) (1)   有形固定資産の償却および無形資産の償却、マルチクライアント地震探査データ費用、SPM投資を含みます。 (2) 「フリーキャッシュフロー」とは、�業活動によるキャッシュフローから、設備投資、SPM投資、資本計上されたマルチクライアント地震探査データを控除した金額です。これは、負債を削減し、買収や自社株買い戻しと配当による株主への現金還元などの株主価値を高める機会を捉えるために利用できる資金を表しているため、重要な指標であると経�陣は考えています。

特別費用・利益

本第3四半期プレスリリースでは、米国で一般的に認められた会計原則(GAAP)に基づく財務業績に加え、非GAAPによる財務業績(SECの規則Gに基づく)を提示しています。これらの非GAAP財務指標と対応するGAAP指標の差異調整を以下に示します。

      (単位:100万ドル、ただし1株当たりの金額は除く)           2013年9カ月累計 税引き前   税金   非支配持分   純額   希薄化後 EPS   損益計算書項目 シュルンベルジェの��事業による報告利益 $ 6,521 $ 1,361 $ 23 $ 5,137 $ 3.84 ベネズエラでの通貨切り下げによる損失 92 - - 92 0.07

減損その他

OneSubsea合弁事業の設立による利益 (1,028 ) - - (1,028 ) (0.77 )

OneSubseaの設立による利益

持分法投資による減損   364       19     -     345       0.26  

減損その他

シュルンベルジェの��事業による報告利益(特別費用・利益を除く) $ 5,949     $ 1,380   $ 23   $ 4,546     $ 3.40  

2014年年初9カ月および2013年第3四半期には特別費用・利益は計上されていません。

製品グループ (単位:100万ドル)   四半期 2014年9月30日締め   2014年6月30日締め   2013年9月30日締め 売上高   税引き前利益 売上高   税引き前利益 売上高   税引き前利益 油層定義 $ 3,184 $ 954 $ 3,095 $ 918 $ 3,289 $ 988 掘削 4,821 1,045 4,653 981 4,358 889 生産 4,697 857 4,344 725 4,024 707 �去など (56 )   (50 ) (38 )   (3 ) (63 )   (88 ) 税引き前�業利益 2,806 2,621 2,496 全社など - (210 ) - (216 ) - (179 ) 受取利息(1) - 8 - 8 - 6 支払利息(1)   -     (84 )   -     (86 )   -     (92 ) $ 12,646   $ 2,520   $ 12,054   $ 2,327   $ 11,608   $ 2,231       地域別 (単位:100万ドル) 四半期 2014年9月30日締め   2014年6月30日締め   2013年9月30日締め 売上高 税引き前利益 売上高 税引き前利益 売上高 税引き前利益 北米 $ 4,255 $ 825 $ 3,888 $ 700 $ 3,602 $ 730 中南米 2,036 446 1,852 393 1,934 399 欧州/CIS/アフリカ 3,303 774 3,268 723 3,185 714 中東・アジア 2,970 820 2,966 826 2,794 730 �去など 82   (59 ) 80   (21 ) 93   (77 ) 税引き前�業利益 2,806 2,621 2,496 全社など - (210 ) - (216 ) - (179 ) 受取利息(1) - 8 - 8 - 6 支払利息(1)   -     (84 )   -     (86 )   -     (92 ) $ 12,646   $ 2,520   $ 12,054   $ 2,327   $ 11,608   $ 2,231  

