• 第4四半期の売上高は77億ドル(前四半期比9%減)
  • 第4四半期の1株当たり利益(特別費用・利益を除く)は0.65ドルで前四半期比17%減
  • 第4四半期の事業再編および資産減損費用は合計で1株当たり1.46ドル
  • 通期のフリーキャッシュフローは50億ドルで、収益の114%
  • 新たに100億ドルの自社株買い戻しプログラムを承認
  • 1株当たり0.50ドルの四半期現金配当を承認

(ビジネスワイヤ) -- シュルンベルジェ・リミテッド(NYSE:SLB)は本日、2015年第4四半期および通期の業績を発表しました。通期の業績を以下の表に示します。

              通期業績 (単位:100万ドル、1株当たりの金額を除く) 通期 変化率 2015年12月31日締め 2014年12月31日締め 前年同期比 売上高 $ 35,475 $ 48,580 -27 % 税引き前�業利益 6,510 10,576 -38 % ��事業による利益(特別費用・利益を除く)* 4,290 7,282 -41 % ��事業による1株当たり利益(特別費用・利益を除く)* $ 3.37 $ 5.57 -39 % 税引き前�業利益率 18.4 % 21.8 % -342 bps   北米部門の売上高 $ 9,811 $ 16,151 -39 % 北米部門の税引き前�業利益 999 3,057 -67 % 北米部門の税引き前�業利益率 10.2 % 18.9 % -874 bps   海外部門の売上高 $ 25,196 $ 32,089 -21 % 海外部門の税引き前�業利益 5,955 7,677 -22 % 海外部門の税引き前�業利益率 23.6 % 23.9 % -29 bps

* 特別費用・利益を含む��事業による利益は、2015年は20億7200万ドル、2014年は56億4300万ドルでした。特別費用・利益を含む��事業による希薄化後1株当たり利益は、2015年は1.63ドル、2014年は4.31ドルでした。詳細は「特別費用・利益」の項をご覧ください。

シュルンベルジェのポール・ギブスガード最高経�責任者(CEO)は次のように述べています。「2015年通期の売上高は355億ドルで前年度から27%減少しました。これは、上流部門の設備投資支出の削減により、探鉱・生産投資レベルが大幅に減少したためです。北米では、売上高は陸上事業で45%減少、沖合事業で17%減少し、全体として39%減少しました。北米の顧客企業による設備投資支出が40%以上減少したため、陸上活動の低下は1986年以来最も厳しいものとなりました。年度末の米国陸上リグカウントは2014年度のピーク時から68%減少し、700台を下回りました。そのため、陸上サービス市場では大幅な過剰設備となり、中短期的には価格が回復する兆しは見られません。」

「海外部門の通期の売上高は21%減少しました。海外および国内の石油会社がコモディティー価格の下落に反応したため、顧客企業の予算削減は20%を�えました。この影響は、サービス企業の価格譲歩によりさらに悪化しました。売上高減少の要因の3分の1以上は、米ドルに対する特定の通貨の下落です。これらの地域の業績は、主にロシア・ルーブルの下落により欧州/CIS/アフリカでの売上高が26%減少したことで影響を受けました。英国およびノルウェーでの探鉱活動は、顧客企業の支出が減少したために落ち込みました。サハラ以南アフリカでは、探鉱活動が低下したために沖合リグが解体され、北アフリカでは、主にリビアでの陸上事業が治安の問題で�限されたことから引き�き活動が低迷したため、作業が遅々として進みませんでした。中南米の通期の売上高は、メキシコ、ブラジル、コロンビアでの活動が大幅に低下したため22%減少しました。これは予算削減が�き、リグカウントが減少したためです。ベネズエラ・ボリバルの通貨切り下げは、ベネズエラ、トリニダードトバコ地域市場の売上高に影響を及ぼしました。中東・アジア地域の通期の売上高は17%減少しました。これは、アジア太平洋地域、特にオーストラリアで活動が大幅に低下したためです。売上高の減少は、中東の湾岸協力理事会諸国、特にサウジアラビア、クウェート、オマーンでの活動が堅調だったことから部分的に相殺されましたが、この影響も価格譲歩により相殺されました。イラクでの活動は引き�き低調でした。」

「通期の税引き前�業利益率が3.42ポイント低下して18.4%となり、税引き前�業利益は38%減少しました。北米部門の�業利益率は、前年度から8.74ポイント低下して10.2%となりました。その要因は、陸上事業での圧力ポンピング活動の減少と価格の低下です。海外部門では、価格譲歩や、売上高構成が沖合探鉱から開発に移行してますます不利になったことから売上高は減少したものの、利益率は基本的に2014年度から横ばいの23.6%でした。北米および海外での売上高はそれぞれ39%および21%減少したものの、減分�業利益率は、北米では32%、海外では25%に抑えることができました。これらの数字は2009年の不況時よりはるかに良い数字です。」

「2015年は活動、価格、外国為替で厳しい�況に直面しましたが、このような好調な業績を達成できたことは、当社の事業ポートフォリオの障害許容力を示しています。優れた業務執行、機敏かつ先見的なコスト・資源管理、事業変革プログラムの効果が増してきたことが、当社の業績を後押ししました。」

            第4四半期業績   (単位:100万ドル、1株当たりの金額を除く)   四半期 変化率   2015年12月31日締め 2015年9月30日締め 2014年12月31日締め 前四半期比 前年同期比 売上高 $ 7,744 $ 8,472 $ 12,641 -9 % -39 % 税引き前�業利益 1,288 1,521 2,781 -15 % -54 % ��事業による利益(特別費用・利益を除く)* 819 989 1,941 -17 % -58 % ��事業による1株当たり利益(特別費用・利益を除く)* $ 0.65 $ 0.78 $ 1.50 -17 % -57 % 税引き前�業利益率 16.6 % 18.0 % 22.0 % -132 bps -537 bps   北米部門の売上高 $ 1,955 $ 2,273 $ 4,324 -14 % -55 % 北米部門の税引き前�業利益 139 202 849 -31 % -84 % 北米部門の税引き前�業利益率 7.1 % 8.9 % 19.6 % -175 bps -1,250 bps   海外部門の売上高 $ 5,714 $ 6,068 $ 8,210 -6 % -30 % 海外部門の税引き前�業利益 1,259 1,440 1,990 -13 % -37 % 海外部門の税引き前�業利益率 22.0 % 23.7 % 24.2 % -170 bps -220 bps

*特別費用・利益を含む2015年第4四半期の��事業による損失は10億1600万ドルでした。特別費用・利益を含む2014年第4四半期の��事業による利益は3億200万ドルでした。特別費用・利益を含む2015年第4四半期の��事業による1株当たり損失は0.81ドルでした。特別費用・利益を含む2014年第4四半期の��事業による希薄化後1株当たり利益は0.23ドルでした。2015年第3四半期には特別費用・利益は計上されていません。詳細は「特別費用・利益」の項をご覧ください。

「第4四半期の売上高は前四半期から9%減少しました。その要因は、世界全体の事業でリグ活動が引き�き低調だったことと価格圧力が�いたことです。また、活動の中断やプロジェクトの遅�や中止により厳しい�況に直面しました。北米の売上高は前四半期から14%減少しました。米国陸上リグカウントが15%減少し、顧客企業の探鉱・生産予算が枯渇したためです。海外部門では、顧客企業の予算削減、季節的な冬季の低迷が始まったこと、価格圧力が�いたこと、年度末の製品、ソフトウエア、マルチクライアント地震探査ライセンスの売上が概ね低調だったことなどの要因が重なり、売上高は6%減少しました。」

「事業部門別には、生産グループの売上高は、北米での圧力ポンピング・サービスが低調だったことから10%減少しました。油層定義および掘削グループの売上高はそれぞれ前四半期から7%および8%減少しました。顧客企業の予算が枯渇したことから海外部門で探鉱関連の製品とサービスの需要が低下しました。これまで通常は季節的な冬季の低迷を補ってきた年度末の製品、ソフトウエア、マルチクライアント地震探査ライセンスの売上がほぼなかったことから、これらの影響はさらに深刻化しました。」

「第4四半期、石油の過剰生産が�き、世界的な石油在庫で弱気なトレンドが��して、弱気の市場センチメントが強まりました。そのため、石油価格はさらに低下し、2016年1月には12年で最安値に達しました。市場�況の悪化により、探鉱・生産事業での財政危機の深刻化にさらなる圧力が加わり、顧客企業は、すでに大幅に低下している探鉱・生産(E&P)の投資レベルをさらに低下させました。顧客企業の予算は当四半期の初めに枯渇し、予定外に突�に活動が中止されました。」

「2016年の上半期には活動の低迷がさらに�くと予想し、当社は当四半期に、コストおよび資源ベースにさらに大規模な調整を行いました。これには、さらに1万人の従業員削減、経費、インフラ、資産ベースのさらなる合理化が含まれます。そのため、当四半期、休職奨励プログラムの拡張と人員削減で5億3000万ドルの税引き前再編費用、ならびに固定資産、在庫償却、施設閉鎖、契約終了、その他の資産減損で、主に非現金性の16億ドルの税引き前減損費用を計上しました。」

「事業環境は厳しいものの、当社は24億ドルの設備投資と14億ドルの将来の収入源への投資を含み、2015年には約50億ドルのフリーキャッシュフローを生み出しました。配当金支払いの24億ドル、自社株買い戻しの22億ドルにより、株主には46億ドルの現金を還元しました。また、約5億ドルを技術の取得で使用しましたが、純負債はわずか1億6000万ドルしか増えていません。この環境で現金を生み出す当社の能力はオイルフィールドサービス業界では群を抜いており、当社は、さまざまな大きなビジネス機会をを生かす卓�した能力を有しています。」

「承認待ちのキャメロンとの取引が進展する中で、完了前の統合プランは実質的に完成し、すべての規�当局の承認が得られればいつでも取引を完了できる�態にあります。取引は2016年第1四半期に完了する予定で、すでに、米国、カナダ、ブラジル、ロシアの規�当局から承認を得ています。また、キャメロンの株主は、この買収契約を受け入れることを認めており、米国子会社が買収を行うために必要な資金を確保しました。この取引は78%を株式で、22%を現金で行い、株式による要素が大きいため、市場の変動の影響はほとんど受けません。」

「このような不確実な環境で、当社は当社が管理できることに集中しています。年間を通して、この不況を乗り換えていく中で、組織を合理化し、規模を変更するための多くの対策を講じました。2016年、技術および地域市場の双方で変革プログラムの効果を加速させることで、原油価格および当業界の市場条�が回復すれば、当社は同業他社より強力な会社として復活すると考えています。」

「中期的には当社の市場見通しは今も建設的なものであり、需要の伸び、E&P投資削減の効果による供給の低下、年間供給リプレースメントの規模の問題により、基礎となる需給バランスは逼迫すると考えています。」

その他の出来事

当四半期、シュルンベルジェは当社普通株式540万株を1株当たり平均73.86ドル、総額3億9800万ドルで買い戻しました。

2015年10月19日、シュルンベルジェとエナジー・リカバリーは、シュルンベルジェにエネルギー・リカバリーのVorTeq™ 油圧ポンピング・システムの独占使用権を認める15年の技術契約を結びました。

2015年11月9日、シュルンベルジェとアイコン・サイエンスは、Petrel* E&Pソフトウエア・プラットフォームの定量的地震探査解釈能力の開発を進める契約を発表しました。

2015年11月16日、シュルンベルジェは、岩質材に捕捉された流体の実験分析と高度な掘削孔ガス分析を専門とする米国基盤の石油ガス・サービス会社であるフルイッド・インクルージョン・テクノロジーズを買収したことを発表しました。

2015年11月17日、シュルンベルジェは、シュルンベルジェ・リミテッドの完全所有子会社とキャメロン・インターナショナル・コーポレーションとの合併案について、米国司法省から無条�の承認を得ました。2015年12月、ブラジル、カナダ、ロシアの独占禁止当局から無条�の認可を得ました。キャメロンの株主は2015年12月17日の特別株主総会で圧倒的多数でこ合併契約を承認しました。現在、この合併案は、欧州委員会および他の一部の管轄当局の承認を得て、他の慣例的完了条�の満�または免除により完了します。

2015年12月10日、シュルンベルジェ・リミテッドの間接的完全保有米国子会社であるシュルンベルジェ・ホールディングス・コーポレーションは、総額60億ドルのシニア債を5つのトランシェに分けて発行しました。これらの債券の加重平均年利は約3.15%で、満期は2017年から2025年です。正味受取金は、承認待ちのキャメロン買収の資金を含む一般的な事業目的で使用されます。

2016年1月21日、当社取締役会は、流通普通株式1株当たり0.50ドルの四半期配当を承認しました。この配当金は、2016年2月17日現在の登録株主に対し、2016年4月8日に支払われます。また、2013年第3四半期より開始された現行の100億ドルの自社株買い戻しプログラムが間もなく終了することから、取締役会は新たに100億ドルの自社株買い戻しプログラムを承認しました。

北米部門

北米部門の第4四半期の売上高は20億ドルで、前四半期から14%減少しました。主に、顧客企業のキャッシュフローが減少し、探鉱・生産予算が枯渇したことから、米国陸上のリグカウントが15%減少したためです。陸上事業では活動が低下し、価格圧力が�いたため売上高は18%減少し、沖合事業の売上高は4%減少しました。通常の年度末のマルチクライアント地震探査ライセンスの売上増は、これまでに比べ概ね低調でした。

北米部門の税引き前�業利益率は、前四半期から1.75ポイント低下して7%となりました。価格圧力によりすべてのサービスと製品に影響が及びました。特に圧力ポンピング市場では、業界での価格水準が持�不能な�態に陥り、さらに多くのポンピング機器が待機�態となり人員が部署替えされました。しかし、一部の盆地では市場シェアと新たな技術の機会を求めて、水圧破砕フリートの配置が�持されました。

売上高は前四半期から14%減少したものの、減分�業利益率はわずか20%に抑えることができました。このような高い業績を達成できたのは、機敏なコストと資源の管理、有効なサプライチェーン・プロセス、強力な業務管理によるものです。

第4四半期、統合サービスとシュルンベルジェの新しい技術により北米での生産および操業の効率が向上しました。

米国陸上では、坑井サービスのBroadBand* 非在来型貯留層仕上げサービスが、2014年度より14%多くの坑井および52%多くのステージで採用されました。BroadBand技術により、坑井の範囲と貯留層との接触が最大化され、先端から坑井まですべてのフラクチャーを刺激して開き、生産と採集が向上しました。イーグルフォードおよびパーミアン盆地では、2015年には活動が最も活発になり、すべての活動で6つの盆地と32社の操業会社に対応しました。

テキサス南部では、ローンスター・リソーシズがシュルンベルジェの技術を組み合わせ、イーグルフォード・シェールプレイの一連の水平坑井で生産を最適化しました。抗井サービスのMangrove* 貯留層重視の刺激設計ソフトウエアにより、ワイヤーラインのThruBit* 検層サービスで取得した地質学的特性測定値を用いて、水圧破砕の設計を改善することができました。これにより、最適化された破砕設計で仕上げられた坑井で30日の生産率は同じ油田のオフセット坑井に比べ78%向上しました。

同じく米国陸上では、掘削計測サービスのPowerDrive Orbit vorteX* 電動回転操行性システムにより、ミッドランドおよびアナダルコ盆地で再び成功を収めました。ミッドランド盆地のウォルフキャンプ地層では、この技術により、平均245フィート毎時で、7100フィート以上の全深度を底部掘削時間29時間で掘削し、過去最高の掘進率(ROP)を達成しました。同じ地層で、PowerDrive Orbit vorteXシステムは、203フィート毎時の平均掘進率で、1万2600フィートの全深度を過去最高の4日間で掘削しました。掘削・計測サービスはまた、アナダルコ盆地のウッドフォード・シェールで初めてPowerDrive vorteX技術を採用し、サウスセントラル・オクラホマ・オイルプロビンスのウッドフォード・シェールにおけるあらゆる規模の坑井で最も長い1万4960フィートの枝抗の全垂直深度で、この地域の以前の坑井の平均に比べ120%掘進率を向上させました。

米国陸上の他の地域では、M-I SWACOがSCREEN PULSE* 流体・カッティングス分離器技術を採用し、固体管理プロセスを向上させ、高品質で再利用可能な掘削流体の回収を最大化し、掘削により発生するカッティングスを削減しました。掘削流体を最適な�態に�持することで掘削効率が上がり、廃棄物の処理・処分のコストが削減されるとともに、坑井現場での安全性が向上しました。2015年5月に使用を開始して以来、SCREEN PULSE技術は、ウッドフォード、イーグルフォード、ヘインスビル、パーミアンの各シェール盆地での操業で、流体廃棄率を最大50%削減し、カッティングスに含まれる石油量を約35%削減して、その性能を立証しました。