(1) 製品グループおよび地域別業績に含まれる利息を除きます。

製品グループ (単位:100万ドル)   9カ月累計 2014年9月30日締め   2013年9月30日締め 売上高   税引き前利益   売上高   税引き前利益 油層定義 $ 9,131 $ 2,651 $ 9,157 $ 2,629 掘削 13,804 2,906 12,659 2,413 生産 13,157 2,319 11,708 1,888 �去など (153 )   (81 ) (164 )   (190 ) 税引き前�業利益 7,795 6,740 全社など - (628 ) - (529 ) 受取利息(1) - 23 - 15 支払利息(1) - (267 ) - (277 ) 特別費用・利益   -     -     -     572   $ 35,939   $ 6,923   $ 33,360   $ 6,521       地域別 (単位:100万ドル) 9カ月累計 2014年9月30日締め 2013年9月30日締め 売上高 税引き前利益 売上高 税引き前利益 北米 $ 11,827 $ 2,208 $ 10,249 $ 2,019 中南米 5,646 1,210 5,752 1,164 欧州/CIS/アフリカ 9,452 2,082 9,186 1,867 中東・アジア 8,781 2,396 7,844 1,931 �去など 233   (101 ) 329   (241 ) 税引き前�業利益 7,795 6,740 全社など - (628 ) - (529 ) 受取利息(1) - 23 - 15 支払利息(1) - (267 ) - (277 ) 特別費用・利益   -     -     -     572   $ 35,939   $ 6,923   $ 33,360   $ 6,521  

(1) 製品グループおよび地域別業績に含まれる利息を除きます。

  補�情報   1)   2014年年初9カ月の税引き前�業利益率と増分�業利益率はどうなっていますか? 2014年年初9カ月の税引き前�業利益率は21.7%、増分�業利益率は40.9%でした。   2) 2014年年初9カ月の��事業による利益(非支配持分を除く)に対する割合としてのフリーキャッシュフローはどうなっていますか? 2014年年初9カ月の��事業による利益(非支配持分を除く)に対する割合としてのフリーキャッシュフローは69%でした。   3) 2014年通期の設備投資の指針はどうなっていますか? 2014年度のシュルンベルジェの設備投資(マルチクライアントおよびSPM投資を除く)は以前と同じく38億ドルと予想されます。2013年度通期の設備投資は39億ドルでした。   4) 2014年第3四半期の「利息およびその他の収入(純額)」には何が含まれますか? 2014年第3四半期の「利息およびその他の収入(純額)」は7900万ドルで、その内訳は、持分法投資利益の6600万ドルと受取利息の1300万ドルです。   5) 2014年第3四半期に受取利息と支払利息はどのように変化しましたか? 受取利息は1300万ドルで、前四半期から横ばいでした。支払利息は9000万ドルで、前四半期から横ばいでした。   6) 「税引き前�業利益」とシュルンベルジェの税引き前連結利益の違いは何ですか? この違いは、セグメントに割り当てられていない社費および受取利息/支払利息、ならびに退職後医療給付の利息、株式報酬費用、一定の無形資産に関連する償却費用です。   7) 2014年第3四半期の実効税率(ETR)は、どの程度でしたか? 2014年第3四半期の実効税率は22.1%、2014年第2四半期は21.7%でした。   8) 2014年9月30日時点での流通普通株式数はどれぐらいでしたか?また、この株式数は前四半期末からどの程度変化しましたか? 2014年9月30日時点での流通普通株式数は12億8700万株でした。以下の表に、2014年6月30日から2014年9月30日までの株式数の変化を示します。     (単位:100万)   2014年6月30日時点での流通株式数   1,296 オプション保有者に売却した株式(交換した株式を除く) 2 �限付き株式の付与 1 従業員株式購入�度に基づいて発行された株式 2 自社株買い戻しプログラム (14 ) 2014年9月30日時点での流通株式数 1,287     9) 第3四半期の加重平均流通株式数はどれぐらいでしたか?また、希薄化後加重平均流通株式数との差異調整はどのようになっていますか? 第3四半期および第2四半期のの加重平均流通株式数は、それぞれ12億9400万株と13億株でした。以下に、加重平均流通株式数と希薄化後平均株式数の差異調整を示します。     (単位:100万)   第3四半期2014年   第2四半期2014年 加重平均流通株式数 1,294   1,300 想定されるストックオプションの行使 12 11 未付与の�限付き株式 4   4 希薄化後平均流通株式数 1,310   1,315   10) 2014年第3四半期のマルチクライアントの売上高は、どうなりましたか? 2014年第3四半期のマルチクライアントの売上高(譲渡手数料を含む)は9300万ドル、2014年第2四半期は1億3300万ドルでした。   11) 2014年第3四半期末時点でのウェスタンジーコの受注残は、どうなりましたか? ウェスタンジーコの受注残は顧客企業と締結した契約に基づいており、2014年第3四半期末時点で8億4000万ドルで、2014年第2四半期末時点では9億1300万ドルでした。