大西洋岸カナダでは、シュルンベルジェは、ニューファンドランド沖合でのスタトイル向けの統合サービス契約の初年度分を完了しました。フレミッシュ・パス盆地の探鉱と評価では、シュルンベルジェの技術を組み合わせて、掘削効率を向上させ、坑井の完全性を確保し、水深2829 mで最適な坑井配置を行いました。PowerDrive Xceed* 高耐久性回転操行システム、Rhino XS* 水圧膨張リーマー、Stinger* 円錐ダイヤモンド・エレメントにより、目標深度まで安定した正確な掘削を行いました。Quanta Geo* フォトリアリスティック貯留層地質サービス、LithoScanner* 高解像度分光サービス、Sonic Scanner* 音響走査プラットフォームにより、複雑な地層を定義し、地中のリスクを軽減しました。単一の降下作業でこれらの技術を組み合わせることで、スタトイルはリグ時間を短縮し、いくつかの坑井区間を、同社の世界全体での掘削作業の中で非常に優れたものであると認めました。

大西洋岸カナダ沖合のもう1つのプロジェクトでは、ワイヤーラインが、スタトイル向けに、ベイ・デュ・ノードの深海坑井の地層評価と油層定義で技術を組み合わせて採用しました。ワイヤーラインの技術には、Rt Scanner* 3軸誘導サービス、Quanta Geoフォトリアリスティック貯留層地質サービス、Sonic Scanner 音響走査プラットフォームが含まれ、地中のリスクを軽減し、複雑な地層を定義しました。これにより、効率的にワイヤーライン作業を実施し、顧客企業はリグ時間を短縮することができました。

海外部門

海外部門の売上高は57億ドルで、前四半期から6%減少しました。これは、顧客企業の予算削減、季節的な冬季の活動低迷が始まったこと、価格圧力の��、通貨の下落、年度末の製品、ソフトウエア、マルチクライアント地震探査ライセンスの売上が総じて低調だったことなどの要因が重なったためです。

中東・アジア地域では、売上高は前四半期から5%減少して22億ドルでした。その主な要因は、顧客企業の予算削減とプロジェクトの完了により、主にオーストラリアとアジア太平洋での活動が低下したためです。中東地域の売上高も減少しました。クウェートとイラクでの活動は堅調だったものの、サービスの価格譲歩、プロジェクトの中止、新規プロジェクトの始動の遅れ、予算の枯渇による突�の活動中断の影響により他の地域で売上高が減少したことでその効果は相殺され、全体として減収となりました。

欧州/CIS/アフリカ地域の売上高は21億ドルで、主にロシアと中央アジアでの減少により前四半期から9%の減少となりました。その要因は、ロシア・ルーブルの下落、夏季のプロジェクトが終了に近づきロシアでの季節的な冬季の低迷が始まったこと、カスピ海地域での活動が減少したことです。ナイジェリア・ギニア湾および北アフリカ地域の活動は堅調だったものの、主に英国、中央・西アフリカ、アンゴラ地域市場でリグカウントが減少し、プロジェクトが終了したため活動が低下したことで、その効果は相殺されました。

中南米地域の売上高は14億ドルで、前四半期から1%減少しました。コロンビア・ペルー、ブラジル、アルゼンチン、ボリビア・チリ地域市場で顧客企業の予算削減と通貨の下落により、活動が大幅に低下しました。これらの影響は、メキシコでの海洋地震捕捉調査とマルチクライアント地震探査ライセンスの売上によりほぼ相殺されました。

海外部門の税引き前�業利益率は前四半期から1.70ポイント低下して22%となりました。地域全体での価格圧力は、コストおよび資源ベースの合理化と変革プログラムの加速により部分的に相殺されました。また、プロジェクトの中止、新規プロジェクトの始動遅�、突�の活動中断などにより、特に中東・アジア地域で税引き前�業利益率が前四半期から低下しました。中東・アジア地域の税引き前�業利益率は4.48ポイント低下して22.5%、欧州/CIS/アフリカでは1.38ポイント低下して20.8%となりましたが、中南米では2.29ポイント上昇して23%となりました。これは主にメキシコと中米でのマルチクライアント地震探査ライセンスの売上により、高い利益率を上げることができたためです。

前四半期比での減分�業利益率は51%となりました。突�の事業の中断により機敏にコスト調整することができず、また、売上高減少の要因として価格圧力が3分の1以上を占めています。

第4四半期、変革プログラムにより、多技能化、ベースサポートの最適化、資産の活用などにより人員の生産性が向上しました。北海での例を以下に示します。

2014年1月、最適化サポートチームを設立しました。これにより、2015年にはワイヤーラインの現場専門�は昨年度に比べ、ベースでの必要作業日数を約2000日短縮しました。現場チームのメンバーは、坑井現場で中核的活動に集中することができ、ベースでの非中核的作業に費やす時間を削減することができました。これにより年間100万ドルのコストを削減するとともに、従業員は仕事と生活のバランスを保つことができました。また、ワイヤーラインは、より広範囲な地域で資産を統合・共有し、2014年に比べ資産の活用を54%増やしました。資産の活用率が高まったことで80万ドル以上の資材と供給品を削減することができました。

主要な現場業務の実施方法について合計で19人の M-I SWACO 掘削ソリューション・エンジニアを訓練しました。これには、CLEANCUT* カッティングス収集・封じ込めシステムおよび少人数の作業員で操作できるAUTOMATIC TANK CLEANING*ユニットの導入が含まれています。訓練後最初の4カ月で、多技能化されたエンジニアは安全で質の高い業務遂行を行い、船上の人員数を350人/日以上削減することができました。

3社の世界的石油企業向けの軽量介入船�の船上業務でワイヤーラインおよびスリックラインの人員を相互訓練しました。多技能化イニシアチブにより、船上の人員数が少なくなったため安全リスクが低下し、3社の顧客企業は合わせて作業日数を328日削減することができました。

第4四半期、海外部門では統合サービスが拡大し、多くの新契約を結びました。

韓国では、統合サービス管理(ISM)が、ウッドサイド向けに、単一坑井の深海探鉱プロジェクトを完了しました。非常に短期間に稼働準備が必要で、これにはライセンス供与や検層ツールおよび予想されるパイプ回収のための供給品の搬入に関連する複雑な物流が含まれていました。ウッドサイドの釜山供給ベースに共同配属されたISMプロジェクトマネジャーは、ウッドサイドの物流チームと協力し、14の異なる国から必要な資材と供給品を搬入しました。シュルンベルジェとウッドサイドの密接な協力により、すべての資材、人員、サービスが予定通りに配置され、プロジェクトは掘削計画に従って無事執行されました。

ノルウェー沖合では、統合掘削サービス(IDS)が、Det Norske Oljeselskap ASA向けに、イヴァール・オーセン・プロジェクトで優れた掘削・仕上げ作業を行いました。シュルンベルジェのStingBlade* 円錐ダイヤモンド・エレメント技術により掘進率が向上し、掘削・計測サービスのGeoSphere* 掘削同時貯留層マッピング・サービスにより、最大2000 mの長さまで3つの水平坑井区間を地質学的に誘導しました。GeoSphere技術により、30 m以上の距離から貯留層の各層をリアルタイムに描画し、貯留層との接触が最大になるよう枝抗を誘導しました。Det Norskeとシュルンベルジェの密接な協力により、3つすべての坑井の掘削と仕上げは、ノルウェー大陸棚において過去8年間で上位10位に入る優れた操業となりました。

2015年、統合生産サービス(IPS)は、さまざまなプロジェクト管理、廃坑エンジニアリング、坑井サービスを提供して、世界的な石油ガス会社の3つの多抗井の廃坑プログラムをサポートしました。これらのプロジェクトは欧州およびアジアの陸上ならびに沖合で行われました。ビット・掘削ツール、ワイヤーライン、坑井サービス、M-I SWACO、坑井仕上げの各サービスは、IPSエンジニアリング・プロジェクト管理プロセスで統合されたことで、プロジェクトのコストが削減され、効率が向上し、規�当局および顧客企業の双方の要求を満たすことができました。

ノルウェーでは、OMV (Norge) ASがシュルンベルジェと、ノルウェー大陸棚での探鉱および試掘サービスを提供する3年間の統合サービス契約(2回の1年�長オプション付き)を結びました。これには、掘削流体と廃棄物の処理、セメンチング、傾斜掘り、掘削同時計測、掘削同時検層、泥水検層、ワイヤーライン検層、坑井試験、プロジェクト管理サービスが含まれます。この契約は、非常に浅い貯留層での掘削と坑井配置最適化により、水平坑井での高い生産性を達成するコンセプトを立証するものになります。

英国石油ガス庁はシュルンベルジェと北海英国大陸棚(UKCS)で2�のプロジェクト契約を結び、UKCSに関心のある石油会社に無料でプロジェクト成果物を提供します。これはUKCS、特に十分に開発されていない領域での探鉱への関心を高める英国政府の目的の一環です。ウェスタンジーコが英国ロッコールおよび中部北海隆起部で2�の2次元海洋地震探査を行い、データ処理サービス、石油システムモデリング、マルチクライアント・データを提供します。ソフトウエア統合ソリューション(SIS)は、Petrel* E&P ソフトウエア、Studio* E&P知識環境、GeoX* 探鉱リスク・資源評価ソフトウエア、PetroMod* 石油システム・モデリング・ソフトウエアなどの主要なソフトウエア・プラットフォームのライセンスを供与します。

メキシコでは、スタトイル・ガルフ・オブ・メキシコLLCエクスプロレーションが、ウェスタンジーコのカンペチェ深海広方位角(WAZ)マルチクライアント・プロジェクトの大部分をライセンス供与する契約を結びました。この3年間のプロジェクトは、メキシコ湾のメキシコ海域で初めてのWAZマルチクライアント広帯域調査で、政府が初めて開催する非政府企業向けのライセンス供与ラウンドに基づくものです。スタトイルのライセンスには、地震探査処理段階でのウェスタンジーコとの協力が含まれています。

クウェートでは、クウェート石油会社がシュルンベルジェと、ジュラ紀層ガス開発プロジェクトでの深部源ガス坑井で、高圧・高温リニアハンガーを供給・設置する2200万ドルの契約を結びました。技術的に難しいこの開発には、最大深度2万フィートの複雑な坑井で操業できる特殊な信頼性の高い機器が必要です。

スタトイルはシュルンベルジェと、すべての供給船�のタンク洗浄および廃棄物処理サービスで、4年契約(2回の1年�長オプション付き)を結びました。推定1億ドルのこの契約には、AUTOMATIC TANK CLEANING (ATC) LITE* システムの供給が含まれます。このトレーラー取り付け式システムは、洗浄水と廃�をリサイクルし、従来の洗浄に代わる簡単操作のシステムです。完全自動のATC LITE システムにより、人員の健康・安全・環境リスクへの曝露が軽減されます。

  油層定義グループ         (単位:100万ドル、利益率は除く)   四半期   変化率 2015年12月31日締め   2015年9月30日締め   2014年12月31日締め 前四半期比 前年同期比 売上高 $ 2,154 $ 2,321 $ 3,265 -7 % -34 % 税引き前�業利益 520 614 984 -15 % -47 % 税引き前�業利益率 24.2 % 26.4 % 30.1 % -230 bps -600 bps 減分�業利益率 56 % 42 %

油層定義グループの売上高は22億ドルで前四半期から7%減少しました。その主な要因は、探鉱支出の削減が�いたこと、季節的な冬季の活動低迷が始まったこと、通貨の下落、ならびに顧客企業の予算枯渇による業務の中断で、特に欧州/CIS/アフリカと中東・アジア地域でワイヤーラインの活動に影響が出たことです。この売上高減少は、メキシコでの海洋地震探査とマルチクライアント地震探査ライセンスの売上により部分的には相殺されました。年度末の製品およびソフトウエアの売上もこれまでに比べて概ね低調でした。

税引き前�業利益率は、前四半期から2.30ポイント低下して24.2%となりました。利益率の高いマルチクライアント地震探査の売上が業績に寄与したものの、利益率の高いワイヤーライン・サービスの売上高減少により、その効果は相殺され、全体として減収となりました。減分�業利益率は56%で、前四半期より高くなりました。突�の業務の中断により機敏なコスト調整の見通しが�限され、活動に影響が出ました。

当四半期、多くの油層定義技術により、複雑な油層を定義し、坑井生産および油層採集を最適化し、操業効率を高めることができました。

イラクでは、ワイヤーラインがRumaila Operating Organization向けに、ルマイラ油田でLIVE PL* デジタル・スリックライン生産検層サービスを採用しました。LIVE PL 技術により、これまでメモリ検層しか行えなかった坑井でリアルタイムの生産検層を行いました。操業での予定密閉時間は400時間でしたが、必要な時間はわずか100時間でした。これにより、顧客企業は予定より12日早く生産を再開し、1万8000 bblの生産の遅れを防ぎました。

インド沖合では、ワイヤーラインがONGCリミテッド・インド向けに、B-193油田の坑井でP3* 穿孔後技術を採用し、穿孔の洗浄を行いました。高濃度のサワーガスを含む条�で、P3はバランスの取れた坑井流体で低圧の貯留層で2回の作業を行った後、高い動的アンダーバランスを達成しました。P3技術ではPURE* クリーン穿孔システムを用いて、穿孔による岩屑を除去し、破砕区域の損傷を防ぎました。これにより、石油生産量は330%増加し、チュービングヘッドの圧力は250%増加しました。

北海の英国鉱区では、ワイヤーラインがTAQA向けにさまざまな技術を組み合わせて、ペリカン油田で非常に長い坑井を穿孔しました。摩擦係数が同等の標準編組ラインの半分であるStreamLINE* ポリマー封入ワイヤーライン・モノケーブルを用いたためケーブルの張力が軽減され、293フィート、3912 lbmの穿孔ストリングを容易に配置することができ、ポリマーコーティングにより、耐食性ライナーが破損するリスクが軽減されました。また、PowerJet Nova* �深度穿孔成形炸薬により、最大の水圧入で、圧力のかかった岩石層での穿孔が向上しました。これにより、顧客企業は、7回のところ2回の作業で坑井を仕上げ、リグ時間に関連するコストを削減することができました。

ノルウェー領北海では、ワイヤーラインがスタトイル向けに、Kvitebjørn油田の複数の坑井で、ヘテロダイン分散振動感知(hDVS)技術を採用しました。hDVS 技術により、すでに坑井に設置された光ファイバーで垂直地震探査プロフィール調査を記録することができ、リグ時間が短縮されました。これらの調査ではVSI* 汎用地震探査画像化技術を用いてデータを取得しました。この技術は正確な較正情報を提供して掘削孔付近の画像化を行い、油田付近で実施中の探鉱で地震探査の把握が向上しました。VSI およびhDVSによる操業は20時間で完了しました。これに対し、従来の垂直地震探査画像化法では4日かかっていました。これにより、顧客企業はさらなる地震探査較正情報を取得し、3日のリグ時間に相当するおよそ150万ドルを節約しました。

ベネズエラでは、坑井仕上げおよび坑井試験サービスが、PDVSA向けに、ベネズエラ東部のエルフリアル油田の坑井で、P3 PURE穿孔後�御爆縮で穿孔を洗浄しました。同社は以前に貯留層との通信向上を試みましたが成功しませんでした。コイルドチュービングを配備したP3技術により、選択した貯留層区間を深く効率的に化学刺激することができました。この処理の後、坑口圧力は1,500 psiまで高まりました。

アルジェリアでは、ワイヤーラインがソナトラッチ向けに、Saturn* 3D ラジアルプローブ技術を採用し、オーバーバランスの高い低浸透率の貯留層でサンプル抽出しました。Saturn技術により、これまで従来の地層テスターでは接近できなかった流体・貯留層環境にまで地層試験を行うことができました。顧客企業は初めてツールに7,500 psiの差圧をかけて差圧限界の問題を克服し、0.02 mD/Cp という低い流動性で流体のサンプル抽出を行うことができました。これにより、貯留層の枯渇区域を特定し、ソナトラッチは地中の理解を深めることができました。

ブラジル沖合では、油層定義グループがペトロブラス向けに、管理圧力掘削(MPD)サービスで、初めての世界的プレソフト深海地層評価ワイヤーライン検層作業を完了しました。シュルンベルジェの坑口圧力管理機器が初めてMPDシステムに統合され、坑口圧を150 psiに�御して2つの裸坑検層作業を成功させました。この技術は地層評価作業中の安全リスクを軽減する上で重要でした。これにより、顧客企業は油層を定義し、油田開発のリスクを軽減する上で非常に重要な情報を得ることができました。

アブダビでは、シュルンベルジェ情報ソリューション(SIS)がアブダビ国�石油会社およびその操業会社向けに、探鉱・生産情報ソリューション(EXPRIS)プロジェクトの配備を無事完了しました。2012年にSISと締結されたこの契約には、1000人以上のユー�ーへの展開が含まれており、これらのユー�ーがさまざまな地球物理学、地質学、掘削、坑井仕上げ、流体サンプル分析、坑井試験および生産油田の各データを効率的かつ直感的に利用できるようにします。EXPRISは ProSource* E&P データ管理・配信システムを基にしており、ユー�ーはデータを他の技術アプリケーションで利用することができるため、ユー�ーの生産性とチーム統合が向上します。