シュルンベルジェについて

シュルンベルジェは世界の石油・ガス産業で活動する顧客に技術、総合プロジェクト管理、情報ソリューションを提供する世界的大手企業です。140カ国以上の約12万6000人を雇用するシュルンベルジェは85カ国以上で�業し、探鉱から生産まで、業界で最も幅広く商品とサービスを提供しています。

シュルンベルジェ・リミテッドは主要なオフィスをパリ、ヒューストン、ロンドン、ハーグに置き、2013年の��事業による売上高は452億7000万ドルでした。詳細情報についてはwww.slb.com をご覧ください。

*シュルンベルジェまたはシュルンベルジェ関連会社のマーク

†石油天�ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC、旧石油公団(JNOC))とシュルンベルジェは、LWD技術を開発する研�プロジェクトで協力しました。EcoScopeおよびNeoScopeのサービスではこの協力により生まれた技術を採用しています。

注記

シュルンベルジェは2014年10月7日金曜日に電話会議を開催し、上記の決算発表ならびに事業見通しについて議論します。会議は米国中部時間午前7時、米国東部時間午前8時、パリ時間午後2時から開始します。一般公開されるこの会議に参加するには、+1-800-288-8967(北米内)または+1-612-332-0107(北米以外)まで、予定された開始時間の約10分前までに電話し、電話会議オペレーターに「シュルンベルジェ決算発表電話会議」への参加を伝えてください。この電話会議の終了後、2014年11月17日まで録音再生を聴取できます。+1-800-475-6701(北米)または+1-320-365-3844(北米以外)にダイヤルしてください。アクセスコードは332340です。

電話会議はwww.slb.com/irwebcastにて、聴取のみの方式にてウェブキャストで同時放送されます。電話会議が始まる15分前にログインし、お使いのブラウ�ーをテストして電話会議への登録をしてください。ウェブキャストの録音再生も同じウェブサイトでご利用いただけます。

本書(2014年第3四半期決算発表)および補�情報、ならびに当社の他の見解には連邦証券法の意味での「将来見通しに関する記述」が含まれています。これには過去の事実ではない記述、例えば、事業見通しに関する当社の予測または予想、シュルンベルジェ全体および各セグメント(および各セグメントの特定の製品または地域)の成長、石油・天�ガスの需要と生産の増加、石油・天�ガスの価格、操業手順および技術の向上、シュルンベルジェおよび石油・ガス業界の設備投資、シュルンベルジェの顧客企業の事業戦略、シュルンベルジェの合弁事業および提携の成功、将来の世界経済�況、将来の�業業績などが含まれます。これらの記述はリスクと不確実性を伴います。これには、世界経済�況、シュルンベルジェの顧客企業による探鉱・生産支出の変化および石油・天�ガスの探鉱・開発レベルの変化、ロシアとウクライナを含む世界の主要地域における一般的な経済、政治、事業�況、価格の下落、気候および季節的要因、操業の遅�、生産低下、政府の規�および規�要�の変更(沖合石油・ガス探鉱、放射線源、爆発物、化学薬品、水圧破砕サービス、気候関連のイニシアチブに関連するものを含む)、探鉱の新たな課題に技術が対応できない可能性、および当社の2014年第3四半期決算発表、最新のフォーム10-K、および証券取引委員会に提出した他の文書で詳述したその他のリスクと不確実性が含まれますが、これらに限定されるものではありません。これらのリスクや不確実性の1つまたは複数あるいは他のリスクや不確実性が実際に起こった場合(またはこのような�況の変化の結果)、あるいは基礎となる前提が誤りであった場合、実際の結果は将来見通しに関する記述に示されたものとは大きく異なる場合があります。新たな情報、将来の出来事などが発生した場合でも、シュルンベルジェはこれらの記述を更新して公開するあるいはこれらの記述を改訂する意図はなく、またその義務を負うものではありません。

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