        掘削グループ   (単位:100万ドル、利益率は除く)   四半期   変化率 2015年12月31日締め   2015年9月30日締め   2014年12月31日締め 前四半期比 前年同期比 売上高 $ 2,953 $ 3,219 $ 4,576 -8 % -35 % 税引き前�業利益 494 594 947 -17 % -48 % 税引き前�業利益率 16.7 % 18.4 % 20.7 % -173 bps -398 bps 減分�業利益率 38 % 28 %

掘削グループの売上高は前四半期から8%減少して30億ドルでした。その主な要因は、掘削活動の低下、価格圧力が�いたこと、季節的な冬季の活動低迷が始まったこと、通貨の下落、ならびに顧客企業の予算枯渇による業務の中断で、特に欧州/CIS/アフリカと中東・アジア地域で掘削・計測サービスおよびM-I SWACOの売上高に影響が及んだことです。

税引き前�業利益率は前四半期から1.73ポイント低下して16.7%となりました。価格の低下と突�の業務中断により売上高が減少し、減分�業利益率は38%となりました。

当四半期、新しい掘削グループの技術によって、多くの地域で掘削効率が上がり、坑井配置が最適化され、坑井の完全性が保証されたことで、業績は向上しました。

メキシコでは、掘削・計測サービスが、PEMEX向けに、複雑な地層と掘削リスクで知られるタバスコ沖合の油田の水平坑井で、GeoSphere掘削同時貯留層マッピング・サービスを採用しました。従来の掘削法によるこれまでのキャンペーンでは、尖減などの地中リスクがしばしば発生し、正確な坑井配置が非常に困難でした。この油田およびPEMEXにとってはメキシコで初めて導入したGeoSphere技術により、貯留層区間全体に沿って目標砂層をマッピングすることで地質的な不確かさを軽減し、貯留層内に坑井を最適に誘導することができました。また、GeoSphere技術で取得した情報により、岩相の構造と厚みを正確に評価することができました。これにより、地質学的モデルを更新し、この領域の次の坑井の設計と計画を最適化することができました。

ノルウェー沖合では、掘削・計測サービスが、スタトイル向けに、PowerDrive X6* 回転操行性システムを用いてValemon油田の坑井を掘削しました。PowerDrive X6技術により掘削トルクを抑え、操業効率と信頼性が向上しました。また、IDEAS* 統合ドリルビット設計プラットフォームで切削界面の四次元シミュレーションを行いました。これによってStingBlade 円錐ダイヤモンド・エレメント・ビット技術をPowerDrive X6 システムに組み合わせることで、掘削距離が�び、掘進率(ROP)が向上しました。ROPは顧客企業の予想を上回り、52.69 m/時の24時間掘削記録を達成しました。

北海ノルウェー鉱区では、ビット・掘削ツールがBP向けに、Neyrfor TTT* 貫通チューブ・ターボドリルを採用し、Ula油田の坑井で石油生産を復活させました。Neyrfor TTT技術により、流入する60 m3以上の油系流体を坑井から除去し、窒素比率の高いアンダーバランス�態を確立しました。また、CIRP* 仕上げ低圧挿入・除去機器で、坑井でキル作業を行うことなく穿孔ガンを取り出だして坑井の900 m区間を穿孔しました。顧客企業は当初の予想の3倍以上も石油生産量を増やすことができました。

ルーマニアでは、ルクオイルがシュルンベルジェのSeismic Guided Drilling* (SGD) 掘削同時地表地震探査・掘削孔計測統合とGeoservicesリアルタイム泥水比重ウィンドウ・モニタリング・サービスを組み合わせ、黒海の2つの坑井の掘削を成功させました。最初の坑井では、 SGDサービスで間隙圧の上昇とその後の安定した圧力を予想し、40 m以上貯留層の目標位置を修正しました。これにより顧客企業は掘削計画どおりに全深度(TD)まで掘削することができました。2つ目の坑井では、SGD の圧力推定により、最適な泥水比重を判断して目標位置を60 mまで改善し、顧客企業は予定よりかなり早く貯留層の全深度に達することができました。

ロシアでは、M-I SWACOがInvestgeoservis CJSC向けに、SCREEN PULSE流体・カッティングス分離器技術を採用しました。SCREEN PULSE 技術は改良装置で、シェールシェーカーでカッティングスから残留掘削流体を収集し、この流体を循環システムに戻すものです。この技術は2�の個別のプロジェクトで使用され、顧客企業は掘削廃棄物を26%削減することで、希釈、処理、搬送、処分にかかるコストを抑えることができました。

カ�フスタンでは、掘削・計測サービスが、カラチャガナク・ペトロリアム・オペレーティングB.V.向けに掘削された2つの水平坑井で、StethoScope* 地層掘削同時加圧サービスを実施しました。この技術により、リアルタイムに圧力測定を行い、他の検層と組み合わせたプロフィールを作成し、貯留層動的圧力をモデル化しました。これは採集を最適化するためには不可欠な作業です。顧客企業はリグ時間を短縮することでおおよそ70万ドルのコストを削減するとともに、操業リスクを軽減することができました。

イラクでは、シュルンベルジェはBP向けに、StingBlade円錐ダイヤモンド・エレメント・ビット技術を採用し、ルマイラ油田の坑井で、複数回の掘削作業が必要だった問題を解決しました。StingBlade技術の優れた耐摩耗性により、掘削距離が伸び、ROPが向上しました。これにより、顧客企業は、オフセット坑井の平均に比べ、ROPを63.5%向上させることで、単一の作業で坑井の全区間を掘削し、リグ時間を3日以上短縮しました。

中国では、掘削・計測サービスが、ニューフィールド・エクスプロレーション向けに、地層評価、坑井配置、掘削最適化の各技術を組み合わせ、LF7-2油田開発キャンペーンで9つの坑井を掘削しました。EcoScope†* 多機能掘削同時検層、PeriScope* 地層境界マッピング、PowerDrive Orbit* 回転操行性システムの各技術を用いて、単一の作業で貯留層上部付近に水平坑井を最適に誘導し、枝掘りの必要性をなくしました。このキャンペーンの掘削作業では、全体のROPが向上し、顧客企業は、掘削時間を11日短縮することができました。これは当初の掘削計画から10%に相当します。

          生産グループ   (単位:100万ドル、利益率は除く)   四半期   変化率 2015年12月31日締め     2015年9月30日締め     2014年12月31日締め 前四半期比 前年同期比 売上高 $ 2,671 $ 2,974 $ 4,863 -10 % -45 % 税引き前�業利益 303 330 898 -8 % -66 % 税引き前�業利益率 11.3 % 11.1 % 18.5 % 24 bps -713 bps 減分�業利益率 9 % 27 %

生産グループの売上高は前四半期から10%減少して27億ドルでした。売上高減少の80%は北米の陸上活動がさらに減少したためで、顧客企業の予算が枯渇したことからリグカウントがさらに減少し、価格圧力が強まりました。圧力ポンピング・サービスの市場価格はさらに持�不可能なレベルにまで落ち込みました。

活動が低下し、圧力ポンピング・サービスで価格がさらに低下したものの、税引き前利益率は前四半期から0.24ポイント上昇して11.3%となりました。前四半期比での減分�業利益率は9%に改善されました。圧力ポンピングの利益率は低下したものの、中南米でのシュルンベルジェ生産管理プロジェクトの利益率が上昇し、OneSubsea合弁事業の純利益が増加したことで、その影響は概ね相殺されました。

新しい生産グループの技術により、生産が加速し、採集が強化され、操業効率が高まったことで、顧客企業は問題を克服することができました。

クウェート南東部では、坑井サービスが、クウェート石油会社向けに、大ブルガン油田の砂岩貯留層の坑井で、HiWAY* フローチャンネル技術により大規模な破砕処理を完了しました。HiWAY 技術により、従来の水圧破砕法では通常直面する坑井配置およびプロッパント逆流の問題を克服することができました。破砕処理後、この坑井での石油生産は1日当たり3,000 bbl自�な連�流に達しました。

チュニジアでは、坑井介入サービスが、Serept向けに、アシュタルト油田の2つの坑井で刺激処理を行いました。この貯留層は高温なため正確に流体を選択する必要がありました。Jet Blaster* エンジニアード高圧ジェッティング・サービスの集中的な高エネルギー流体流により、貯留層の母岩内の奥深くまで刺激流体を正確に配置することができました。これにより処理後の生産量は顧客企業の予想を上回り、生産量は、1つの坑井で4倍、2つ目の坑井では2倍に増えました。

エクアドルでは、坑井サービスがペトロアマゾナス向けに、Parahuacu油田の生産量減少に対処するための再仕上げ戦略の一環として、DualSTIM* 破砕サービスを採用しました。DualSTIM 技術では水系流体を用いて、適度の浸透率と高い水分濃度に反応しやすい粘土含有量を有する高度に枯渇した貯留層を刺激しました。2014年に多抗井キャンペーンが開始されて以来、DualSTIM 技術と水圧破砕を組み合わせることで、石油生産量の累積増加分は40万bblを�えました。

同じくエクアドルでは、坑井サービスが、シュシュフィンディ・コンソーシアム向けに、アグアリコ油田の坑井でInvizion* 統合地層分離サービスを採用しました。Invizion 技術でリアルタイムにセメンチング作業を追跡・評価したことで、結果の解釈を容易に行うことができました。また、この技術によって坑井データが統合され、地層分離の問題を特定し、予想される短期的または長期的影響を評価することができました。

エクアドルの別の場所では、坑井介入サービスが、オリオン・エナジー向けに、OneSTEP* 簡易砂岩刺激技術を採用し、電動海中ポンプの完全性を損なうことなく、坑井の損傷部を除去し、流体搬送の問題を克服しました。従来の刺激処理法では電動水中ポンプの不良により作業が実施できませんでした。OneSTEP 技術では単一の流体ソリューションを用いて坑井の損傷部を除去し、岩層が崩壊するリスクを抑えて砂岩貯留層をより均一に刺激しました。顧客企業は生産量を倍増させるともに、沈殿物と水の割合を0.1%に�持することができました。

ガボン沖合では、シュルンベルジェの坑井仕上げサービスが、VAALCOエナジー向けに統合ソリューションを採用し、エタメ油田の開発で3つの水平坑井を仕上げました。この裸孔グラベルパック仕上げで、このソリューションには貯留層掘削流体、仕上げ、人工採油の各技術が含まれています。特に、AquaPac* 統合ウォーターパッキング・システムでは、塩水を用いて事前設置されたスクリーン周辺に砂礫を運んで配置し、砂の発生を防止しました。FloPro NT* 技術で、貯留層区間から大量のカッティングスを搬送しました。操業的には、これらの坑井はグラベルパックされ、顧客企業の希望に沿った坑井生産性を達成しました。

            財務諸表   要約連結損益計算書   (単位:100万ドル、1株当たりの金額を除く)   第4四半期 通期 12月31日締め     2015   2014     2015   2014   売上高 $ 7,744 $ 12,641 $ 35,475 $ 48,580 利息およびその他の収入 81 71 236 291 経費 売上原価 6,292 9,691 28,321 37,398 研�・エンジニアリング 276 324 1,094 1,217 一般管理費 132 122 494 475 減損その他 (1) 2,136 1,773 2,575 1,773 利息       91       87       346     369   税引き前利益(損失) $ (1,102 ) $ 715 $ 2,881 $ 7,639 所得税(還付) (1)       (113 )     398       746     1,928   ��事業によるシュルンベルジェの利益(損失) (989 ) 317 2,135 5,711 非��事業による損失       -       -       -     (205 ) 純利益(損失) (989 ) 317 2,135 5,506 非支配持分に帰属する純利益       27       15       63     68   シュルンベルジェに帰属する純利益(損失)     $ (1,016 )   $ 302     $ 2,072   $ 5,438     以下に係わるシュルンベルジェの利益: ��事業によるシュルンベルジェの利益(損失)(1) $ (1,016 ) $ 302 $ 2,072 $ 5,643 非��事業による損失       -       -       -     (205 ) 純利益(損失)     $ (1,016 )   $ 302     $ 2,072   $ 5,438     シュルンベルジェの希薄化後1株当たり利益 ��事業によるシュルンベルジェの利益(損失)(1) $ (0.81 ) $ 0.23 $ 1.63 $ 4.31 非��事業による損失       -       -       -     (0.16 ) 純利益(損失)     $ (0.81 )   $ 0.23     $ 1.63   $ 4.16     経費に含まれる減価償却費(2)     $ 963     $ 1,065     $ 4,078   $ 4,094     (1) 詳細は「特別費用・利益」の項をご覧ください。 (2) 有形固定資産の償却および無形資産の償却、マルチクライアント地震探査データ費用、SPM投資を含みます。 流通株式に関する詳細は、「補�情報」をご覧ください。       要約連結貸借対照表   (単位:100万ドル)   12月31日締め 12月31日締め 資産の部     2015       2014 流動資産 現金および短期投資 $ 13,034 $ 7,501 売掛金 8,780 11,171 その他の流動資産       5,098         6,022 26,912 24,694 債券投資(満期保有) 418 442 固定資産 13,415 15,396 マルチクライアント地震探査データ 1,026 793 のれん 15,605 15,487 無形資産 4,569 4,654 その他の資産       6,060         5,438       $ 68,005       $ 66,904   負債および株主資本の部               流動負債 買掛金・未払負債 $ 7,727 $ 9,246 概算所得税債務 1,203 1,647 短期借入金・長期債務の1年以内返済分 4,557 2,765 未払配当金       634         518 14,121 14,176 長期債務 14,442 10,565 退職後給付 1,434 1,501 繰�税金 1,075 1,296 その他の負債       1,028         1,317 32,100 28,855 株主資本       35,905         38,049       $ 68,005       $ 66,904

純負債

「純負債」は、負債総額から現金、短期投資、債券投資(満期保有)を控除した額です。純負債は負債の返済に充当できる現金と投資額を反映しているため、シュルンベルジェの負債水準に関する有益な情報を提供すると経�陣は考えています。

純負債の増減の詳細を以下に示します。

  (単位:100万ドル)             12月31日締め     通期

2015

  第4四半期

2015

  通期

2014

��事業による利益(損失)(非支配持分控除前) $ 2,135 $ (989 ) $ 5,711 減損およびその他の費用(税抜き)   2,218     1,835     1,639   ��事業による利益(非支配持分控除前)(特別費用・利益を除く) 4,353 846 7,350 減価償却(1) 4,078 963 4,094 年金およびその他の退職後給付費用 438 112 355 株式報酬費用 326 76 329 年金およびその他の退職後給付資金 (346 ) (54 ) (390 ) 運転資金の減少(増加) (2) (478 ) 31 (36 ) その他   434     204     (507 ) �業活動によるキャッシュフロー   8,805     2,178     11,195     設備投資 (2,410 ) (627 ) (3,976 ) SPM投資 (953 ) (603 ) (740 ) 資本計上されたマルチクライアント地震探査データ費用   (486 )   (150 )   (321 ) フリーキャッシュフロー(3)   4,956     798     6,158     自社株買い戻しプログラム (2,182 ) (398 ) (4,678 ) 支払配当金 (2,419 ) (633 ) (1,968 ) 従業員持株�度による受取金   448     25     825     803     (208 )   337     事業買収・投資(取得した現金と負債を控除) (478 ) (154 ) (1,501 ) 非��事業-米国司法省との和解 (233 ) - - その他   (252 )   19     220   純負債の増加 (160 ) (343 ) (944 ) 純負債(期首)   (5,387 )   (5,204 )   (4,443 ) 純負債 $ (5,547 ) $ (5,547 ) $ (5,387 )   純負債の内訳     12月31日締め2015 9月 30日締め2015   12月31日締め2014 現金および短期投資 $ 13,034 $ 6,605 $ 7,501 債券投資(満期保有) 418 439 442 短期借入金・長期債務の1年以内返済分 (4,557 ) (4,761 ) (2,765 ) 長期債務   (14,442 )   (7,487 )   (10,565 ) $ (5,547 ) $ (5,204 ) $ (5,387 )     (1) 有形固定資産の償却および無形資産の償却、マルチクライアント地震探査データ費用、SPM投資を含みます。   (2) 2015年12月31日締め通期に約8億1000万ドル、2015年第4四半期に約2億500万ドルの退職手当が含まれます。  

(3)

「フリーキャッシュフロー」とは、�業活動によるキャッシュフローから、設備投資、SPM投資、資本計上されたマルチクライアント地震探査データ費用を控除した金額です。これは、負債を削減し、買収や自社株買い戻しと配当による株主への現金還元などの株主価値を高める機会を捉えるために利用できる資金を表しているため、重要な指標であると経�陣は考えています。

特別費用・利益

2015年度通期および第4四半期プレスリリースでは、米国で一般的に認められた会計原則(GAAP)に基づく財務業績に加え、非GAAPによる財務業績(SECの規則Gに基づく)を提示しています。これらの非GAAP財務指標と対応するGAAP指標の差異調整を以下に示します。

  (単位:100万ドル、1株当たりの金額を除く)                   2015年第4四半期 税引き前   税金   非支配持分   純額     希薄化後EPS シュルンベルジェの��事業による利益(特別費用・利益を除く) $ 1,034 $ 188 $ 27 $ 819 $ 0.65   固定資産減損 (776 ) (141 ) - (635 ) 人員削減 (530 ) (51 ) - (479 ) 在庫償却 (269 ) (27 ) - (242 ) コロンビアでのSPMプロジェクトの減損 (182 ) (36 ) - (146 ) 施設の閉鎖 (177 ) (37 ) - (140 ) 地政学的事象 (77 ) - - (77 ) 契約取� (41 ) (2 ) - (39 ) その他   (84 )     7) )     -     (77 )   シュルンベルジェの��事業による報告損失 $ (1,102 )   $ (113 )   $ 27   $ (1,016 ) $ (0.81 )   2015年通期 税引き前   税金   非支配持分   純額     希薄化後EPS シュルンベルジェの��事業による利益(特別費用・利益を除く) $ 5,456 $ 1,103 $ 63 $ 4,290 $ 3.37   人員削減 (920 ) (107 ) - (813 ) 固定資産減損 (776 ) (141 ) - (635 ) 在庫償却 (269 ) (27 ) - (242 ) コロンビアでのSPMプロジェクトの減損 (182 ) (36 ) - (146 ) 施設の閉鎖 (177 ) (37 ) - (140 ) 地政学的事象 (77 ) - - (77 ) ベネズエラでの通貨切り下げによる損失 (49 ) - - (49 ) 契約取� (41 ) (2 ) - (39 ) その他   (84 )     7) )     -     (77 ) シュルンベルジェの��事業による報告利益 $ 2,881     $ 746     $ 63   $ 2,072   $ 1.63     (単位:100万ドル、1株当たりの金額を除く)               2014年第4四半期 税引き前   税金   非支配持分   純額     希薄化後 

EPS

シュルンベルジェの��事業による利益(特別費用・利益を除く) $ 2,488 $ 532 $ 15 $ 1,941 $ 1.50 ウェスタンジーコの再編 (806 ) (25 ) - (781 ) ベネズエラでの通貨切り下げによる損失 (472 ) - - (472 ) 人員削減 (296 ) (37 ) - (259 ) SPMプロジェクトの減損   (199 )     (72 )     -     (127 ) シュルンベルジェの��事業による報告利益 $ 715     $ 398     $ 15   $ 302   $ 0.23   2014年通期 税引き前   税金   非支配持分   純額     希薄化後 

EPS

シュルンベルジェの��事業による利益(特別費用・利益を除く) $ 9,412 $ 2,062 $ 68 $ 7,282 $ 5.57 ウェスタンジーコの再編 (806 ) (25 ) - (781 ) ベネズエラでの通貨切り下げによる損失 (472 ) - - (472 ) 人員削減 (296 ) (37 ) - (259 ) SPMプロジェクトの減損   (199 )     (72 )     -     (127 ) シュルンベルジェの��事業による報告利益 $ 7,639     $ 1,928     $ 68   $ 5,643   $ 4.31   製品グループ (単位:100万ドル)         四半期 2015年12月31日締め   2015年9月30日締め   2014年12月31日締め 売上高 税引き前利益 売上高   税引き前利益 売上高   税引き前利益 油層定義 $ 2,154 $ 520 $ 2,321 $ 614 $ 3,265 $ 984 掘削 2,953 494 3,219 594 4,576 947 生産 2,671 303 2,974 330 4,863 898 �去など (34 )   (29 ) (42 )   (17 ) (63 )   (48 ) 税引き前�業利益 1,288 1,521 2,781 全社など - (179 ) - (198 ) - (221 ) 受取利息(1) - 8 - 8 - 8 支払利息(1) - (83 ) - (78 ) - (80 ) 特別費用・利益   -     (2,136 )   -     -     -     (1,773 ) $ 7,744   $ (1,102 ) $ 8,472   $ 1,253   $ 12,641   $ 715     地域別 (単位:100万ドル)       四半期 2015年12月31日締め   2015年9月30日締め   2014年12月31日締め 売上高 税引き前利益 売上高   税引き前利益 売上高   税引き前利益 北米 $ 1,955 $ 139 $ 2,273 $ 202 $ 4,324 $ 849 中南米 1,407 324 1,422 295 2,053 429 欧州/CIS/アフリカ 2,059 428 2,274 505 3,063 683 中東・アジア 2,248 507 2,372 641 3,094 877 �去など 75   (110 ) 131   (122 ) 107   (57 ) 税引き前�業利益 1,288 1,521 2,781 全社など - (179 ) - (198 ) - (221 ) 受取利息(1) - 8 - 8 - 8 支払利息(1) - (83 ) - (78 ) - (80 ) 特別費用・利益   -   (2,136 )   -   -     -   (1,773 ) $ 7,744 $ (1,102 ) $ 8,472 $ 1,253   $ 12,641 $ 715     (1) 製品グループおよび地域別業績に含まれる利息を除きます。   製品グループ (単位:100万ドル)       通期 2015年12月31日締め   2014年12月31日締め 売上高   税引き前利益 売上高   税引き前利益 油層定義 $ 9,501 $ 2,450 $ 12,905 $ 3,708 掘削 13,563 2,538 18,128 3,805 生産 12,548 1,585 17,763 3,193 �去など (137 )   (63 ) (216 )   (130 ) 税引き前�業利益 6,510 10,576 全社など - (768 ) - (848 ) 受取利息(1) - 30 - 31 支払利息(1) - (316 ) - (347 ) 特別費用・利益   -     (2,575 )   -     (1,773 ) $ 35,475   $ 2,881   $ 48,580   $ 7,639       地域別 (単位:100万ドル)   通期 2015年12月31日締め 2014年12月31日締め 売上高 税引き前利益 売上高 税引き前利益 北米 $ 9,811 $ 999 $ 16,151 $ 3,057 中南米 6,014 1,315 7,699 1,639 欧州/CIS/アフリカ 9,284 1,979 12,515 2,765 中東・アジア 9,898 2,661 11,875 3,273 �去など 468   (444 ) 340   (158 ) 税引き前�業利益 6,510 10,576 全社など - (768 ) - (848 ) 受取利息(1) - 30 - 31 支払利息(1) - (316 ) - (347 ) 特別費用・利益   -     (2,575 )   -     (1,773 ) $ 35,475   $ 2,881   $ 48,580   $ 7,639     (1) 製品グループおよび地域別業績に含まれる利息を除きます。   補�情報   1) 減分�業利益率の定義はどのようなものですか? 減分�業利益率は、税引き前�業利益の変化と売上高の変化の比率です。   2) 2015年第4四半期の税引き前�業利益率と減分�業利益率はどうなっていますか? 2015年第4四半期の税引き前�業利益率は16.6%、前年同期比減分�業利益率は31%、前四半期比減分�業利益率は32%でした。   3) 2015年通期の税引き前�業利益率と減分�業利益率はどうなっていますか? 2015年通期の税引き前�業利益率は18.4%、前年比減分�業利益率は31%   4) 2015年第4四半期の��事業による利益(非支配持分および特別費用・利益控除前)に対する割合としてのフリーキャッシュフローはどうなっていますか? 2015年第4四半期のフリーキャッシュフローは、退職金の2億500万ドルを含み7億9800万ドルで、��事業による利益(非支配持分および特別費用・利益控除前)に対する割合は94%でした。   5) 2015年通期の��事業による利益(非支配持分および特別費用・利益控除前)に対する割合としてのフリーキャッシュフローはどうなっていますか? 2015年通期のフリーキャッシュフローは、退職金の8億1000万ドルを含み49億6000万ドルで、��事業による利益(非支配持分および特別費用・利益控除前)に対する割合では114%でした。   6) 2016年通期の設備投資の指針はどうなっていますか? 2016年度のシュルンベルジェの設備投資(マルチクライアントおよびSPM投資を除く)は24億ドルと予想されます。2015年度通期の設備投資は24億ドルでした。   7) 2015年第4四半期の「利息およびその他の収入」には何が含まれますか? 2015年第4四半期の「利息およびその他の収入」は8100万ドルで、その内訳は、持分法投資利益の6700万ドルと受取利息の1400万ドルです。   8) 2015年第4四半期に受取利息と支払利息はどのように変化しましたか? 受取利息は1400万ドルで、前四半期から100万ドル増加しました。支払利息は9100万ドルで、前四半期から500万ドル増加しました。   9) 税引き前�業利益とシュルンベルジェの税引き前連結利益の違いは何ですか? この違いは、セグメントに割り当てられていない社費(特別費用・利益を含む)および受取利息/支払利息、ならびに株式報酬費用、一定の無形資産に関連する償却費用、一元管理イニシアチブ、その他の�業外項目です。   10) 2015年第4四半期の実効税率(ETR)は、どの程度でしたか? 特別費用・利益を除く2015年第4四半期の実効税率は18.2%、2015年第3四半期は20.0%でした。   特別費用・利益を含む2015年第4四半期の実効税率は10.2%でした。   11) 2015年12月31日時点での流通普通株式数はどれぐらいでしたか?また、この株式数は前四半期末からどの程度変化しましたか? 2015年12月31日時点での流通普通株式数は12億5600万株でした。以下の表に、2015年9月30日から2015年12月31日までの株式数の変化を示します。         (単位:100万ドル) 2015年9月30日時点での流通株式数 1,261 オプション保有者に売却した株式(交換した株式を除く) - �限付き株式の付与 - 従業員株式購入�度に基づいて発行された株式 - 自社株買い戻しプログラム (5 ) 2015年12月31日時点での流通株式数 1,256     12) 2015年第4四半期および第3四半期の加重平均流通株式数はどれぐらいでしたか?また、��事業による希薄化後1株当たり利益(特別費用・利益を除く)の計算で用いた希薄化後平均流通株式数との差異調整はどのようになっていますか? 2015年第4四半期および2015年第3半期の加重平均流通株式数は、それぞれ12億5900万株と12億6500万株でした。以下に、加重平均流通株式数と希薄化後平均流通株式数の差異調整を示します。   (単位:100万ドル) 第4四半期 2015       第3四半期r2015 加重平均流通株式数 1,259     1,265 想定されるストックオプションの行使 2 3 未付与の�限付き株式 3       4 希薄化後平均流通株式数 1,264       1,272   13) 2015年第4四半期のマルチクライアントの売上高は、どうなりましたか? 2015年第4四半期のマルチクライアントの売上高(譲渡手数料を含む)は1億1700万ドル、2015年第3四半期は6000万ドルでした。   14) 2015年第4四半期末時点でのウェスタンジーコの受注残はどれぐらいでしたか? 2015年第4四半期末時点でのウェスタンジーコの受注残(顧客と締結済みの契約に基づく)は11億3000万ドルでした。2015年第3四半期末時点では9億1000万ドルでした。   15) シュルンベルジェによる承認待ちのキャメロン・インターナショナル・コーポレーション買収の資金調達として2015年12月に発行されたシニア債の年利と満期はどのようになっていますか? シュルンベルジェ・リミテッドの間接的完全所有米国子会社であるシュルンベルジェ・ホールディングス・コーポレーション(SHC)は、2015年12月に5つのトランシェで総額60億ドルのシニア債を発行しました。年利と満期はそれぞれ以下の通りです。2017年満期、年利1.900%のシニア債5億ドル、2018年満期、年利2.350%のシニア債13億ドル、2020年満期、年利3.000%のシニア債16億ドル、2022年満期、年利3.625%のシニア債8億5000万ドル、および2025年満期、年利3.625%のシニア債17億5000万ドル。   16) 2015年第4四半期にシュルンベルジェが計上したさまざまな費用は何に関するものですか?   人員削減および休職奨励プログラム: 2016年の活動見通しに基づき、また、サポート構造をさらに合理化するため、シュルンベルジェは、2015年第4四半期、さらに人員を削減し、休職奨励(ILOA)プログラムを拡大することに決定しました。これにより、シュルンベルジェは第4四半期、この人員削減とILOAプログラムに関連して5億3000万ドルの費用を計上しました。   資産減損および再編費用: 悪化を�ける石油ガス産業の市場�況およびこれが活動見通しに及ぼす影響により、シュルンベルジェは、一部資産の帳簿価額が回収不能と判断し、2015年第4半期、一定の決定を行った結果、以下の減損および再編費用が発生しました。 -- 主に、北米で十分に活用されていない圧力ポンピングおよび他の機器、ならびに一部の下位レベルの掘削リグに関連する7億7600万ドルの固定資産減損 -- 主に北米での一部在庫の帳簿価額の償却費用として2億6900万ドル -- 最近のコモディティー価格の下落により、コロンビアでのSPMプロジェクトへの残りの投資の帳簿価額減額のための1億8200万ドル。このプロジェクトは契約終了に近づいており、収益源は直接原油価格に関連していることも併せて考慮しました。 -- 施設に関連する1億7700万ドル。これには予定している一部資産の売却と一部のリース期間の終了が含まれます。 -- 中東の一部の国における地政的問題により回収不能となった資産に関連する7700万ドル -- 契約終了費用に関連する4100万ドル -- 現在の市場�況に関連する他の費用として8400万ドル。これには、有価証券の一時的でない減損に関連する4000万ドルと、持分法投資の減損に関連する1500万ドルが含まれます。 シュルンベルジェでは、これらの資産減損および再編費用により多額の現金支出が発生するとは考えていません。

シュルンベルジェについて

シュルンベルジェは世界の石油・ガス産業で活動する顧客に技術、総合プロジェクト管理、情報ソリューションを提供する世界的大手企業です。140カ国以上の9万5000人以上を雇用するシュルンベルジェは85カ国以上で�業し、探鉱から生産まで、業界で最も幅広く商品とサービスを提供しています。

シュルンベルジェ・リミテッドは主要なオフィスをパリ、ヒューストン、ロンドン、ハーグに置き、2015年の売上高は354億7000万ドルでした。詳細情報についてはwww.slb.com をご覧ください。

* シュルンベルジェまたはシュルンベルジェ関連会社のマーク

† 石油天�ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC、旧石油公団(JNOC))とシュルンベルジェは、LWD技術を開発する研�プロジェクトで協力しました。EcoScopeおよびNeoScopeのサービスではこの協力により生まれた技術を採用しています。

注記

シュルンベルジェは2016年1月22日金曜日に電話会議を開催し、上記の決算発表ならびに事業見通しについて議論します。会議は米国中部時間午前8時、米国東部時間午前9時、パリ時間午後3時から開始します。一般公開されるこの会議に参加するには、+1 (800) 230-1059(北米内)または+1 (612) 234-9959(北米以外)まで、予定された開始時間の約10分前までに電話し、電話会議オペレーターに「シュルンベルジェ決算発表電話会議」への参加を伝えてください。この電話会議の終了後、2016年2月21日まで録音再生を聴取できます。+1 (800) 475-6701 (北米)または+1 (320) 365-3844(北米以外)にダイヤルしてください。アクセスコードは373076です。

電話会議はwww.slb.com/irwebcastにて、聴取のみの方式でウェブキャストで同時放送されます。電話会議が始まる15分前にログインし、お使いのブラウ�ーをテストして電話会議への登録をしてください。ウェブキャストの録音再生は2016年3月31日まで同じウェブサイトでご利用いただけます。

本書(2015年第4四半期・通期決算発表)および補�情報、ならびに当社の他の見解には連邦証券法の意味での「将来見通しに関する記述」が含まれています。これには過去の事実ではない記述、例えば、事業見通しに関する当社の予測または予想、シュルンベルジェ全体および各セグメント(および各セグメントの特定の製品または地域)の成長、石油・天�ガスの需要と生産の増加、石油・天�ガスの価格、操業手順および技術の向上、シュルンベルジェおよび石油・ガス業界の設備投資、シュルンベルジェの顧客企業の事業戦略、キャメロンの当社事業への統合、キャメロンとの取引により予想される利益、シュルンベルジェの合弁事業および提携の成功、将来の世界経済�況、将来の�業業績などが含まれます。これらの記述はリスクと不確実性を伴います。これには、世界経済�況、シュルンベルジェの顧客企業による探鉱・生産支出の変化および石油・天�ガスの探鉱・開発レベルの変化、世界の主要地域における一般的な経済、政治、事業�況、価格の下落、気候および季節的要因、操業の変更、遅�、中止、生産減少、政府の規�および規�要�の変更(沖合石油・ガス探鉱、放射線源、爆発物、化学薬品、水圧破砕サービス、気候関連のイニシアチブに関連するものを含む)、探鉱の新たな課題に技術が対応できない可能性、予定しているキャメロンの合併が行われないリスク、予定しているキャメロンの合併の保留によるマイナスの影響、キャメロンの合併完了後に合併事業の統合を成功させ、予想される相乗効果を実現できない可能性、主要な従業員を�持できない可能性、合併の費用、および当社の2015年第4四半期・通期決算発表および補�情報、および証券取引委員会に提出または提供した最新のフォーム10-K、10-Qおよび8-Kで詳述したその他のリスクと不確実性が含まれますが、これらに限定されるものではありません。これらのリスクや不確実性の1つまたは複数あるいは他のリスクや不確実性が実際に起こった場合(またはこのような�況の変化の結果)、あるいは基礎となる前提が誤りであった場合、実際の結果は将来見通しに関する記述に示されたものとは大きく異なる場合があります。新たな情報、将来の出来事などが発生した場合でも、シュルンベルジェはこれらの記述を更新して公開するあるいはこれらの記述を改訂する意図はなく、またその義務を負うものではありません。

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